武士の一分 (2006)
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2006/12/19
by
無責任な傍観者
全然ダメ。「時代劇の心」が無い。
第一に主役がミスキャスト。男も女も。
しゃべり方が下手すぎる。時代劇のしゃべり方じゃない。
彼/彼女を使うなら武蔵国あたりを舞台に江戸弁をしゃべらせるか、
南部?訛丸出しなら別のキャストを選ぶべきだったと思います。
喋り方ではTV版壬生義士伝に出てきた安倍なつみの方がマシです。
第二にストーリーが陳腐。
途中で展開が全て読めてしまう、寅さんの如き典型的な
「お約束」映画です。ステレオタイプで中身のスカスカな
駄作だと思います。水戸黄門を見ていたら似たような
ストーリーがいくらでも出てきそうな…
第三に「武士の一分」という思わせぶりな題名をつけてあるのに
題名に何の意味もない。いくつかの「武士の一分」に何の
対比も意味づけも出来ていない。
さすがにベテランだけあって、ストーリー配分はバランス良く
計算されているけど、「テーマ」の意味付けも計算して欲しかった。
山田監督は時代小説は読まないのだろうか?
この作品を劇場で見る必要は全くありません。
作品の質が低いのもさることながら、登場人物全員が訛丸出しで
しゃべりながら、風景に田舎を感じさせる壮大なパノラマもなく
どこにでもあるセットで、全ての風景は水戸黄門で見ることが出来そうです。
この映像で、更にこの下手くそな主役二人で、訛を喋る作品にする
意味がさっぱり分からない。
田舎を舞台にしたストーリーでありながら、何一つそれを感じさせる
要素がないから、仕方なく言葉で田舎を強調したかったのかな?
どちらにせよ時代劇としては完全な失敗作ですね。
「幸せの黄色いハンカチ」で武田鉄矢、桃井かおりといった
個性派キャラの好抜擢をやってのけた山田監督も、この作品では
失敗したみたい。
岡本信人や赤塚真人は懐かしかったけどね。
普段時代劇を全く見ていない人にとっては良いかも知れません。
しかし、時代劇を愛する私にとっては見ているのが苦痛で、
久しぶりにエンドロール終了を待たずに席を立ちました。
TVの1時間の作品でももっと優秀な作品がいくらでもある事、
武士をテーマにした作品でありながらその精神をキチンと描いてない
という、時代劇の精神を蔑ろにしている点
山田監督にしてはあまりにお粗末な作品ということで
気持ち的には0点でも良いぐらい。
取り敢えずストーリーは成り立っているし、辻褄は合っているので
おまけで10点。
時代劇をバカにするな!
-
なにが?
2006/12/25 by
ぴょんぴょん時代劇を馬鹿にしてると思ってるあなたのほうが陳腐です。
あなたが何を基準に時代劇とされてるのか全くわかりません。
喋りが時代劇の喋りってなに?
私は、逆にこれまでの時代劇ほどリアリティがなく、お決まりにしか見えてなりません。
山形の土地と風習をだすなら訛りは当然だし、おかしくはありませんでした。
なぜセット撮影をしたかの意図を全く分かってない。
本当に時代劇を、物語の、作り手の意図を分かってるのか?
逆にこのようなコメントをして『時代劇を馬鹿に〜〜』などと書いて、
時代劇のすべてを分かったような事を書いてる事に疑問を感じてなりませんね。
まぁ、いろんな考え方があっていいんですけどね。
ある意味、面白かったです。 -
Re: ダメ
2006/12/26 by
civaka時代劇のしゃべり方なんてあるのでしょうか。
この物語なりの核としたテーマはちゃんとありますよ。
きづきませんか。 -
Re: ダメ
2006/12/29 by
プーソンテーマをしっかり受け止められていないと思いますよ。
しっかり、演出は見えていると思いますが、演出意図が見えてないんですよ。
おそらく、武士の一分のテーマは日常生活がいかに幸せかってことだと思いますよ。
でか、3部作みんなおんなじようなテーマなんですから。
最後まで見てないのに、無責任なこと言わないでほしいです。 -
駄作は誰が何と言おうと駄作だ
2006/12/30 by
私も駄作だと思う私は盲目剣谺返しはなかなか良い短編だと思いますが、武士の一分とゆう映画は駄作だと思う。
小説を何度も読んでいたので映像の愚にもつかない部分がずいぶん気にかかりました。また時代考証をしっかりされる監督とのことですが、家禄を食む武士なのに大小の差し方が変だったり、武士が右側通行をしたり。嫁した女性が鉄漿をシテイナカッタリとか。
娯楽作品だからとと言われればそれまでですが。
ただ、武士の一分とゆう下らない題名のため敵役にも武士の一分を体現させる羽目になった事と、小説で一番重要と思われるラストシーンの間と短い言葉のやり取りを変な映像に詰めてしまうことで原作の持つ深い味わいを壊してしまったと思われる。
映画は監督の作品であるのでしょうが、原作の切り口を間違えると品も味わいもない駄作になるとゆう、典型だと思う。 -
Re: ダメ
2007/01/03 by
M若くて日頃、時代劇を見ない世代には好評で、高齢者や時代劇や時代小説好きには不評である、とはっきり分かれたようです。
もし、時代考証どおり、例えば言葉つかいをその時代どおりにすれば、どれほどの人が理解できたことでしょうか?
キャストを見るだけで、映画の製作意図は時代劇の間口を広げようとしたのは明らかです。その意味では成功作と言えそうです。
さて、時代劇を活性させるにはどうしたら良いでしょうか?
人々の賛同を得ることです。
マニアっぽく細かなところに拘っていては人は付いてきません。
些細なことは大目に見ることです。
マニアとしての意見を伝えることは必要です。
ただし、強く主張しすぎれば自らの首を絞めるのです。
-
作品に対する感想を書いたんですが?
2007/01/03 by
無責任な傍観者>さて、時代劇を活性させるにはどうしたら良いでしょうか?
2つの点でヘンテコリンなご意見ですね。
1.私は業者ではありません。観客です。別に松竹や東映の興業が成功するかどうかを述べているのではありません。
この作品の出来が悪いと言っているんです。スタッフの制作に対する姿勢が悪いと言っているんです。
時代考証は二の次です。
2.果たして時代劇は活性化したんでしょうか?この映画がきっかけでレンタルビデオ屋の山田監督の時代劇或いは藤沢原作の時代劇の貸し出しが急増しているんでしょうか?
>マニアっぽく細かなところに拘っていては人は付いてきません。
作品のテーマというのは断じて「細かなところ」ではありません。
時代劇が活性化するには質の高い作品が出てくる以外にありません。
客寄せパンダのアイドル歌手を起用して時代劇というジャンルの映画に人が入ったとしても、その作品の質が低ければ次につながりません。
時代考証云々というご意見ですが、この作品の時代考証や方言をきちんとしたらこの物語がつまらなくなるんですか?
この作品の質の悪さがこの作品を面白くしているんでしょうか?
>ただし、強く主張しすぎれば自らの首を絞めるのです。
私の首は絞まりません。たぶん貴方の首が絞まっているんでしょう。
私はこの作品に客が入るか入らないかを述べているのではありません。
この作品の質が悪いこと自体を批判しているんです。 -
Re: ダメ
2007/01/07 by
キムタクファンキムタク大好き。
山田洋二監督作品も好き。
藤沢周平も好き。
でも、つまんなかった...... -
質問
2007/01/07 by
からころも無責任な傍観者さん、こんにちは。
ひとつ、質問があります。教えてください。
最初のほうのレスでぴょんぴょんさんとcivakaさんも触れられていますが、「時代劇のしゃべり方」というのはどういうものを指すのでしょうか。
よろしくお願いします。 -
喋り方
2007/01/07 by
無責任な傍観者ネタバレ掲示板で書いたから省略しましたが、基本的には方言は方言としてキチンと喋ります。
キムタクはキムタク特有の何を言っているか分からない喋り方だし、壇は「がんす」などと特徴的な言葉を織り込んでいる割にイントネーションは今の言葉と殆ど変わらない。
「がんす」などという言葉を織り込むのは小手先の小細工であって、「がんす」を使わずにイントネーションを強調した方が自然。
時代劇では能弁な人も寡黙な人も滑舌をキチンと聞いて分かり易い喋りをします。
食物や物資が十分でなく飢饉が来たらすぐに飢えと闘わねばならない時代に、生きるためにはどのような性格の人であろうともその人なりの主張を他人に伝える必要があったのだろうと勝手に解釈していますが。
キムタクのように自己満足すれば良いが如く、口の中でボソボソ喋って、それで台詞を言ったとするようなお粗末な俳優は時代劇にはいません。
これは山田監督がキムタクや壇に指導すべき事柄だと考えています。 -
Re: ダメ
2007/01/08 by
natumikanlala今頃、年賀状書きで外出禁止な為、このあたりでウロウロしていた通りすがりです。あ、通りすがりさんではないですが・・・
時代劇の喋り方って、あるような無いような、じゃないですか?最近では、高橋英樹さんが時代劇っぽい喋りかな、と思うくらいで、わりと皆さん、普通に喋ってると思うのですが。つまり、自身の喋りだから、キムタクも、普段のまま方言混じりで喋ったんじゃないでしょうか。
方言混じると、すごい難しいんですよね、セリフって。それを、あれほど見事に自然に、自分の言葉にしてる。それだけでもスゴイと思うんですが・・・
また、カンペキ方言で喋られたら、何言ってるかわからないと思いますよ。リアルを追求するのもいいけど、肝心の意味が伝わらないんじゃ、それこそ意味ないし。字幕つけますか。
勧善懲悪ヒーローものなら、型にはまった喋り方の方が、はまる気はしますが、日常を描いたものであれば、力の入っていない声の出し方で自然に喋った方がいいと思うのです。
最近じゃ、歌舞伎でも、けっこう自然に喋るのが流行っぽい。勘三郎さんや玉三郎さんも、殿様や姫様言葉でない時は、世間話みたいな喋り方してます。あんまり普通すぎて、聞こえないことさえ。舞台だから、逆に、もうちょっと気を遣って欲しい、とか思っちゃいますが、でもやっぱり、普通の方がおもしろいんですよね。
何を見せたいかによって、演出も演技も変わるのだと思います。もっと昔ながらの型どおりの時代劇を作りたかったなら、キムタクはキャストされなかったと思うんですよ。山田監督がこの作品の制作を決めた時点で、こういう撮り方をしたかったから、こういうキャスティングになったのでしょう。
それで、普段、時代劇映画など見ない私のような者が、劇場に足を運んだ訳だから、監督の狙いがどうあれ、効果はあったと思います。私の好きだった、必殺仕事人も影の軍団も暴れん坊将軍も、けっこう普通に喋ってました。もう、20年以上も前の作品ですが。あれだって、時代劇です。
今は、シェークスピアも、自然に喋れる役者が認められています。時代調の大げさセリフを、いかに自分のものにして、自然に喋るか。今後、大芝居は大芝居として、ひとつのジャンルになっていくことと思います。やる方は、大芝居の方が、おもしろいし、充足感あるし。
型にはまるのは楽だし、そう難しいことじゃありません。モノマネさえ得意なキムタクのこと(byスマスマ)、型どおりやれと言われれば、その方が、造作もなかったでしょう。
時は移っています。私も、新規世代の主流でなくなって久しい。自分の方で受け入れなければ、好みのものは、どんどん無くなっていってしまう。新しいお客は、若い方に多いのだから。
守りたいものはある。けど、大勢でなければ、淘汰される世界です。かつて私が好んだ良きことも、ずいぶんないがしろにされています。けど、市場が他方を求めているなら仕方ないでしょう。私も、大赤字覚悟の従わない勇気は、今のところありません。
こういった場で、発言していくしかないんですよね。そういった意味では、こちらのスレッドも有意義だと思います。でも、文句つけてばっかだと、見るもの無くなっちゃいますよ。はは、余計なお世話ですね。
今度、織田裕二さんが、椿三十郎をやりますね。どんな演技プランで制作されたのか、楽しみです。殺陣、初体験だと聞いてますが、さあ、はたして。
どうあれ、時代劇だから、こうでなければならない、っていうことは、ないのではないでしょうか。ダメと決めつけるより、どうしてこういう作品に仕上げられたのか、一考の余地もありませんか。
また、原作がどうのと言いますが、これは映画です。原作と映画は、別物でしょう。 -
Re: ダメ
2007/01/08 by
tarunatumikanlalaさんに一票。
(もう。。何日だと思ってるんですか。さっさと年賀状書いちゃいましょうね。) -
Re: ダメ
2007/01/09 by
無責任な傍観者今までと似た趣旨のご意見なので簡単に。
>方言混じると、すごい難しいんですよね、セリフって。
>カンペキ方言で喋られたら、何言ってるかわからないと
だから、「がんす」なんて奇妙なセリフだけで方言を表すんではなく、イントネーションで表せば良いんじゃないの?
この監督のやってることは小手先の誤魔化しだけです。
また、方言がダメなら武蔵国を舞台に江戸弁でも良いとも言ったつもりですが。
別に風景が地方であるわけでもなく、お毒味役も地方独特の文化ではありません。
この物語が地方である必要は何一つ無いわけです。
>普段、時代劇映画など見ない私のような者が、劇場に足を運んだ訳だから、監督の狙いがどうあれ、効果はあったと思います。
別に私は興行の可否について述べたことはありません。
>必殺仕事人も影の軍団も暴れん坊将軍
そういう性質の作品です。必殺シリーズであれば、初期の「必殺仕置人」「必殺必中仕事屋稼業」あたりを見てみてください。
どの一話をとっても、この作品より遙かに工夫された質の高い作品です。
この映画と同じような毛色であれば高橋英樹の「ぶらり信兵衛道場破り」という作品がとても優れたTV時代劇です。
実際、高橋英樹自身も「人情裏長屋」という題名で長期に舞台で演じています。
>時代劇だから、こうでなければならない、っていうことは、ないのではないでしょうか。
私は娯楽作なら娯楽作として評価しています。しかし制作者の作品に対する姿勢が悪いと思ったときは批判します。
方言はこの作品の沢山あるダメな点の内の一つです。
いくら何でも質の悪い作品が質の高い作品よりも市場から求められるとは思わないし、私は実際に金を払って作品を観る以上質が悪ければ遠慮無く批判します。 -
Re: ダメ
2007/01/10 by
natumikanlalataruさん、ありがとうございます。
>もう。。何日だと思ってるんですか。さっさと年賀状書いちゃいましょうね。
はーい!(良い返事。)
いやあ、版画で凝ってたら、時間かかちゃって。版木が保たないから、1日に20枚くらいしか刷れないんですよ〜。ゆっくり時間が流れてた時代の技法ってことですかねえ。
無責任な傍観者さん、こんにちわ。お返事、ありがとうございます。
>方言がダメなら武蔵国を舞台に江戸弁でも良いとも
地方でなければ、いけなかったと思いますが、江戸近隣で成り立ちましたでしょうか。武蔵国とは、現在の武蔵野あたりのことでしょうか。そのあたりなら、城主からして、もうちょっとビシッとしているでしょうし、人口も多ければ、代わりはいくらでもいる訳で、仕事中に居眠りするような場面はないだろうし、暗殺事も形骸化してなければ、お毒味だって真剣でしょう。全体的に、話が変わってきてしまうと思うのですが。
>時代劇では能弁な人も寡黙な人も滑舌をキチンと聞いて分かり易い喋りをします。
時代劇に限りませんが、古い映画はみんなそうです。揚げ足をとるつもりはありませんが、昔は録音・音響環境が良くなかった為、しっかり声を出して、滑舌をはっきりゆっくり喋らないと、聞き取れないという事情がありました。マイクの感度が悪いことと、劇場での反響があった為です。
が、現在は、マイクの感度が上がり、劇場の多くは、反響を計算しての設計がなされています。ハリウッド映画でも、最近はけっこうポソポソ喋ってますよね。(あまりこだわっていない邦画だと、ピンマイクを仕込んでいるのが、衣装の上からバレバレ)おかげで、リップノイズが多くなって、耳障りなことも多いんですが。
なので今は、力入れて、がっつり喋る必要ないんです。もちろん、通る声の方がいいんですが、耳元ささやき声さえ、きっちり拾いますから、セリフの微妙なニュアンスが伝わりやすくなっていると思うんですが、いかがでしょう。(なんて、まるで自分の手柄のように言ってますね・・ははは)
そんな訳で、より自然な芝居が可能になったんですね。おかげで、演技の訓練受けてない人でも、堂々と映画に出られてしまうっていう弊害も増えちゃいました。逆に演技演技した芝居するとNGってなことが多くなって、舞台や時代劇出身の役者さんは、悪戦苦闘されてますわ〜
でも、それを求めたのは観客ですから、がんばらないとしょうがありませんね〜。技術的に可能な限り、自然に見せたい、という演出が増えているのだと思いますよ。
>これは山田監督がキムタクや壇に指導すべき事柄だと考えています。
この、無責任な傍観者さんの文章は、セリフについてですが、もっと広く捉えた時、今回、山田監督は、逆にキムタクから、いろいろ勉強させてもらったんじゃないかな、と思いました。山田さんは、日本のトップ監督の一人ですが、あと5年で引退・・なんて世界ではない訳で、これからもっともっと、死ぬまで撮っていきたいって考えてると思うんです。
チャレンジするには、興行的に失敗させない為の、なんらかの根拠が必要でしょう。そこで今回目をつけたのが、木村拓哉というスターだったんじゃないでしょうか。年上に師がいなくなれば、年下から教わればいい。世代のリーダーであるキムタクから教われることは、少なくないでしょう。このサイトもいろんな考えに触れられて、とっても勉強になりますねえ。
先日、「大奥」見た時、東映キネマ旬報というフリーペーパーをもらったんですが、時代劇特集で、時代劇見ない私でも名前は知ってる往年のスターが、写真入りで載ってました。現代と違うのは、頭がデカイということくらいで、大川橋蔵さんの美しいことといったら・・キムタクの在り方と、そう違うとは思えないんですが。
偶然、訛りについてもちょっとだけ触れてますので、興味があればどうぞ。逆方向からですが。
>私は娯楽作なら娯楽作として評価しています。しかし制作者の作品に対する姿勢が悪いと思ったときは批判します。
私もひとつ、気になったことがあります。自分のレビューでも書いたけど、家の庭土と風景。あまりにセット臭い。それで、キムタクのスケジュールの都合で遠くで撮影できないから、都内のスタジオですませちゃったのかなあ・・なんて、邪推しました。で、−10点。
まあ、それはどうあれ、最近ふと思いついたのですが、山田監督は、とにかく美しい、絵本のような作品にしたかったのではないでしょうか。汚れがほとんど見あたらない、美しい男女の美しい愛の物語というふうな。そこに、お歯黒とかあったら、感情移入の邪魔になるだけでしょう。私も駄作だと思うさんは、お歯黒女が好きなのですか?
質が悪いとは、決して思いませんでした。太平な世の中、江戸ではきっちり守られている武士の決まり事や身分制度も、山形辺りでは適当になってしまっていたかもしれません。けど、武士の心根だけは忘れず・・と考えられはしませんか。
批判することが、悪いとは言いません。本当にダメなら、こっぴどくこき下ろせばいいでしょう。けどもしかして、自分に見えなくて、わからなかったとしたら。固定観念という靄に邪魔されて、本当のところが見えてなかったとしたら・・とは考えませんか?
無責任な傍観者さんの、「時代劇をバカにするな!」、全てはこの一言に対しての反論です。好みに合わずダメなら、ただダメでよかったでしょう。
本当に本心から、制作スタッフ全員が時代劇を甘く見て、人気スターの客寄せ効果を当て込んで適当に作ったんだろう、と言い切れる根拠がありますか?納得させてもらえるなら、私も「へえ〜なるほどねえ」とこっくりできます。
作品別の方の「もう一つの・・」は、大変おもしろく読ませていただきました。山田風太郎風で宮沢賢治が乗り移るのなんて、続きを読ませて欲しいくらいです。コミケで売ったら、受けるかもしれませんよ。
時代劇を愛する気持ちはわかります。でも、それなら、山田監督が愛してないと言い切れますか?愛しているから、より多く、若い世代にも伝えたい、と思ったとしたら?
最初にぴょんぴょんさんが同意を的確に表してくださっていたので、最初は参加しませんでしたが、セリフに関して憶測で書かれていたので、途中からエラソーとは思いましたが、入らせていただきました。江戸時代の喋り方は、録音が残っていない為、誰も聞いたことはないと思われますし、方言具合に関しては、前回書いた通りです。 -
レスが必要かは分からないけど
2007/01/11 by
無責任な傍観者>城主からして、もうちょっとビシッとしているでしょうし、人口も多ければ、代わりはいくらでもいる訳で、
どうでも良いことなんだけど、会津と庄内は幕末でも有数のモラルの高い藩でした。
関東近辺の藩の方が官僚化して腰抜けでしたけどね。
>昔は録音・音響環境が良くなかった為、しっかり声を出して、滑舌をはっきりゆっくり喋らないと
レベルが落ちたとはいえ、大河ドラマを見てくださいと言うぐらいでしょうか。
>制作スタッフ全員が時代劇を甘く見て、人気スターの客寄せ効果を当て込んで適当に作ったんだろう、と言い切れる根拠がありますか?
真面目に作ったという要素が感じられません。
仮に「誠心誠意作った作品が意図が的中してヒットした」というのであれば、今後この映画の上映終了後も、『寅さん』『黄色いハンカチ』の次に『武士の一分』を山田監督自身が自分の代表作だと明言し続けてくれるんだろうとは思いますが。
(実際はこの映画の上映が終わったら山田監督自身はこの作品に言及しなくなるんじゃないかな? そんな気がする。)
>納得させてもらえるなら
例えば武士道に凝り固まった男が、ある日盲目になる。盲目になったことによって今までいかに妻が自分にとってかけがえのないものかを実感し、自分の信念である武士の一分を妻の仇を討つことによって果たして、その後は妻を大切にしました。というなら物語は起承転結が成り立ちます。
ところが武士道嫌いで妻第一の男が盲目になったとたん何故だか急に武士道に目覚める。自分と妻を騙した仇を討ったとたん何故だか急に武士道を忘れ去って、元の愛妻家に戻る。「武士の一分」というイベントがこの物語の中で前後関係に脈絡が無く意味がない。起承転結ではなく単なる起-転-起です。真面目に物語を作ろうとするならもう少し工夫をするはずです。
といっても納得してくれないだろうけど。
細かいところは本文にもネタバレ掲示板にも書いているのでこれで終わり。
まあ、水掛け論になるんでしょうね。 -
Re: ダメ
2007/01/11 by
‥ぱど養子イで時代劇をやれば、きっとそれは歌舞伎と同じように、狭い世界に陥るだろうってことも分からないのだろうなぁ。
失くせとは言わないが。
で、最後のレスはネタバレだよね。
そこで、ネタバレ
議論板でも書いたけど、結局、無責任な傍観者さんて、大事なトコを見てないんだよね。
実は、三村って、最初から、侍っていうよりも武士。
忠心よりも、道場を開き、個人的な剣技を教えたいという男。
いわば、個人主義者。
個人主義者が、個人では、生きられない状況に追い込まれる。
それに絶望しつつ、生き方を探し始める。
しかし、ある事実を知り、個人主義者としての生き方を選ぼうとする。だが・・・。
しっかり、起承転結してますがな。 -
私も同じような意見です。。。
2007/01/24 by
ちこご感想、全く賛同できました
たとえば多くのジャンルの映画を観る人や
色々と昔の小説や本を読んで知識の多い人には
この映画は不向きの映画だと思います
書き込みしている方々も、皆さん色々意見はあるかと思いますが
議論になってしまっているっぽいので意見させていただきと
まず、藤沢周平の小説を沢山読んでいる人と
この映画で初めて藤沢作品に触れた人
又、時代劇について皆さん勘違いされているようなのであえて時代劇とは書きませんが
「明治時代以前の日本のお話(時代劇)」の本や小説を多く読んでいる人と
そうでない人とでは、議論のしようがないと思います
というのも、そうでない人は「明治時代以前の日本のお話(時代劇)」
の話し方が分らず、昭和に入ってどんどん変化しつつある近代日本の現在の話し方である
日本語しかわからないと思うので議論のしようがないと思いますよ
とはいえ、藤沢作品のこだわりである「庄内地方」の「庄内弁」をもっと出して欲しかったと思います
山形弁とは全然違う、関西弁と東北弁の織り交ざった美しい庄内弁を
もっと使って欲しかったです。キムタクがギャグをいうあたりなど
庄内弁から現代の日本語に戻るので、徹底していないというか
私はそこが非常に残念に思いました〜 -
Re: 1
2007/01/24 by
レニクラなるほど、時代劇は、言葉が違うんですねぇー。
現代の話でも、関西が舞台だと関西弁とか気になりますから。
それで、よろしければ、今、ツタヤとかに行って、借りられるDVDで、時代劇が言葉がきちんと再現できている作品を
教えていただけないでしょうか?
よろしくお願いします。
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