武士の一分 (2006) »掲示板

ラスト 僕は好き ネタバレ

2007/01/03 by w×6

武士の一分

加世さん、帰っておいでーーーーと心の中で、叫んでいました。
本当に帰って来たら、なんと当たり前の結末だ、つまらんと文句を付けるつもりでした。

しかしまぁ、飯炊き女ねぇ、上手いこと考えたもんだ。徳平が料理上手だったらどうするつもりだったんだろう。してやられましたね。
あぁ、予定調和に弱いんだなぁ、必死でさからおうとしたんですよ。
つまんないと言い切るつもりだった。ミエミエのラストシーンですよ。
こんなのに、ころっと泣かされるから、情け無いねぇ僕は。
でも、好きなのはしょうがない。

この作品は、時代劇じゃないです。僕は、黒澤作品以外の時代劇は好きじゃないんですね。演歌も、50になっても好きにならない。
水戸黄門とか忠臣蔵とか、パターンが決まってて、安心して観れるけど、イマイチなんですよ。

この作品は、時代劇と思って観ちゃだめだと思う、ホームドラマですね。題名に惑わされますよ。

世界観が狭い、狭い。

夫婦の愛情物語みたいなもんです。僕はそう思うし、だから良かったし、ラストが好きなんです。

こんなにスケールの小さい映画も初めてです。奥行きないし、幅もない。でも、なんか良かった。

                                     では。

 

  • Re: 僕は好き

    2007/01/04 by 未登録ユーザ成層圏

    私は飯炊き女は多分・・・・と思っていました。
    うまい具合に目が見えなくなっていますから、正体を隠したままでうまくいくかもしれないと、その線でその後の物語を構成して見ようなんて思ったんです。しかし、そうするとややこしい話で私には手に余るのは当然としても、山田監督にしても、おいそれとは行かぬぞ、嗚呼難しい。

    それにしても、元の鞘に納まるというか、あれで良いのか???世間があれを赦すのか?武士の一分はどこへ行った?とも思えるのです。私も泣けたのですけどね。

  • 成層圏さんへ 返信ありか゜とうございます ネタバレ

    2007/01/04 by w×6

    「私は飯炊き女は多分・・・・と思っていました。
    うまい具合に目が見えなくなっていますから、正体を隠したままでうまくいくかもしれないと、その線でその後の物語を構成して見ようなんて思ったんです。」

    いや、実は僕も「口の不自由な飯炊き女が来たことにする」という結末を用意して加世を、家にもどすというのはどうかなと思っていたのですが、「料理の味」は、ごまかせませんね「飯」だけで解るんでしょう。現代みたいな、電気釜じゃないからね。炊き方で解っちゃう。
    たとえ「おかず」をわざと味を変えても、無駄でしたでしょうね。目の不自由になった主人公の、感覚は鋭いから

    「それにしても、元の鞘に納まるというか、あれで良いのか???世間があれを赦すのか?武士の一分はどこへ行った?とも思えるのです。私も泣けたのですけどね」

    良いと思います。世間は離縁の理由を知らないし、(桃井かおりさえ沈黙すればの話)、武士の一分は、充分果たしたし、どうでも良いことにも、僕は思う。「誇り」より大切なものがあるとすれば、それは「愛」なんでしょう。(くさいセリフやの、おっさん)

                                         では。 

  • そうですね

    2007/01/11 by きらめき

    初めまして。

    >夫婦の愛情物語みたいなもんです。僕はそう思うし、だから良かったし、ラストが好きなんです。

    ツッコミ所も多々あるので、100点満点は付けなかったけれど、私もなんか好きな作品です。
    キムタクさんが嫌いな人はこぞって酷評してますが、果たしてそれほどひどかったかなぁ…?と。(もちろん色んな意見はあると思うのですが)
    かく言う私も彼の演技が苦手なのですが、この作品に関しては中盤以降は割とすんなり観られました。
    そして、美しい箱庭的セットの中で紡がれる一夫婦の愛情にホロリとしました。

  • きらめきさんへ ネタバレ

    2007/01/11 by w×6

    「キムタクさんが嫌いな人はこぞって酷評してますが、果たしてそれほどひどかったかなぁ…?と。(もちろん色んな意見はあると思うのですが)」

    返信ありがとうございます。別のスレの自己レスにも書きましたが、キムタクは「ええやっちゃ」と思っているのです。
    だから、好意的に観てしまうのですね、ハウルでも良いのではないかいなと感じました。

    演技が稚拙に見えるのは、周りの俳優さんが、あまりに上手いから、レベルが合わないのではないでしょうか?
    しかし、パンフレットには、緒形さんと坂東さんも、「剣道の腕前はずっと上」と書いておられました。演技は、褒めないけど「剣道」は褒めていたわけです。無論、お二人ともお芝居としての剣の使い方は、お見事であり。坂東さんの立ち姿なんて、さすが歌舞伎役者と思わせてくれました。

    「愛妻記」とするはずだった題名を、「武士の一分」に変えたのは、「愛妻記」では、お客さんが入らないと判断したんでしょう。
    それは、正解ですが、この作品を誤解させる、あるいは混乱させる結果になったでしょう。「武士の一分」を観に行ったのに、肩すかしにあった。

                                         では。

  • Re: 僕は好き

    2007/01/12 by バーバレラ

    多少気になっていた作品ではありますが、この書き込みをみて原作を読んだことを思いだしました。(飯炊き女で)

    あの小説ですか。なるほど。
    そうするとキムタクを使って映画化してしまった事に、「どうかなぁ」という気はしますねぇ。(もちろん、だからここまで注目されたんでしょうけど)
    もうそれだけで”大作”っていう風に見られちゃうけど、内容的にはそんな大きな話ではなく、「武士の一分」というタイトルも違和感ありありですね。
    あっ、もちろん小説は良かったですよ。

  • お久しぶりです バーバレラさんへ ネタバレ

    2007/01/12 by w×6

    「もうそれだけで”大作”っていう風に見られちゃうけど、内容的にはそんな大きな話ではなく、「武士の一分」というタイトルも違和感ありありですね。」

    お元気でしたか?僕は、多忙で疲れ気味であります。
    さて、そうなんですよ。
    「世界観が狭い、狭い。」と書きましたとおりでして、大作なんてものではありませんね。この作品は、東京の東宝の日本最大のスタジオに主人公の家を作って撮影したとの事です。もちろん、ロケの場面もあります。わざわざ、鶴岡市まで行って撮影しているのです。
    スタジオ撮影が中心ですので、なんだか狭く感じるのです。
    夫と妻と使用人の3人の小さな世界です。でも、とってもあったかいんですよ。そんな映画です。

                                         では。

  • Re: 僕は好き ネタバレ

    2007/01/16 by バーバレラ

    お久しぶりです。お元気そうで!

    精力的な書き込み(&浪速のおっさんネタ)楽しく拝見しています。
    この作品は文庫本では、確か短編集の中の一編だったように記憶していますが、最後のほのぼの感は良く覚えています。

    キムタクくんが上手いか下手かは別にして、主人公のイメージとしてはもう少しボクトツとした人が良かったように思います。
    コトー先生なんかだとどうなんんだろう。
    内田有紀が帰って来る設定で・・・
    (なに勝手に話展開しとんだ、ぼけ!)

  • Re: 僕は好き ネタバレ

    2007/01/30 by 未登録ユーザ加藤

    はじめまして。
    先日、見てきました。
    内容も原作も知らず、キムタク目当てでもなく
    正直ハズレ覚悟で選びましたがこんなに良い映画だったとは・・・
    ここのところ映画館では、もっぱらアクションやスリラー
    感動スペクタクル系ばかり見ていたので
    ホッと温まれるこの作品が
    とても新鮮に感じたのかもしれません。
    世界観はとことん狭いですね。
    いつの時代もおこりえる夫婦の問題。それが良かった。
    女には分かることができない
    一人の男の意地が、色濃く描かれています。
    もし私が加世の立場だったとしても、
    きっと同じ事をしただろうと思いましたね・・・
    私の気持ちが加世と一致したからこそ
    その後にキムタクから告げられる離縁や
    物凄い目付きで木刀を振り回すシーンなど
    ラストのラストまで心に響きました。

    飯炊き、
    私は原作を知らないので勝手な想像ですが・・・
    加世はご飯を作ることで正体がバレると分かっていたと思います。

    でも彼女の事ですから
    「もしかしたら許していただけるかも」
    なんて甘い考えは無かったんじゃないかな。
    一生気づかない振りをされ無視される事を覚悟の上で
    飯炊き女として戻ったんじゃないですかねぇ・・・

    ほんとに良い映画でした。

  • 加藤さんへ、返信ありがとうございます。 ネタバレ

    2007/01/30 by w×6

    「ここのところ映画館では、もっぱらアクションやスリラー
    感動スペクタクル系ばかり見ていたので
    ホッと温まれるこの作品が
    とても新鮮に感じたのかもしれません。
    世界観はとことん狭いですね。」

    初めまして、僕もそう感じました。時代劇の迫力を期待して行くと、こだま返しに会うのですよね。そこが、良かったです。「たそがれ・・」では、少しスケールの大きさを感じました、歴史の流れを入れたためでしょう。
    本作品は、キムタクの見事な剣道の腕前を楽しむだけでも、見ごたえありますよ。そして、夫婦の作り上げられていく、いや紡ぎあげられていく愛。
    さだまさしの「関白宣言」より

    「幸せは二人で、育てるもので
    とちらかが、苦労をして、つくろうものではないはず」

    離婚率の上昇、再婚率の上昇、結婚しない若い人達。
    山田監督の真意は、ここにあったのかもと思えて来ました。

                           では。

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