ジャケット (2005)
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主人公さんの生死について。
2006/05/24
by
☆ゆう☆
楽しく鑑賞でき、満足度は高かったです。
でも、わからないことろが・・・。
【完全にネタバレです。】
最後に引き出しにはいって、それぞれに運命の変わった2007年にいきますよね。
女の子の人生も全く変わったものになっていて、主人公は使命を全うしたという感じでした。
で、
引き出しの中で主人公が息を引き取ったとき、2007年にいった主人公は消えるのでしょうか。
それとも、2007年で、生きつづけているのでしょうか。
映画の最初に「僕が初めて死んだのは、27才の時だった・・・」云々との台詞があったので、
これは、1993年(でしたっけ?)に、死んだが、2007年の未来で生きた、という解釈でよいのでしょうか。
-
結末書いてます。観てない人は絶対に見ないでね!
2006/05/25 by
素子様命ラストの受け取り方は3パターン考えられ、
そのどれでも観た人の判断に委ねられていると思います。
1.全ては湾岸戦争時に少年に撃たれて死んだ主人公が、
撃たれてから死ぬまでに見た、
「希望を含む夢」「走馬灯」のようなもの。
誰の役に立っているのかも見えなくなった戦争で、
憎しみをぶつけられて死ぬ自分、という役回りではなく、
誰かの役に立って死ねるという、
死ぬにしても「意味のある生」だったと思える
自分になりたかったという「夢想」ということですね。
2.道端で出会って車を修理してあげた薄幸そうな母と少女が、
幸せになっているというパラレルワールドに転生できた。
あいかわらず記憶喪失でなんの過去もないが、
成長した元少女と恋に落ち、新たな生を紡ぐようになる。
この場合、ジャック自身の過去も
すっかり変わったものになっているかもしれませんし、
いくら掘り返してもなんの過去も出てこない
より正体不明の人化しているかもしれません。
「違う未来」にきてしまっているので。
3.ジャックは、改心した母とともに
幸せな成長をとげた元少女を確認した後、
何時の間にか彼女の車からは消え去っていて、
幸福そうな顔で1993年の死体安置箱の中で息絶えている。
凍った道で転んで頭を打ったのが死因に見えたが、
なぜか頭には銃創がある銃撃死であり、
死の真相は謎につつまれたままである。
→これが違法治療をしていた男博士2007年現在の言う
「自殺」説を形成する元となる。
(さらにつっこんでトリビア的な話をすると、
彼の頭から見つかる弾は
米国で手に入る最新鋭のものではなく、
中東で出まわるロシア製カラシニコフ銃用の
ものだったりするかもしれませんね。)
少女が幸せになっていても、
未来的にはガラリと変わった未来ではなく、
ジャックは1993年に謎の死を遂げていて、
そのことで病院のスキャンダルも明るみに出、
男博士はその地位を追われていることでしょう。
私は3番目の説を取る立場ですが、
観る方によって違っていて良いのだと思います。 -
素子様命さまにお礼です。
2006/05/26 by
☆ゆう☆素子様命さま
大きな大きな衝撃をお与え下さいまして、ありがとうございます。
本当に、驚きました。感動しました!!。
そして、自分の薄っぺらい見方にショックのようなものを受け、悲しくなってしまいました。
でも、一日たって思いました。
あなたのような見方のできた人が一体、何人いただろうと・・・・。
そして、少し元気を取り戻しました。
で、あなたのお話を元にゆっくり考えたい。というより、もう一度観てみたいと思います。(漠然とは、@が一番納得できそうかな・・と。)
そういうことで、とり急ぎ、お礼まで。
絶賛された、評価のとても高い映画とは聞いて観に行ったので、きっと映画の示唆するところが、何も理解できてないのだろうなとの自覚はあったのですが。
こんなに噛み砕いての、わかりやすい説明、ありがとうございました。 -
Re: 主人公さんの生死について。
2006/06/05 by
Orange今更ですが、ジャケットを見てきたので、私なりの解釈を書きます。
> 引き出しの中で主人公が息を引き取ったとき、2007年にいった主人公は消えるのでしょうか。
> それとも、2007年で、生きつづけているのでしょうか。
ラストでジャックと未来のジャッキーが会話をしていましたよね。
ジャッキー「あとどれくらい(2007年に)居られるの?」
ジャック「あと●日だよ」
みたいな会話です。そのあとエンディングロールが流れて終わりという流れでした。この会話からすると、ジャックは再びジャッキーと恋愛関係になり、これまでの出来事と自分の運命をジャッキーに語った、ということではないでしょうか。
ジャックは1994年1月1日に自分の遺体が発見されることを知っているので、発見されるまでの時間(=2007年にとどまれる時間)を「あと●日だよ」と、ジャッキーに教えたのです。
だからきっと、息を引き取った後もジャックは2007年にとどまったのだと思います。しかし、ジャックのセリフから解釈すると、そのまま2007年で生きつづけるというわけではなく、1月1日に発見されて引出しから出されるまでジャッキーのもとにとどまる事ができる、ということになります。、が↓に続きます。
> 映画の最初に「僕が初めて死んだのは、27才の時だった・・・」云々との台詞があったので、
> これは、1993年(でしたっけ?)に、死んだが、2007年の未来で生きた、という解釈でよいのでしょうか。
私もそのように解釈したいと思いました。しかし、それ以外にも解釈があると思います。
ひとつは、やはりジャックの遺体は1月1日に発見されて引出しから出され、2007年から消えてしまう、という解釈です。「僕が初めて死んだのは、27才の時だった・・・」というセリフは、湾岸戦争で生死をさまよった経験を語っているというものです。
もうひとつの解釈は、☆ゆう☆さんの解釈の仕方と同じで、2007年で生きつづけるというものです。ジャッキーの未来が変わっていたので、主人公ジャックの未来も変わっている可能性があります。
変な表現ですが「古い過去」では、ジャックの遺体は1994年1月1日に発見されることになっています。それとリンクした「古い未来」では、ジャッキーは不幸で、職業はウェイトレス。ジャッキーの母親はすでに死んでいます。
それとは違い「新しい未来」では、ジャッキーは幸福そうで、職業は看護婦。母親は健在。そして、その「新しい未来」とリンクした「新しい過去」は。。。
私の解釈は、精神科医の女医の好意によりジャックはずっと引き出しの中にとどまる事ができて、ジャックは2007年(「新しい未来」)で新しい人生を生きる、というものです。
なぜ、女医がそんな気の利いたことをしてくれるかというと、「古い未来」でジャックに会った時彼女は、ジャックに気づく事もなくそのまま別れていましたよね。なぜなら、女医は「古い過去」でジャックが語ったこと(「未来を見てきた」)を、まったく信じていなかったからです。もしも、「未来を見てきた」というジャックの言葉を信じていたのなら、時を越えてきたジャックに気がついたはずです。そして、ジャックの言葉を信用していない「古い過去」の女医が、重症を負ったジャックの「引出しへ・・」という切ない願いを聞き入れていたとは思えません。
しかし、「新しい過去」で女医は、ジャックを信用してジャッキーの母親に手紙を届けるのを協力しています。これによりジャッキーの未来が変わりました。さらに、重症を負ったジャックを治療したりせず、ジャックの「未来を見てきた」という言葉を信じて、引出しの中に入れてくれました。もし女医がジャックの言葉を信じていなかったとしたら、今にも死んでしまいそうな人間を、引き出しには入れないと思います。ジャッキーの未来が変わったのだから、ジャックの未来が変わってもおかしくはないと思います。
「僕が初めて死んだのは、27才の時だった・・・」と語っているとき、きっとジャックの年齢は27歳以上です。ジャックは2007年で生きて年をとった、と解釈したいです。
どちらにしてもハッピーエンドだと思えるので、チョット切ない良い映画だったと思いました。ちなみに、二人の恋愛が唐突に始まる脚本は「△」です。もうちょっと丁寧に描いてほしかったです。 -
Orangeさま
2006/06/10 by
☆ゆう☆御丁寧な返信、ありがとうございました。
見て日がたつので、また、見た時点でも解釈できなかったわけでして、振り返って思い出すのが大変です・・・。
素子様命さまの返信を読んで、漠然とですが、
主人公は、湾岸戦争で撃たれて死んだのであって、物語は、すべて病院のベッドの上で、彼が死ぬまでの間に見た夢だったのかな・・と思いました。
というか、もう一度(二度、三度?)、見ないとわからないです。
ジャックが、何処かわからない長い道を歩いていて、ジャッキー親子や犯罪者に出会いますが、この時って、彼が頭の負傷を完治させ、病院から退院した時なのでしょうか。
傷が癒えて病院から出たという、描写がなく、いきなり主人公が長い道を歩いていたと思うので、(長い長い旅の途中といった感じで。)
そういうところから、一連の物語は、彼が病院のベッドの上で見た...というか、描いた夢だったのかな...と。
戦争や、自分の運命は理不尽すぎて、納得のいかない。
決してそれらを受け入れることのできない主人公が、夢の中で、一生懸命、自分の運命を思い描いたのかな・・・。
そんな感じです。
または、病院のベッドの上から、幽体離脱した主人公が実際に体験した物語なのか・・。
幽体離脱したもうひとりの主人公が違う人生を送ったとして、その人生が、Orangeさまの解釈のとおり。なら、私は一番落ち着くのですが。
DVDであと二回くらい見れば、自分なりのナットクのいく解釈ができるかも知れません。 -
Re: 主人公さんの生死について。
2008/08/25 by
☆まさしいまさらレスをするなと思われるかもしれませんが、せっかく観たので(笑)
2007年のジャックは変化した未来を見届けることができたものの、
1993年の引き出しの中で、頭に重傷を負ったジャックが絶命した瞬間に、
ジャッキーの車の中で消滅してしまった、割とハッピーエンドだったのではないか
と観賞直後は考えました。
しかし、ジャックは1992年にヒッチハイクをして乗せてもらった際に
警察官からの流れ弾を頭に受けて死んでしまったはずなのにそれでも生きている。。。
もし死亡に至らず治療を受けてから裁判に臨んだのであれば、
治療の際にレントゲンなどの検査を受けて脳の記憶分野に障害があることが確認され、
精神的な問題で証言ができないのではなく、精神病院送りしても意味もないと判断されるはずなので、
やはり死んだはずなのに傷もなく生きている。
つまり、湾岸戦争のとき子どもに撃たれた後のジャックは
死なない=現実で起こったことではない
なので、素子様命さまのおっしゃる「1」と同じように湾岸戦争で死ぬ間際の、走馬灯のような夢想だったのではないかと私は考えました。
もし裁判の前に治療しているシーンを見逃していたらすみません(;´∀`)
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