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またかと言われるでしょうが恋愛面の描き方が残念

2005/09/24 by kusukusu

よくこんなスラップスティック・コメディSFを映画にしたなあ。
おしゃれなタッチのCGが作品世界にマッチしていて、やはりCG技術の進歩で作れるようになってきたところはあるかと思う。
この作品がうまく出来ているのは、「反転」を主題にするパラレルワールド的なところがあるんだけど、「反転」ということを巡る哲学的テーマが一貫しているので、次から次と別の世界へ行くことが散漫にならずにタッチとしてつながっている点かと思う。
特に、価値観転換銃というのは面白すぎるアイデアだけど、女性には効かないってそんなの、ありか?

ただ、『ハッカビーズ』で恋愛面が弱いと書いたのに続いて、またかよと言われるかもしれないけど、やっぱりマーティン・フリーマン、サム・ロックウェル、ズーイー・デシャネルの三角関係の描き方がなおざりになってしまっているのが残念。そういう面を描くことが本題の作品ではないのかもしれないけど、そういう要素も盛り込んでいる以上はきちんと処理して描くべきではないだろうか?
「世界一平凡な男」のアーサー・デント(マーティン・フリーマン)がいかにして彼女を獲得したのか? 哲学的な理屈ではその「心」を納得したんだけど、具体的な描写でも納得させてほしかった。

 

  • 振り出しに戻る

    2005/09/24 by 未登録ユーザ‥ぱど

    二人の恋はまだ始まって無いのでは?

    アーサーだけが彼女を求めていて、行動してはみるけど、最後のところで乗り遅れる。
    最初のパーティで出会った時に、マダガスカルに行こうと言えれば、というのが引っかかっている彼が、やっと映画の最後でレストラン(マダガスカルという名のロンドンにあるレストランよりも遠い)で食事を誘えるようになる。
    やっと、恋がやり直せるチャンスを得たのでは?
    地球と同じように。

  • Re: またかと言われるでしょうが恋愛面の描き方が残

    2005/09/25 by kusukusu

    なるほど。アーサーのほうが変化したのであって、彼女の気持ちはまだ分からないのかなあ。そうすると。
    いずれにしろ、もっと三角関係の部分を描いてほしかったのですが。個人的には。『スター・ウォーズ 帝国の逆襲』みたいな感じで。それが哲学コメディと結び付いてうまく処理されていたならと個人的には思います。

  • むしろ、余計

    2005/09/26 by 未登録ユーザみずさわ慶希

    私は逆に、「何で恋愛要素なんか入れたんだろう」と思いました。実際、原作にはそんな描写全然ありませんでしたから。
    アーサーも最初のうちはトリリアンを「素晴らしい女性だ」と言ってましたが、いざ再会してもその後は特に彼女に執着してなかったし。ゼイフォードに惚れている副大統領に至っては、原作に出てこないし。

    原作では徹頭徹尾受身かつ流されっぱなしだったアーサー(本当に全く活躍しなかった)ですが、映画でもそんなんじゃあさすがにまずいだろ、という事で、何とか主人公らしく活躍させるための行動の動機として、恋愛要素を強調したのでしょうけど…。

    私としてはむしろ、どうせアーサーを活躍させるなら、トリリアンではなくマーヴィンとのペアで動いて欲しかった、と思いました。(ただ単にマーヴィンが好きだからなのですが)

  • Re: またかと言われるでしょうが恋愛面の描き方が残

    2005/09/26 by kusukusu

    >私は逆に、「何で恋愛要素なんか入れたんだろう」と思いました。

    それは言えてるかも。
    恋愛要素が全く入っていなければこれはそういうものじゃないからということで気にならなかったんですよね。中途半端にそういう要素が入っているもんだから不満を感じてしまいます。

  • 恋愛のおまけ

    2005/09/27 by 未登録ユーザ‥ぱど

    でも、SF的要素が強いと、女性などが見ていて辛いから、そこへ映画の楽しみとして、うっすら恋愛の要素を入れるのは、サービスとしては、アリなのではないでしょうか?

    ハンバーグの付け合せのニンジンはホンの少しでいいと思うのですけど。

  • その?への回答。

    2006/05/05 by 激写投稿

    >価値観転換銃というのは面白すぎるアイデアだけど、女性には効かないってそんなの、ありか?

    この映画のオープニングから見直すと、効かないという意味が判ると思うけど、判らない場合は、この映画の面白味を1つ理解できてないということだなぁ。

    デントと相棒を拾ってしまったときに、女性に対して、「思考力が足りないね」と言ってたでしょ。憶えてる?

    男性と女性では、思考の仕組みが異なるの。
    いつも女性は、「あの時はこう言ったのに!」とか「さっき言ってる事と違うじゃない!」などと喧嘩するでしょ。
    男性は、言葉をニュアンスで伝えようとするだろ。

    そこの男女の発想の仕方が異なるので、あの価値観転換銃の場合だと、男性の価値観は、思考の中から生まれた言葉としての心境は、アバウトなモノなので、伝わらない。ニュアンスと片付けられる言葉の集合体的な意味)なので、本来、ディープ・ソート社が、開発したあの銃の背景には、主婦が亭主に「分かってないわね!」という思考の元に開発した銃なので、亭主(男性)が女性に向けて打っても効かないのね。 

    ここまでディープに考えて楽しんだ?単に『42』を聞く為に集まった人の中に『 Think Deep...』というシャツを着てる人の意味が・・・。

    >中途半端にそういう要素が入っているもんだから不満を感じてしまいます。


    恋愛を表現する為に恋愛シーンがあるのではないよー。

    女性と男性の考え方の違いを映画内で表現してるのです。
    異星人の言葉を無意識から、意識のできる言葉へ転換する魚のようなヒルのようなモノが出てきて、この映画も、「異なるモノへの理解」という大きなテーマがメインです。

    慣れ親しんだ地球を物語から排除することで、『これまでの経験による未知なる物への発想・理解への1方向性を排除する』のが、物語の最大のテーマなのです。

  • Re: その?への回答

    2006/05/05 by kusukusu

    うーむ、そういうことだったのか。
    自分は独身で、女性と付き合った経験も少ないほうなので、女性と男性の考え方の違いというのをあまり日常的に肌で感じていなかったのでそこらへんがよく読み取れなかったのかもしれません。
    参考になる書き込みを有難うございました!

  • ここで、これをコピーしときますねぇ^^; ネタバレ

    2006/05/07 by 激写投稿

    <リンクURL>

    上記のURLに、非常に面白くまとめられた文章が幾つか書かれてるので、この映画(原作も含んで)の面白味を外国人が書いたモノを和訳してるので、もし良ければご覧下さい。

    オイラとしては、非常にユーモアと知性に富んだ傑作の映画だったと思ったので、DVDを買い、昨日のカキコまでに4回観ました。
    地球上の色々な

        『慣れ親しんで今では‘こうなって当たり前’のような現象を根底から覆す面白さとそのユーモア溢れるジョークと見なす発想そのものが、この映画の素晴らしい一面』
            
             だと自己満足しています。

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