容疑者 室井慎次 (2005)
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室井の災難
2005/10/14
by
TVシリーズファン
面白いと思う…というか好きな順は
TVシリーズ→映画1→映画2→真下
の流れです。
つまり「このシリーズだんだん面白く なく なってきてるな」と思っていました。
こちらの皆様は低評価なので声高には言いづらいですが…
本作はTVシリーズの次に「観て良かった」と思う作品でした。
(あとはネタバレくさいので自己レスにします)
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Re: 室井の災難
2005/10/14 by
TVシリーズファン> (あとはネタバレくさいので自己レスにします)
という事で自己レスです。
終わって無い事件を明らかにしようとする(だけの)室井の愚直さ。
立ちはだかるのは組織内の権力闘争、オモチャを与えられた子供のように法律を使う弁護士。
味方はイマイチ使えない現場の刑事、ほとんど使えない駆け出し弁護士。
ついでに味方かどうかすら分からない体制側の元ライバルたち。
事件そのものは割と単純なのに、も〜ぉ先に進まない進まない…
全部ひっくるめてイライラします(笑)
室井だって、このような状況ではなければ、ごく普通に解決し得るでしょうし、もし、この状況でも青島が超法規的に動けば、エンドロールまで1時間も要らないでしょう。
まして、一般人が想像出来ない調査能力と膨大な個人情報を秘匿する○○が出て来るまでもない事件です。
しかし、室井にとってはイバラの道です。
個人や事件ではなくて、立場というか「状況」そのものが敵なのですね。
しかも、この「状況」を、室井が打破するという流れではないのです。
室井がやってるのはこの「状況」に対して「信念を持ち続けられるか?」という単なる我慢大会。
曲げなかった信念ゆえの結末をむかえますが、カタルシスは無いといって良いでしょう。
まあ、もともとこのシリーズ、ミステリー的な犯人追求には今までもそれほど重点を置いていないんですけどね。特に「真下」なんかの尻切れ具合たるや…おっと脱線。
今までの「踊る〜MOVIE」みたいな、「おかず」ありきでは無く、ただ淡々と、青島教の信者となってしまった使徒・室井の受難の物語が描かれます。
昔は室井も体制側だったのに…
官僚・室井が刑事・青島に影響されて現場主義に目覚めていく。
というのがTVシリーズからの室井の変化ですが、その結果、室井がどうなっていくのか?
という切り口に野心…って程でも無いか…スピンオフならではのアプローチの面白さを感じました。
世間にも犯人にも通じようが通じまいが、室井自身が抱く真実や正義は「そこ」にあるんだ。
という気概が「青島後」の室井らしく、キャラのブレ感が無くて良かったです。
「踊る〜」の世界も室井側からだとこんな風に見えのだなぁ、という「室井の時間の流れ方」も味わえたし(単に監督が違うだけかな)。
逆にそこがこちらで不評な部分でもあったりするようですが…
青島がいなくても「青島の撒いた種」がいろんなところで芽吹いているのだなぁ…
と思わせてくれる分「真下」よりも「踊る〜」との繋がりを深く感じられる外伝だったと思います。
ま、結局、室井すわぁんは青島に出会ったことで、あまりエラくはなれなさそうですねぇ…
でもいつか、新城、沖田らキャリア組が室井を軸にタッグを組んで事件に当るなんてエピソードも観てみたいなぁ。
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