砂と霧の家 (2003)
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「重い」、とにかく「重い」
2005/05/08
by
みずさわ慶希
悲しい、切ない、救われない。
とくにベン・キングスレー演じるベラーニ大佐。彼には何の責もなく、ただ家族の幸せを、平穏を望んだだけなのに、理不尽な状況がそんなささやかな望みすら許さなかった。しかもその理不尽さすら、結局最後は自分一人で背負おうとする…。
彼がそこまで思いつめる心情は理解こそすれ、共感まで出来る人はあまりいないのでは。「何でそこまで」と誰もが思うのでは。繰り返すが、もちろん彼には何の責もないのだが。
結局、誰一人救われない。誰も幸せにはなれない。どうすれば幸せになれるか、みんなわかってたはずなのに。
ああ重い、重いなあ。出演者も全員ストレス溜まったろうなあ。ベン・キングスレーが本作を撮り終えた直後に『サンダーバード』に出た気持ちはよくわかるよ(笑)。
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