日本沈没 (2006)
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夏子の酒
2006/07/16
by
水野秋雄
この映画で一番期待できたところはTBSのロゴがでたところ。
低予算で製作していた映画においては名画を生み出したのには
賞賛を贈るところだが、ちょっと予算が多目の映画においては
日本映画にあるよくあるパターンの大物俳優による、つぎはぎ映画
になってしまった。
近年の大作日本映画というと、脇役に大物俳優がでてきて
ちょこちょこっと台詞をしゃべって、いくらギャラを取っていくのは
知りませんが、本筋で演技している俳優が肩身が狭くなってるだけであろう。話の筋がどこにどういってるんだか、振りとオチの
リズムが短絡的で、全てまっすぐのひねりもなく、そのまんま。
演技は役者がそれぞれでしゃばってみんなが主役的演技をする
意地の張り合い。
大物俳優が馬鹿っぽく見えてしまって、シーンが変わるたびに
つまならないという印象が加速していった。
現代においてリメイクしたのだから、SF作品として焦点を向けな
ければならないテーマが、違うんじゃないかと思った?
この状況においてそのリアクションは、ないんじゃないかという
ツッコミどころ満載で描いてもらいたいところが陳腐な内容だった
日本が沈没という言葉としは学者が皮肉った言葉、沈没という表現のしかたが唐突に使われているが、政府関係者が使いまわす言葉ではない。
パニック的状況の描き方がここまで下手だと、
また一つ日本映画の汚点を作ってしまったと言っておきたい。
前作の上映時間は3時間超くらいに思っていたが以外にも
140分、日本が沈没するかも知れないという振りをじっくりと
描いた点において面白味があった。
今回の場合は少なくとも3時間くらいの時間をかけて国際的
問題を深く掘り下げていっていれば名作になりえただろう。
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