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フリートーク:成功した、リメイク作品とは?
成功した、リメイク作品とは?
2007/09/03
by
もこみち☆
興行成績を別にして、例えば、黒澤作品を例に挙げれば、「荒野の七人」「荒野の用心棒」「羅生門」のリメイク(ごめんなさい、題名忘れた)、日本では、「野良犬」(主演・渡哲也)などがありますが・・・
やっぱり、「荒野の用心棒」が一番成功したリメイク作だと、思います。
何故ならば、元版をほとんど連想させない位、主演も演出も音楽も強力なキャラを持っていて、完成度も高く、その後のマカロニ・ウエスタン・ブームの火付け役になったからです。
モチロン、黒澤明監督の影響はカナリ受けているようですが、当時はまったく無名であった人たちが、世界で活躍するようになりました。
「荒野の七人」など、他の作品は、見ている内に、観客が黒澤版と比較してしまうスキを与えてしまう感があって、そこが問題だと思います、「荒野の用心棒」は、そのスキを与えないアクの強さ・個性がありました、やっぱり、独立した別の作品と思える位、個性・アクが強いのが、成功した、リメイク作品だと思います。
さて、織田裕二版「椿三十郎」は、来年公開か?と思ったら、今年の12月1日封切でした。
織田ちゃんが主演なら、興行的にはマズ成功するでしょうが、作品的にはハタシテ如何なものか?
ワタクシ貧乏暇無しなもので、試写会に行けないので、HPやTVで予告編を見ました。
元版の脚本をそのまま使ったと言う事を聞きましたが、若侍が床下に隠れているその床板のボロさ具合とか、「私の名前は、椿三十郎」と名のる時のアングルなど、元版にかなり似てます、と言う事は、ラストの果し合いによる、消火栓噴出のような血しぶきも、そのままカナ?
織田ちゃんは、三船氏と比べると、かなり爽やかな「椿三十郎」ですね、ただ、ギラギラした感じと言うのは、良く出ているようです。
森田監督は、果たしてどう作るのか?あの「雨あがる」みたいに、黒澤風にするのか?新境地を開拓するのか??ただ、あの珍作「の・ようなもの」みたく、「椿三十郎の・ようなもの」で終わって欲しくないと、期待しています。。。
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成功した、リメイク作品とは?
2008/05/16 by
牧坂満「羅生門」のリメイクはマーティン・リット監督の「暴行」ですね。名匠リットをしてもオリジナルには遙か及ばずといったところです。黒澤明監督作品は一応の成功を納めた「もこみちさん」御指摘作品もありますが、全てが、やはり及ばずと言っても過言ではないでしょう。むしろ、黒澤作品では監督の思い入れとは違う方向に行かざるをえなかった「わが青春に悔なし」や「一番美しく」、「素晴らしき日曜日」⇔フランスでは絶賛されましたが…。等々をリメイクして貰いたいと思っています。
ジョン・フォード監督の「駅馬車」をリメイクしたゴードン・ダグラス監督の「駅馬車」も標準以上の作品でしたが、オリジナルが偉大過ぎて、評判は悪かったことを記憶しています。 -
黒澤明映画の安易なリメイクは犯罪
2008/05/16 by
夢寝由来もこみちさん、
苦言から入ります。
「荒野の七人」「荒野の用心棒」はリメイクというよりプロット借用の別物だと思っています。
これはジョン・スタージェスとセルジオ・レオーネが監督である以前に無類の映画ファンである事と黒澤明がジョン・フォードのファンである事つまりスタージェスもレオーネも間接的に“ぶっきらぼうな男の優しさ”“馬の躍動感”“喉の渇きは地獄だが何故か惹かれる砂漠の魅力”をこよなく愛したフォードの影響を上手く継承しているからです。
そういう背景を全く理解していない監督さんが妙なアレンジをした上に学芸会タレントを動員して「椿三十郎」や「隠し砦の三悪人」をリメイクしたといっても本末転倒です。
さて本題ですが見つけるのは正に≪砂漠の中から砂金を捜す≫ような確立ですね。
ハリウッドでも「麗しのサブリナ」「飛べ!フェニックス」とか無残な代物が多いですから…。
稲垣浩監督のセルフリメイク「無法松の一生」はカラー・シネマスコープ版(1958)<リンクURL>の方が音声・画質とセリフの自由な表現等全て出来栄えがリメイク版の方が上です。
オリジナル版<リンクURL>は1943年製作で軍の検閲でかなりカットされフィルム状態も当然音声も不明瞭です。 -
Re: 成功した、リメイク作品とは?
2008/05/17 by
もこみち☆牧坂満さん、こんにちは。
古いスレを掘り出して頂いて感激です(^^;
>「羅生門」のリメイクは、マーティン・リット監督の「暴行」ですね。
ありがとうございます、思い出しました。
確か、ポール・ニューマンが出てたのと、死者の霊を呼び出すのが、ジプシーの祈祷師(インディアンだったカナ?)だったのを記憶していますが、なんだかなぁ??と言う印象であったのは、否めませんね。
黒澤映画では、どちらかと言うと、アメリカ映画系のシンプルで直線的な所に私は惹かれます。
なので、それを牽引する三船敏郎氏が現れる以前の作品(アクション物を除く)と、カラーになった「どですかでん」以降の作品がイマイチなじめません。(映画的には素晴らしいのですが・・・)
と言う事で、「我が青春に悔いなし」...etc、私もリメイクされたら観てみたいです、出来ればヨーロッパ的なしっとりとした作風の監督が良いカナ?(個人的趣味で、すみません。)
映画の教則本のような、ジョン・フォード監督の「駅馬車」をリメイクするとは凄いことですね。
あの、サム・ペキンパー監督の「ゲッタ・ウェイ」のリメイク版もなんだかなぁ?作品でしたが、やっぱり元版のインパクトが強力だったり、映画史に残るような偉大な作品のリメイクは、なかなか困難なようですね。 -
Re: 成功した、リメイク作品とは?
2008/05/17 by
もこみち☆夢寝由来さん、こんにちは。
>「荒野の七人」「荒野の用心棒」はリメイクというよりプロット借用の別物だと思っています。
ズバリ!ご指摘ありがとうございます。
レオーネもスタージェスも、黒澤映画だけでなく、そのルーツにあるジョン・フォード監督のポリシーや求めてまなかったものまでを、しっかり継承した上で、映画づくりをしていると言うことですね。
私も、織田ちゃん版「椿三十郎」のレビューで高評価をしましたが、映画としてはかなり散々でしたね。
ただ、織田ちゃんの口から「黒澤映画という“聖域”」と言う言葉を聴いたので、良くプレッシャーと闘ったというエールを込めて書いてみました。
ところで、「隠し砦の三悪人」は、かなり悪評が並んでいますね、私も天邪鬼なもので逆にどんなんかなぁ??と観てみたくなります。
>さて、本題ですが見つけるのは正に≪砂漠の中から砂金を捜す≫ような確立ですね。
昔で言うと[タブラン]、英語で言うと[ブルー・ローズ]、一言で言うと≪限りなくアリエン!≫と言う事ですね(T_T)サビシイ〜!
「飛べ!フェニックス」など、確かになんかなぁ?作品でした。
でも、ハリウッド版「シャル・ウィー・ダンス」などは、プロット借用の別物として評価して頂けませんか?(^^;(割と気に入ってるもので、すみません。)
稲垣浩監督のセルフリメイク「無法松の一生」、レンタルで捜して、母も三船敏郎氏のファンなので二人で観てみます。 -
猿も樹から落ちる…
2008/05/17 by
夢寝由来或いは、弘法も筆の誤り、河童の川流れ、そして
黒澤明も“どですかでん”と脱線
どんな名人でも失敗すると思います。
これは『惚れた眼にはアバタもエクボ』的な生粋の日本人感覚の方(太田光総理)には『ドライだ!』と批判されるでしょうが、私も黒澤明は1948年〜1965年(特に1954年)が絶頂期だと思います。<リンクURL> 私のレビューはその時期の厳選7本です。
他の追従を許さなかった『水墨画の名人』が突然(以前からの計画かも知れないが)豊かな油絵の具を駆使しても…カラー7本も一応見てますが投稿拒否状態です。
≪坊主憎けりゃ袈裟までも≫ではありません。
織田裕二は「踊る大走査線」や「ホワイトアウト」は良かったし、阿部寛は共演女優のモチベーションを向上させる特殊な才能を持った俳優だと思います。
映画を悪くしているのは最初のボタンの掛け間違い=題材選択のミスと傲岸不遜のつもりの厚顔無恥な監督の思い上がりです。
「シャル・ウィ・ダンス」は無論許容範囲です。
「無法松の一生」はお薦めです。
あと黒澤明脚本による「ジャコ万と鉄」はオリジナル谷口千吉監督<リンクURL>、リメイク深作欣二監督<リンクURL>でこれは成功例だと思います。DVDはリメイク版が発売されれます。 -
太田光総理!
2008/05/18 by
もこみち☆夢寝由来さん、おはようございます。
TV「SmaSTATION」に太田総理が出た時、私も見ましたが、かなり強引に持論を展開する人ですね(笑)。
太田総理も「どですかでん」「夢」「デルス・ウザーラ」等、黒澤映画的な特徴は随所にあるのですが、たぶん、ピンと来なかったのでしょうね、だから、「我々の感覚が、まだ追いついていないのかも知れない」などと、苦し紛れのコメントが出てしまったのではないでしょうか?(^^;
「ジャコ万と鉄」谷口千吉監督版は、かなり昔、池袋・文芸座か、銀座・並木座で観た記憶がありますが、同じ谷口監督の「銀嶺の果て」と一緒だったようで、記憶がゴッチャになってます。
深作欣二監督の「ジャコ万と鉄」、高倉健主演のようですが、面白そうですね、レンタルで探して観てみます、ありがとうございました。 -
太田総理と月イチ吾郎
2008/05/18 by
夢寝由来>「我々の感覚が、まだ追いついていないのかも知れない」などと、
もこみちさん、すごい記憶力ですね。
私も苦し紛れのコメントだったと思います。太田総理もカラー映画は内心では良いとは思っていない様に感じました。あの時は誰かがカラー映画について触れてしまい気まずい空気になった時に
“今までの信頼関係があるじゃないですか!”と一喝していましたね。
「スマステ」には稲垣吾郎が5本の映画をコメントするコーナーが月一回あります。かなり観賞眼が高く冷徹である事におどろかされますが、
完全リメイク「山のあなた/徳一の恋」をかなり推してました。誉めた理由は同僚の草なぎ剛主演という条件もあるかも知れませんが、題材も今はむしろ新鮮で異例の1000円均一料金でもあり見ようと思っています。
リメイクの題材は繰り返し語られる名画よりも一定水準をクリアしたが今や忘れられた隠れた名画を掘り起こすべきだと思います。






