武士の一分 (2006)
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笹野高史
2007/02/10
by
みず
毒見番という面白い存在の下級武士を描いたものだが、さすが山田洋次作品、人の心の動きを的確に表現し、笑いを降りまぜながら、観客を引っ張っていくその技法はさすがだ。カメラワークもよく、特に最後の三村と島田の決闘シーンは迫力もあり動きも面白い。
この作品で特に光っているのが、笹野高史である。三村家の下男、ちょっとおどけた道化師のようで、それでいて、しめるところはきちんとしめている。まさに画面の中を縦横無尽に演じている。生きていれば、いかりや長介が演じそうな役だが、笹野のほうがちょっと軽い感じでいい。この徳兵衛が、面白くこのストーリーを引っ張っていく
宝塚出身の壇れいは、始めて見るが確かに美しい。長身でないので木村拓哉の相手役としてはあっている。これからテレビ・映画と出てくるだろうが期待十分だ。
なによりも笹野あっての映画だ。桃井かおりも独特の存在感を出している。
ただラストシーンが読めてしまうだけに残念だが、うまくできた小品だと思う。
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