武士の一分 (2006)
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武士の一分という題名は「こだま」です
2007/01/06
by
w×6
割と単純に考えるのも良いと思います。
「武士の一分」という題名は、実は「武士の一分」などは、つまらんもんだと、否定するためにつけた題名のように思えてきました。ひっかけです。
ラストで、もう「武士の一分」なんてどうでも良いという結果になります。なにしろ、離縁した女を再度家に入れることは「恥」ではありませんか?「武士の一分」のかけらもない。
原作の題名は、「盲目剣こだま返し」です。このままでは、映画の題名にはふさわしくないと僕は思うのです。決闘の結果は見事なこだま返しになるので、原作もそうなのでしょう。
しかし、どうやら原作も題名とは違い「夫婦愛」が重要な要素であるようです。
結論的に申し上げると、「武士の一分」とした題名は、「こだま」なんですよね。ぽーんと「武士の一分」を投げて観客の気をそらそうとして、観客が期待して観ると「夫婦愛」という刀で斬りかかってくる、その監督の意図を観客が「こだま返し」で見破って、監督が観客にすぱっと切られる仕組みなんです。(どこが単純な考え方やねん!!!、ややこしい話すんな!!、おっさん)ですから。「夫婦愛」の物語として捉えるのが、本筋であり、監督の最終テーマなのでしょう。
「映画『武士の一分』は優しい夫婦物語であり・・」と、監督が書いています。観賞後に、「それを書いちゃあおしめぇだよ監督」と思ったのでした。せっかく、秘剣「こだま返し」を決めたと思ったのに・・・。
では。
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追記 キムタクは凄い
2007/01/07 by
w×6めったに追記はしないのですが、どうしても一言
さて、時代劇で剣客のお話です。剣道が出来るのは。キムタクだけのようです。パンフレットによりますと、小学生の頃より剣道を始めたのです。そして、山田監督が、指導のために招待した剣道の先生が「キムタクは、2段から3段の実力がある、すごい」と言っていたと書いてありました。
庭に出て、振り回した木刀は、本物の樫の木でできており、水に浮かずに沈むほどに重く、普通の人では、あんなに振り回すことは出来ない。通常は軽い木刀を使うそうです。
以前、さんまの番組で、キムタクが語っていたのですが、友人と初めてサーフィンに行き、友人との体力の差に愕然として、スポーツジムに通い、徹底的に鍛えなおし、サーフィンが出来るようになったそうです。
僕は、映画を観ているとき、キムタクの剣の使い方が、あまりに見事だったので、これは相当映画のために、サーフィンのように努力したんだろうと思いながら観ておりました。
実力だったんですね。まぁ、木刀を振り回したときの「音」は演出されていると想像しますが、「形」はきれいでした。
性格も良い奴だと思います、さんまは相手の本性を引き出す天才ですから、僕はなんとなく「ええやっちゃないかい」と思ったのです。
美男子で、運動も出来て、性格も良いなんて、許せるとおもいますか?
許せんけど、もう少し演技がんばったら(年期が要りますね)、良い俳優になると思うのです。
どきっ!としたのは、離縁を告げるときの彼の「目」ですね、CGを使ったのではないかと考えるのですが。異常な光りを持った目でした。
ついでに、山田監督は、この作品の題名を「愛妻記」とするつもりだったそうです。なるほど、その方がぴったりです。しかし、「こだま返し」
にはならない。
では。
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