ブレイブ ストーリー (2006)
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結末に異議あり
2006/07/09
by
むぎわら帽子のジミー
現実の世界に帰ってきたワタルは、無事退院した母親の家事を手伝い、学校ではミツルと再会する。父親は帰ってきていない様子でしたが、だいたい運命が変わる前の生活に戻っていたみたいでした。
しかし、ワタルは女神に願いを叶えてもらうときに運命を受け入れたのだから、このラストはないのでは? と思ってしまった。おそらくイソップ物語に出てくる「金の斧」の話をイメージした展開にしたのだと思いますが、これは使い古されているし、現代的ともいえない。
母親は死んでしまうか、後遺症で半身不随になり、ミツルも戻ってこなかったけど、ワタルには別の新しい出会いやうれしい出来事が待っている、という幕切れにした方が、私的には納得できたんですけど...
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怖いなあ…。
2006/07/10 by
STAYGOLD> 母親は死んでしまうか、後遺症で半身不随になり、ミツルも戻ってこなかったけど、ワタルには別の新しい出会いやうれしい出来事が待っている、という幕切れにした方が、私的には納得できたんですけど...
貴方は映画に何を求めてるのでしょう。貴方が求める幕切れがお客さんに何を残すのでしょうか…。ミツルが還らないのは、彼が目的を達して、あのコに逢ったからまだ納得があるけど、ワタルの母親は死んでしまうか、後遺症で半身不随になるって…。半身不随…。正直、その考え方は怖いですよ。リアルで。
アニメがお好きで攻撃的な感想を書くのは結構ですが、それなら貴方が求めるものがコードにそうかどうかぐらいは考えるべきかと思います。そういう内容がチビ助たちも見る映画で許されるとお考えですか???PG-12でも苦しんだと思える内容なのに、R-18がお望みなのかな。これは某ミリオンダラー…な確信犯アカデミー志向作品とは対照が違うし。うーん…ちょっと、この考え方は怖えよなあ…。 -
Re: 結末に異議あり
2006/07/10 by
コアジミーさんはご都合的な展開を疑問視しているだけで攻撃しているわけではないと思う。
結局ワタルの成長物語なんだから現実世界に戻ったところで終わればいいのでは・・・それも無責任かな?
現実の問題を異世界での成長で乗り切るなんて物語自体が無責任なのでは。 -
思考。
2006/07/10 by
STAYGOLDスレ主さんより先にレスがつきましたね。
ではコアさんへ返信など。
> ジミーさんはご都合的な展開を疑問視しているだけで攻撃しているわけではないと思う。
攻撃的と言う表現が違ってたかな。要はスレ主さんの
> 母親は死んでしまうか、後遺症で半身不随になり、
て考える思考(嗜好とも言えるか)が怖いよねってこと。
で、コードって表現を出した訳。
スレ主さんも良くコードのことを書いてるしね。
> 私的には納得できたんですけど
本人的に納得する考えに「半身不随」って項目が入ってることが、どうなのよってことなのよ。こどもも楽しめるアニメにしては、ちと厳しく無いかい?
> 結局ワタルの成長物語なんだから現実世界に戻ったところで終わればいいのでは・・・それも無責任かな?
それはそれでいいんじゃ無いすか。魅せ方としてはアリでしょ。少なくとも、どよ〜んと目に斜線をのせたちびまる子状態でハコから出てくることはないでしょうからねェ。ちなみに、私も、あの尻切れクロージングは残尿感の強い失敗演出だと思います(笑)
> 現実の問題を異世界での成長で乗り切るなんて物語自体が無責任なのでは。
それを言っちゃあ、おしめえよ(笑)この、お話自体が成り立ちませんゾ。基本的に物語はドキュメンタリィ以外すべからく虚構なんだからネ。どんなリアルの殻をかぶったとしてもさ。 -
Re: 結末に異議あり
2006/07/10 by
コア> STAYGOLDさん
私もSTAYGOLDさんの意見には賛同なのですが、ちょっと責めるような文体のためにジミーさんがかわいそうになってレスしちゃいました。確かにわざわざ不幸な現実をみせる意味もないし、展開上の必然性もないと思います。
「現実の問題を異世界での成長で乗り切るなんて物語自体が無責任なのでは」の中での「現実」とはその物語上の現実を指しています。
異世界に迷い込むという奇跡が起きなければ現実の問題は解決しないなんてところが無責任なのでは・・・というお話です。ファンタジーならファンタジーでなんの問題も有りません。
私としては、パターンとしてあるこういった話全般に批判的なのです。 -
コアさんへ。
2006/07/10 by
STAYGOLDお返事ありがとうございます。
> ちょっと責めるような文体のためにジミーさんがかわいそうになってレスしちゃいました。
ちと過剰に反応してしまったかもしれません。私としては母親が消えてしまうと言うのはオブラートな表現でならアリかと思いますが、後遺症で半身不随って思考がリアルに痛すぎて、つい強い口調になってしまった次第です。
> 「現実の問題を異世界での成長で乗り切るなんて物語自体が無責任なのでは」の中での「現実」とはその物語上の現実を指しています。
異世界に迷い込むという奇跡が起きなければ現実の問題は解決しないなんてところが無責任なのでは・・・というお話です。
今作で言えば劇中の現実(両親の離婚、そして母親の自殺?)を現実世界で回避すべき術は小学生のワタルには無い訳で。そこで原作者は異世界での「目的の達成」で劇中現実世界の未来を変える形で話を丸めた訳ですね。これは、この種のお話では良くある雛形だし、特に問題があるとは思えないけどな。おもしろいかどうかは別として。
この形の作品は相当数のタイトルがある訳で「クラッシャー・ジョウ」や「ダーティ・ペア」の高千穂遙センセの小説「異世界の勇士」なんて、まんまそのままだし。異世界スリップに限るなら少々形は違うけどサンライズの「ダンバイン」もそう。あれはトミノ流の暗いオチだけど(笑)
異世界に迷い込むという奇跡が起きなければ現実の問題は解決しないなんてところが無責任と言われると、この形の物語はそうでなければ成立しないしなあ、となるのですが。
> ファンタジーならファンタジーでなんの問題も有りません。
私としては、パターンとしてあるこういった話全般に批判的なのです。
これは嗜好の話になると思いますので、個々の許容範囲によるかと思います。まあ、この作品は、正直いまひとつと思うので、そこが突っ込まれる原因でもあるのでしょうが。 -
Re: 結末に異議あり
2006/07/12 by
TALAMIジミーさんの「意義あり」というのはわかりますよ。
あれは強引に力でねじ伏せたような結末ですからね。
映画館でも大人で泣いている人もいましたけどね。
例えばですが
ミツルの願いはかなう(これは映画の通り)。
しかしワタルの母親はこん睡状態のまま。
ワタルには悔いはない。自分が選択した道だから。
そして母親の回復を祈る日々をおくることになる。
こうした状況で「母の回復」はワタル以外の力で
もたらされる、というストーリーもありうる。
ワタル以外、となればミツルによってもたらされるのが
最も感動的なんでしょうが・・・
そのためにミツルが何を犠牲に出来るかってことかも知れませんね。
どなたか文才のある方、考えてみてください(笑。 -
ワタルの運命
2006/07/12 by
むぎわら帽子のジミーみなさん、レスありがとうございました。
ワタルは、願いをかなえてもらうときに「悲しいこともあるけど、そのぶんだけ楽しいこともある。だから運命を受け入れることにした」というようなことを語っていたと思います。彼は「運命を変えたい、母親を助けたい」という一心で冒険を続けてきたので、「運命を受け入れる」ということは「最悪、母親が助からなくても、それはそれで仕方ない」という意味だと私は受け取りました。
でも、元の世界にかえってきたら、母親は元気そうでしたよね。彼の願いはかなっているのです。だから「あれっ?」って思ったんですよ。こういうラストだと、「運命を受け入れるって言ったけど、結局は願いが叶わないと気が済まないんじゃない?」って思えてしまうのです。
「運命を受け入れる」がこの映画のテーマなら、あのラストはないでしょう、というのが私の意見です。このスレッドを読んで「お母さんが死んじゃうラストがいいなんて、主人公がかわいそう」と思えるなら、それは運命を受け入れていないことになります。言ってることとやっていることが違うのです。
では、悲しいラストがいいのかというとそうではなくて、運命がもたらす楽しい出来事が起こる様子を描けばいいと思うのです。「悲しいことがあるだけ、楽しいことも起こる」と言っているわけですから。そうすればテーマ的に完結するし、子供が観る作品としてふさわしい結末になるのではないでしょうか? また、問題を現実の中だけで対処する展開になるので、コアさんの指摘にも応えられると思います。
あと、TALAMIさんのアイデアなんですが、なんとなく「リトルランナー」に似ていますね。その展開なら、回復するところまで見せなくてもいいような気もします。
P.S. 私のパソコンは最近調子が悪く、まったく立ち上がらないときがあります。もしかしたら、しばらく投稿できなくなるかもしれません。ご了承下さい。 -
Re: 結末に異議あり
2006/07/24 by
KKK> 現実の世界に帰ってきたワタルは、無事退院した母親の家事を手伝い、学校ではミツルと再会する。父親は帰ってきていない様子でしたが、だいたい運命が変わる前の生活に戻っていたみたいでした。
ワタルの願いは、父親が戻ってきて親子3人で暮らせることだったので、全く望みは叶ってません。(原作では母親は病院に運ばれはしたけど、別に重体ではなかったので、母親の命乞いはないと思います)
私が納得出来なかったのは、勝負に負けた筈のミツルの方の願いが叶っていたことですね。4年前に死んだ筈の妹が生きてるなんて・・・
全体的にまるまる子供向け設定にされているので、そつなく終わらせたんでしょうねぇ。 -
Re: 結末に異議あり
2006/07/25 by
ままなん私も感想を書いても良いでしょうか。
元々、ワタルの願いそのものが、自分の気持ちの持ちよう一つで何とでもなる物だったのでは無いかと思います。
まず、ガスの充満した部屋に入った時のワタル反応から考えても、母親はワタルの思う程に重体では無かったのでは無いでしょうか?
父親が出て行った状態で母親が自殺もどきをしてしまって、きっと凄く動揺して、居ても立ってもいられなかったから、ヴィジョンに向かったんだと思います。
だから、ヴィジョンで気持ちを切り替えた事で、ワタルは立ち直れて新しい生活に踏み出せたのではないでしょうか。
私もKKKさんと同じく、どちらかと言うとミツルの願いが叶っている事の方に疑問を感じました。
ストーリーとして筋が通ってませんし…。
ただ、ミーハー根性丸出しで言わせて頂けば、ミツルが好きなのでちょっと嬉しかったです。 -
Re: 結末に異議あり
2006/07/27 by
みなみ私もあの結末は違和感があったなぁ。
えっ、何もかも元に戻しちゃっていいの?って。
確かに父親は元に戻っていないようですが
そのほかはほとんど元通り。
そこまで巻き戻すかぁ・・・と言う感じでしたね。
自分の幸せより、あの世界の幸せを望んだ時点で
自分の世界の運命は受け入れたのだろうと思ったし。
なので、母親は病床に臥せっていてほしかったですね。
ただ、ワタルの気持ちを神様が汲みとって
病床で母親が意識不明のこん睡状態から
目を開けて元気になっていくという感じになればと思っていましたから。
元の世界に戻った瞬間、元気だった
それだけではなく時間を巻き戻しちゃったら
最近のゲームと同じで
何もかもリセットできるという
そんな誤った考え方が出てくるのでは・・・と
気になっちゃいました。 -
Re: 結末に異議あり
2006/07/29 by
tm最後にワタルが選択したのは
「現実を受け入れる。変わらなくてはいけないのは、回りではなくて自分。」
のはず。
なのにエンディングは、回りが変わっていた。
これはワタルが選択した結果ではない。
よって、結論。
・女神様はワタルの願いをかなえてくれなかった
...なんじゃそりゃw -
>みなみさん
2006/07/31 by
TALAMIラストに涙する大人の人もいたようですが
しかしそういう人たちもあとで冷静になってみて考えれば
ほんとにこれでよかったんだっけ??
と思うのではないでしょうか。
しかし、涙するということは
そのときの感情が己を支配しているわけで理屈ではないわけで
つまり
ミツル君、よかったね 、って
でもあとあと考えると、
なんじゃこりゃ、ことで・・・
理屈の上では納得がいかないという想い
は時間的に後からやってくる。。。
ずるいんだなぁ製作サイドは・・・
人の涙腺を刺激してるけど
力技でねじふせてるだけで納得させてるわけではないんだもん。
みなみさんの意見
>ワタルの気持ちを神様が汲みとって
病床で母親が意識不明のこん睡状態から
目を開けて元気になっていくという感じになればと思っていましたから。
私の意見は少しみなみさんとは違うんですけどね
こんなに願いが叶いっぱなしでは、合点がいかないんですよ。
で、私は
>「母の回復」はワタル以外の力で
もたらされる、というストーリーもありうる。
>ワタル以外、となればミツルによってもたらされるのが
最も感動的なんでしょうが・・・
と書きました。
今のこのストーリーだとですね
ミツルばかりが救われっぱなし
みたいな気がしてならない。
私は、
願いが叶うためには
なにかを救うとか
なにかを犠牲にするとか
なにかしら、
願いをかなうに見合うことがなされることがあって当然
だと思うんです。
今度はミツルが救う番だ
そうでなければ物事のプラスマイナスがつりあわない。
そう思いませんか・・・? -
討論を拝見して
2006/08/05 by
百舌鳥結末としてはアレでいいと思います。
アニメーションですし、子供もたくさん見に来るわけですから。
ただああなる為のストーリー上の伏線がどう考えても足りない気がします。
これは個人的感想なのですが、この映画は全体を通してバックグラウンドの説明が少ないので、せめて、多少説明的であっても”ヴィジョン”がどんな世界で、そこに住む人はどんな想いで暮らしているのか、”ヴィジョン”という空間を見てる側も愛すことが出来る作りじゃないと、情が移せず結局どっちも助かったのねって感想になります。
戦闘シーンでワタル君が一人で敵をやってけてしまい、仲間と助け合いながらってのが少ないので、その点も”ヴィジョン”への感情移入がしにくいと思いました。
お母さんの命の対価に対して、”ヴィジョン”での出来事や経験で得た成長をはしょり過ぎているので、理屈抜きに「良かったね」という感動ができませんでした。
例えば『もののけ姫』ならば、森の大切さ、蝦夷側、タタラ場(人間・集落)側、しし神側アシタカ・サン・山犬側全ての視点から、そういう経緯と価値観のもとで争いが起こって、どれも否定しがたい思いがある。というのがあるから、しし神の首を取ったのに森が完全に滅びてないし、タタラ場も残ってるし、悪役の蝦夷やタタラ場の長も生き残った、という状況でも、全く気にすることなく楽しめました。
しかしブレイブストーリーでは主にワタル君の視点ばかりで、他のキャラクターには背景が見えにくかった気がします。
それならば、誰もが納得いくような理屈をちゃんとつけた方が良いのでは?とは感じますね。
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