銀河ヒッチハイク・ガイド (2005)
»掲示板
これはSFなのか?→うん、とってもSF
2005/09/23
by
素子様命
ハマれる人とハマれない人を
実にくっきり分けている様子のこの映画。
ハマれない人にとっては
「笑うことすら難しい馬鹿映画」のようなのですが、
ハマれる人間にとっては、
これはSFという枠組の中で真面目に遊んでいる映画です。
SF遊び倒し映画。
まず扱っているテーマがSF!!!
「生命、宇宙、その全て」だもの。(^▽^笑)
小説のSFを愛読される方ならお分かりでしょうが、
非常に多くのSFのテーマが実はコレ。
死ぬ運命にある有機生命体、
いずれは崩壊する運命にある星々、
どうして万物は滅びる運命にあるのか?
ここで「エントロピーの法則」「熱力学第2法則」
なんつぅ単語を持ち出しといて
小難しさを演出するのがSFの常套手段であり、
また、「滅びの運命」を運命づけた存在として
「ワガママで身勝手な神」を設定するのもよくある手。
つまり、人が何かを作って自分都合で改変したり、
失敗作として壊したりするのと同様に、
人間程度の人間性しかない生き物が
地球や宇宙や生命をデザインして
好き勝手やってんじゃないか?という発想で、
だぁからこんなにこの世は不条理なのよ!と
いう方向に話を持っていくわけです。
(生命とは
地球や宇宙という空間を製作した時に
勝手に発生してしまった害虫のようなもので、
駆除されようとしているなんて話もよくあるなぁ。)
そう「この世は不条理」で「諸行は無常」なわけだけど、
この「無常感」をどう処理して生を紡ぐべきなのか?
ってところで宗教や哲学をエッセンスに使えば、
ほぉらとっても高尚そうなSFのできあがり。
で、銀河ヒッチハイク・ガイドは
この枠組の中で遊ぶ・遊ぶ。(^▽^笑)
主人公のアーサー君には
自分の預かり知らぬところで動いている
「ワガママで身勝手な神々の意思」に振りまわされっぱなし。
地球を作った(つうか注文したというのが正確)
創生の神はハツカネズミで、
実はそれ全体でワケのワカンナイ演算処理をする
有機コンピュータであり、
自分はそのチップだっていうだけでも
充分驚愕の事実なんだが、
このハツカネズミとて全能の神なんかではなく、
他の神様・銀河帝国大統領のサインひとつで
この宇宙一の性能を誇る巨大コンピュータは
あっけなく破壊されちゃう。
この辺の展開は、
いろいろなSFでいろいろな
「人程度の人間性しか持たぬワガママな神様」
を見た人間なら、もう「クックック」笑いが絶えないところ。
(つうか人以下。)
宇宙の真理は42という数字ぐらい意味がなく、
きっと全知全能の神なぞいないのだ、
「偶然」がこの世界を作って動かしている、
という不条理中の不条理が
ナンセンス・ギャグの連発でつきつけられた後、
ではこの不条理な世界でどう生を紡げば良いのか?
という問いに、スラーティバートファーストは
「今を幸せに生きていたらいいんじゃないの」という
明解な回答を出してきます。
(どこかで考え過ぎを止めてこの回答にいきつかないと、
人は精神のバランスをくずしてしまいます。)
そうしてついにアーサーは「神殺し(退治?)」をします。
作者は無神論者だそうですが、
そうでないと描けない場面ですね、あれは。
このような枠組を持つSFでは
どれだけあがいても神に作られた存在は
ワガママで身勝手な我が神には勝てなかったりするんですが、
アーサーは見事それを果たすワケです。
お見事!!!
さて、テーマと話の枠組が立派にSFであることは
上で述べた通りですが、
「細部のリクツづけにこだわる」という面も立派にSFです。
SFっていうのは未来社会の描写やその道具類に
イロイロとトンデモな科学を持ち出して
理屈づけするものであり( ワープとか(^▽^笑) )、
SFファンとはそのトンデモ解説を
楽しみにしている人種でもあります。
欄外の注釈やとつぜん説明くさくなる登場人物を
「愛して」いるんですな。
(アニメやヒーロもんの「説明しよう!」LOVEな人間ってこと。)
その役割を割り当てられているのが、
「銀河ヒッチハイク・ガイド」。
元ネタがトンデモなわけですから、
それをパロる側は
もっとすばらしくトンデモな話をしないといけないわけで。
見事なトンデモぶりを堪能できました。
(まったくワケ分からんというご意見がありますが、
ちゃんと何かを説明はしてます。
ホント、真面目なSFのトンデモ説明同様の。)
まぁ、でもこんな説明をつらねても、
楽しめない人は楽しめないタイプの映画だろうとは思います。
独特の英国コメディ・テイストも濃ゆいしねぇ。
この映画を楽しめるタイプの人とは...
・ローワン・アトキンソンで笑える。
(ミスター・ビーンの人ネ)
・子供の頃「不思議の国のアリス」「鏡の国のアリス」
に夢中になった。今でも本棚にあって手に取る。
・テリー・ギリアム監督作品にOKが出せる。
「未来世紀ブラジル」を傑作ということができ、
「バロン」で寝なかった。
・ヒューゴ賞・ネビュラ賞受賞作品をつい買う。
(↑SF小説の世界的賞。)
よって本棚にはやたらハヤカワ文庫が並ぶ。
・攻殻機動隊原作の欄外注釈を全部読んだ。
というような人ではないかと思います。(←私だ。)
-
私のSF観
2005/09/24 by
taru私はSF映画(や漫画)が大好きなんですが、小説は小学校の図書室にあった『空想科学小説全集』を読んだのが最初で最後なんですよね。あるのを端から読んだだけで、作者が誰でなんて覚えていません。中学以後は他の分野の小説を読んできましたので、ハヤカワ文庫は一冊も読んでいないのですよね。(苦笑)ですから、私のSF観というのは、小学時代に形作られたままなんです。
要するに、私のSF観は科学がまだ光り輝いていた時代のままなんですね。21世紀になって、アトムに会えるとは思いませんでしたが、世界は確実に進歩してゆくのだろうと信じていた時代なんです。その時代の尻尾が、まだ私には残っています。
21世紀になっても、世の中はますます混迷を深めるだけだし、科学もその万能の装いを剥がされてしまいました。私がSF小説を読まなかった時代、そんな風になっていたんですね。レポ乙です。しかし、私にはあんまり合わないみたいです。(苦笑)
私のクチコミに書いたと思うのですが、漫才師がいくら科学についてしゃべっても漫才は漫才でしかないように、この作品はやはり単なるコメディにしか見えません。
私にとって、SFをSFたらしめているのは、科学の力によって、時代や世界を超えようとする意志があるかどうかなんですね。肝心なのは意志なんです。ですから、私にとって最高のSF映画は「マトリックス」なんですが、近作では「アイランド」もよかったです。
「銀河。。」は、悪趣味と駄洒落の無意味な羅列にしか見えず、なにより我慢がならないのが、主人公がただ流されているだけだというところなんですね。
以上は、もちろん私の偏見に満ちたSF談義であって、素子様命さんから見たら噴飯物だろうとは思いますが、まぁ、そういう訳なんです。 -
化石?
2005/09/24 by
poti_jp素子様命さんの書いているこの映画を楽しめるタイプだったので、この映画楽しめました。このタイプにひとつ付け加えるなら、NHKラジオの「青春アドベンチャー」が好きってのもあるかも。
早川、創元推理世代でないと受け入れがたいかもしれないですね。今となっては化石です。
SFなんてそもそも大の大人が勝手な想像にもっともらしい屁理屈つけて、物語にしてるという、冷静に考えるとお馬鹿なもの。でも、その馬鹿馬鹿しさの中に世の中の真理を見ることもある、ものですから。
個人的には禅のパロディのように思いました。
究極の問いを探す
↓
問いは永遠である(つまり見つからない)
↓
(じゃあ)深いことは考えず、ひたすら生きる
幸せならそれでいい -
注意:マトレボとアイランド、ネタばれしてます。
2005/09/25 by
素子様命taru様、 「噴飯」とかそういう感情はぜんぜんないです。
だってウチのダンナ様は
「未来世紀ブラジル」を「どこがおもしろいかわからない」と言い、
「パロン」で熟睡した人だもの。
我が家では映画の感想が割れている状態は、
非常に「当たり前」ですが、
それが原因でケンカになったことはありません。
お互い一人では見ないであろう映画を
付き合いで見ることで、
思わぬ拾い物を見つけることを楽しんでおります。
(相手が寝ても怒らない寛容の心が必要ですが...)
ヒッチハイクはどうかな〜(ダンナ様はただいま海外暮し。)
モンティ・パイソン系列のローワン・アトキンソンの笑いは
私よりむしろダンナ様の方がお好みなんだけど、
モンティ・パイソンご出身のテリー・ギリアム監督は
ダメだっていうんだから、
人の笑いの趣味はまこと難しいモノです。
(笑いがそれほど前面に出ない12モンキーズは
大丈夫だったらしいが。)
日本人にしたら、かなりカルト臭が漂っているこの映画は、
たぶんダメではないかなぁと思ってます。
マトリックスは私は3作品全部が好きですが、
taruさんはたぶん1作目まで派ですね。
私にとってレボの結末は非常に腑に落ちる結末でした。
1の時点で「あぁワガママで身勝手な神様モノ」
だと思っていたので、
続編ができたと聞いた時点で
「神殺し」にいたるかどうかは5:5、
いや7:3ぐらいで「神殺し」はしないだろう、
と思っていたのです。
リロでかなり神話構造が明確になったので、
これでは余計神殺しはできないなっと。
監督は神話を作ることを望んでいるのだから、
ネオが神の仲間入りする方が自然だろとネ。
アイランドも縮小版の「ワガママな神様モノ」ですね。
神様やってるのが人間で、
神の作った世界とはあの施設。
結末としてはめずらしく「神殺し」に至る話に
見えないこともないのですが、
神とその創造物がまったくの同種であるということで、
クローン人間が普通の人間すなわち神の側に
引き上げられた話、ととることもできてしまいますね。
実際あの後彼らは普通の人間として
普通の人間社会に溶け込んで暮らすのだろうし。
ラスト近くのセリフにある通り、
「神の力を持たぬ者が神になろうとしたが、
結局そこまでの力がないから失敗した話」なんでしょうね。
どうも私としては神になろうとした者の
「抜けっぷり」が気になって、ノレない映画でした。
(いくら神に成り切れない話とはいえ、
打倒すべき神相当の存在は、
もう少し抜け目無く敵わなそうであってもらいたい。
コメディでなくて真面目な映画だけにね。
さらにいうと、より人間として完璧なのは
クローンの方だったのだから、
創造物が神を越えて支配権を手中にしそうになる話に
してもらったほうが、
ヘンクツとしては面白かったと思う。
禁断の優性思想とドッキングさせて、
より見ている側の背筋の凍りそうな物語が紡げたかと。
アイランドの設定だと、見ている側は神側だから、
ヒトゴト・ポジションで見られるでしょ?
銀ヒチはあんなにバカバカしく見えても、
ヒトゴトじゃあないんですよ。 (^▽^笑) )
poti_jp様、「化石」ですかねぇ、やっぱり。(^▽^笑)
銀河ヒッチハイク・ガイドが出来た時期
(70年代の終わり)を考えると、
ハヤカワ・創元世代であることは間違いないんですが、
この系統、日本のSFアニメ・漫画には
脈々と受けつがれていると思うし、
それが欧米に輸出される時代になってますから。
多少の変質はあっても、
銀河ヒッチハイク・ガイドで笑う若い世代も
途切れてはいないと思いますよ。
もともとSFという分野が肩身の狭い思いをしている日本では
大ウケは無理でしょうが、
米・英・豪で公開第1週には興行収入1位をとれるぐらいの
裾野はありますから。 -
マトリックスは全部好き。(笑)
2005/09/25 by
taru>マトリックスは私は3作品全部が好きですが、taruさんはたぶん1作目まで派ですね。
いやいや。私は全部好きですよ。マトリックスが公開されたころは別の掲示板に書き込みしていたので今となっては残念でしたが(その頃色々議論したかった。。)、私はあそこでリアルの世界とされた世界もまたアンリアルの世界という解釈ですから、「ネオが神の仲間入りする」っていうのとはまた違うかもしれませんね。
でも、「マトリックス」も「アイランド」も、両方共自分の住む世界に違和感を覚えて、その原因をつきとめ、それを乗り越えようとする物語ですよね。「マトリックス」はあんまり壮大な世界を描きすぎて、作者自身収拾がつかなくなった感がありますが、「アイランド」は敵が小物である分、小気味よくやっつけて爽快でした。<アイランドの設定だと、見ている側は神側だから、ヒトゴト・ポジションで見られるでしょ?>ってありますが、それは見方が違っていて、観客ももしかしたら自分の住む世界もクローンの世界なのかもっていう視点で、つまりクローンの側で見るのが正解だと思いますがどうなんでしょうね。まぁ、見方は色々で構いませんが。でもそうしないと、あのドンパチがほんとおもしろくないと思いますがね。
>銀ヒチはあんなにバカバカしく見えても、ヒトゴトじゃあないんですよ。
と言っても、いきなり地球が消滅させられるんだから、どうしようもないじゃないですか。それに、スペアの地球っていうのもよく分からない話で、ちゃんと太陽系に元のようにもどったんですかね?なら、なんで消滅させる必要があったのか?別の場所に再建したなら、元の通りではないし、彼は最後の地球人だったんだから、繁殖の相手がいませんから、早晩絶滅してしまうし。。。まぁ、馬鹿話をまじめに考えるのがおかしいですから、今ここに書いたことは無視してください。原作では色々説明してあるんだろうと思いますが、それに付き合うだけ時間の無駄ってモンですから。いっそ夢オチにしてくれた方がましですね。 -
taruさんへ
2005/09/25 by
‥ぱど横からで失礼。
トリリアンも地球人ですよ。
消滅させる理由は、いくつもありますよね。
自分尾家に起こったことが地球規模でということでもいいし、宇宙の真理を解くための星も、時が過ぎれば、たわいない理由で壊されるという不条理でもいいし。
というか、前の地球もディ−プソートの設計で会社が作ったものですからね。
他の惑星も作って、太陽系にするのでは?
SFとしても、コメディとしても、素晴らしい作品でした。
イギリス人のユーモアは懐が深い。 -
>ぱどさんへ
2005/09/25 by
taru公式ページに「地球人唯一の生き残り」という説明があったので混乱しましたが、アーサーにもトリリアンにも唯一の生き残りと書いてありました。。
解説者も混乱していたのでしょうね。日本語で唯一と言えばただ1人という意味で、ただ1人とは1人なんだから。。ま、こんなの気にする方があほらしいってもんなんでしょうね。
ノープロブレンです。地球人が仮に絶滅しようが、また作ればいいだけの話なんですからね。 -
taru様へ
2005/09/26 by
素子様命地球が壊される理由は、あの映画内では
「宇宙バイパス建設の障害物だったから」で、
しかもその申請書類に
おバカ銀河大統領が一文も読まずにサインしたから、
でしたよよね。
ちょっとは読んで権利関係でも調べる気があれば、
「ああ、あれはハツカネズミ星人の所有物だから、
ちっとお断りいれたほうがいいかな?」と気がついて、
「バイパス建設に伴う地球破壊アセスメントのお知らせ」
は、ハツカネズミ星人が見られる場所に貼られて、
強力なパイパス建設反対運動が繰り広げられたかもしれません。
(もっともやっぱり役所の地下に張られて
気がつかれずに終わるかもしれませんが...)
あんなに広い海にも航路があるの同様、
宇宙船の旅にも決められた航路を通ってもらわないと困る
ケースもあるのでしょう。
かの銀河鉄道も建設時には
いくつかの星を犠牲にしたかもしれません。
バイパスができた暁には
火星あたりにドライブ・スルー・マックができたかも?
で、地球にバックアップがあった件ですが、
あれはディープ・ソートの演算処理能力には手に余る
計算をするためにつくられた、
有機コンピュータなわけですから、
バックアップがあるのはひどく当然のことです。
どこの会社だって、
「コンピュータが壊れました」
「じゃあもう業務はできないですねぇ」なんて話にはなりません。
壊れたコンピュータが直せないほどなら、
まったく同じコンピュータを準備して
バックアップデータから懸命の復旧作業をして
壊れるむ直前の状態にまで立て直して業務再開です。
taruさんも銀行のコンピュータが壊れたせいで、
自分の貯金残高が0になっちゃったら嫌でしょう?
銀行のシステム室は「いつか来るトラブル」のために
日夜バックアップをとりつづけているのです。
シクシク...
(なんでシクシクかって? わたしゃ銀行員じゃないが、どっかの会社のシステム室員だったせいで、
バックアップだとか復旧作業だとか
身につまされちゃうのよん...)
つっこみどころがあるとすれば、
1000年に及ぶ計算は
「後5分で終わる」はずだったのですから、
地球コンピュータリスタート後、
後5分まてば、計算結果は無事に出るはずで、
アーサーの頭を切り裂いて、
計算半ばの途中経過を無理に得ようとしなくても
よかったんじゃないの?ってところ。
ただこれも、自分でツッこんどいて、自分で弁護すると、
コンピュータ環境復旧のほうは完璧にできたが、
やはりデータはいささか復旧不能部分があり、
計算は相当やり直しになった、
とリクツづけすることができます。
(ああシクシク...)
で、その日にその1000年の計算結果のことで
TV生出演する予定があったハツカネズミ達は、
途中経過から最終結果を予測してなんとかしようとしたと...
地球は壊れる直前の状態
(そこに生きている生命全てを含めて)で復旧され、
ちゃんと元の位置にセットされたはず。
マグラシア星はそもそも星表面にはなにもなく、
すべてはマグラシア星のゲート
(トリリアンが飛びこんだヤツ)をくぐった後に到達する
異空間にあるようです。
おそらく地球はそのリスタート時、
元の時空に転送されたのでありましょう。
誠にマグラシア星人の科学力はすばらしいものです。
地球の生き残り達は繁殖相手にはまったく困っていません。
それは男女が1対残ったから、という意味ではありません。
だってリスタートされた地球は
壊れる直前そのままの状態が復旧されたのだから。
イギリス式のバーだかで飲んでいた連中
(彼らは作者の遺族とか)も、
ちゃんと復旧されていたではありませんか。
変わっているのは「アーサーがいなくなった」
という点だけであり、
アーサーに地球に戻る気がさえあれば、
地球産の女子はあいかわらず存在しているのです。
アーサー周囲の知り合いもきちんと復旧されてます。
(もっともいなくなったアーサーの処理が
「行方不明」ではなくて、
「死んだことにした」とか「生まれなかった人にした」
とかだったりすると、戻るのもやっかいですが。
でもそこまで処置するのも大変だから、
いつの間にか仕事もやめて
売れない役者のフォードと長期旅行に出ている、で、
ツジツマ合わせされたと思われます。)
トリリアンは地球が壊れるもっと前に
自分から地球を出ています。
よって「壊れる直前の状態」を復旧する
復旧対象には組み込む必要がありません。
彼女はおそらく自分の周囲の人々には
「しばらく旅行に出る」ぐらいのお断りはいれて
地球を出たはずです。
そしてその時の周囲の記憶も復旧されています。
だから気の向いた時に地球に戻ったっていいのです。
彼女の実家も両親も元のままでそこにあるのです。
この話は「地球ごとバックアップ」と、
ハチャメチャにスケールがデカいんですが、
クローン人間またはアンドロイドやサイボーグを使った
人間バックアップのSF作品は結構ありますよ。
記憶を定期的にバックアップして、
本体が死んだ時に、本体をクローンまたは
模して作られたバックアップボディに注入する、
という形態が多いですね。
これで死者復活というわけです。
こうして復活した人物を「継続した生者」と見なせるか、
というのをグダグタ悩んだりするのもSFのお仕事ですが、
銀ヒチの世界では
「そんなことは深く考えない」みたいですネ。(^▽^笑) -
付け足し
2005/09/26 by
素子様命銀河バイパス建設がどうなったかというと、
トリリアンに価値転換銃を撃ちこまれた大統領は、
母星を失ったその星の住人の気持ちになってしまい、
パイパス建設は「知的生命が存在する星を迂回する」
ことになったはずです。
迂回の度合いがひどくてパイパスの意味をなさない場合は、
そのパイパス建設自体をやめるでしょう。
アーサーの家は
地球が壊れる時にはまだ壊れていなかったので
綺麗に復旧されてしまいましたが、
おそらく住人のいなくなったあの家は、
予定とおりパイパス建設のために
取り壊されたでしょうねぇ。(^▽^笑) -
訂正
2005/09/26 by
素子様命地球コンピュータが担当中の「1000年に及ぶ計算」ですが、
たぶん「1千万年に及ぶ」の間違いです。
失礼しました。m(_ _)m
えっ、どうでもいいって... (^▽^笑) -
ついでに突っ込んでみますが。。
2005/09/26 by
taru>素子様命さま
どこかの解説に、実はバイパス建設のために地球を壊したのではなく、計算結果が出るのを恐れた哲学者だか誰だかが陰謀で壊したのだとありましたが、それなら、どうしてバックアップデータの予備の地球も壊してしまわなかったんでしょうか?まぁ、原作の話なのかどうなのかも分からないし、どうでもいいんですがね。。
だって、答えは間が抜けていたからに決まっていますから。(爆) -
Re: これはSFなのか?→うん、とってもSF
2005/09/26 by
素子様命ハツカネズミ星人とマグラシア星人は
どうやら我々の時空の住人ではないらしいのです。
彼らが我々の時空に出ることは簡単であり、
しょっちゅうちょっかいは出しているわけですが、
その逆、我々が彼らの時空に行くのは困難なのです。
マグラシアの惑星製造工場のあの広さ!!!
星ひとつの内部に収まっているはずのない広さですよね。
ゲートをくぐった時にもうそこは「異次元の世界」なわけです。
先にゲートをくぐったトリリアン達は
ディープ・ソートのある
ハツカネズミ星人の世界に辿りついており、
惑星製造工場とは随分とムードが違っています。
つまりあのゲートは各種ある異次元への「どこでもドア」。
デープ・ソートのある所に行きたいという意思の強かった
トリリアン&大統領&フォードはそこに辿りつき、
復旧作業中の地球に案内したいと思っていた
スラーティバートファーストに導かれたアーサーは
惑星工場に辿りついた。
(その後トリリアン&大統領&フォードは
ハツカネズミ星人に会い、工場の社員のご案内で、
惑星工場のある時空に移動したものと思われ。)
バックアップが破壊できなかったのは、
それが異次元にあり、
そこに到達するためのゲートのガードが
大変かたかったためです。
だってマグラシア星は「閉鎖」されていて、
無理に入ってこようとした宇宙船は
打ち落としていたわけだから。
マグラシア星人にコンタクトできるのは
おそらく惑星の正規注文主のみ。
しかも既にどこにあるか良くワカラン
「伝説の星」扱いだったマグラシア星に
注文を出したりできるのは
異次元の世界の移動技術を持つ星人に限られており、
その場合、あのマグラシア星表面に残されたゲートを
使用する必要はないと思われます。
(つまり我々の時空を経由する必要などなく、
異次元星人同士直にコンタクトをとれ、行き来してる。)
あのゲートは、まだ異次元への行き来に不自由している
我々の時空の生命と、
どうしてもコンタクトする必要に迫られた時のために
残されており、
マグラシア星人の方からのコンタクトで
「使わせてあげる」にならないと、「打ち落とし」(^▽^笑)。
最近開発に成功したばかりで
大統領の盗んだ船にしか搭載されていない
無限不可能性ドライブの予期せぬ変身の影響で、
ミサイルから逃れられたのは、
大変な確立の「偶然」のなせるワザなのです。
(大統領のアノ船以外は確実に打ち落とせるのですから。
それにそもそもカルト教団教祖が保持していた
マグラシアへのポインターがなければ、
マグラシア星には辿りつかないのですし。
あのカルト教団は
余所の世界からやってくる神を信仰しており、
異次元の高度な科学力を持つ星人と
「未知との遭遇」できた者が開祖なのでしょう。
で、コンタクト用のどこでもドアのある場所を示す
ポインターを託されていると。)
地球の破壊を陰謀した科学者とやらの出身が
我々の時空ではなく、
異次元間の移動を完全マスターしている高次元星人だ
という場合は、
この説明では通らなくなりますが、
その場合でもやはり、
お客様のバックアップ・データを守っている場所のガードは
大変かたく、
工場幹部の許可がないと入場できないシステムがあり、
セキュリティにはぬかりがないのだ、と思いませう。
(そうでないと困るよ、銀行のシステム室員諸君。)
*そもそもハツカネズミ星に置いといたらいいんじゃないかって?
たぶんミニサイズの彼らの世界は
「そんなに広くない」ため、
置くとこがなかったのでしょう。
また我々の時空が、ご注文のコンピュータの稼動に
最適だったとでも説明しとこうかな。
デカイコンピュータの設置っていろいろ大変なんですよ。
コンピュータ・ルームの環境も
普通のオフィス仕様というわけにはいかないし。 -
Re: これはSFなのか?→うん、とってもSF
2006/04/19 by
激写投稿> ハマれる人とハマれない人を
ハマれ無い人もいるんですねぇ。
BGMの歌詞の意味が映画を観てるうちに判りだす。
『ギャラクシークエスト』のよーなバカっぽさ(愉快さ)のように『SF』ってなモノをイメージを抱きだす時代というか『宇宙時代の幕開け』のような映像や憧れの時代を、これでもか!ってガイドブックで70年代風の彩りで演出して PS2初期ソフトの『ファンタビジョン』のようで心地良い。
人との関り合いも、面白い。不時着したアヴォン星の荒野にて、ハエタタキのようなモノで懲らしめられる映像を見た途端、あのアヴォン人の顔の醜さの由縁が分かり、爆笑した。
『無意識を食べ、知性を排泄する魚』なんて、素晴らしい発想だ。
ドラッグカルチャーに侵された文化だからこそ、発想でき、映像化できた映画だ。『チャーリーとチョコ・・・ 』も高評価されているが、こちらの映画は、スケールの大きさ、テーマの枠組みがデカイ♪
こちらは、具現化し、映像的に勝る。『チャーリー・・・』は、音響的(聴覚的に)には素晴らしいが、スケールが圧縮された感じだ。
> この映画を楽しめるタイプの人とは...
>
> ・ローワン・アトキンソンで笑える。
> (ミスター・ビーンの人ネ)
うん、「この先、こーなりそう・・・」と思ったバレバレでも笑い転げられた。(ジョニー・イングリッシュで)
> ・攻殻機動隊原作の欄外注釈を全部読んだ。
とりあえずこのアニメは観たけど、面白さを感じなかった。なぜ、未だに話題になるのかさえ理解できないんだな。オイラは。
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