デジャヴ (2006)
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コーヒー
2007/03/25
by
リチウム
ネタバレ。
ワカラン・・・
全体の流れはどういうことなんだろうか?
・俺が見たワシントンは2度目?!3度目?!
・一番気になるのは、ゴーグルかけて追いかけた時に、ワシントンが見たゴーグル内のテロリストは、高速前の道路で車を停めましたよね。そのゴーグルの中で交通事故があったから車を停めたんだっけ?信号待ちだっけ?交通事故なら、あれって何かのヒント?
・冒頭の携帯電話が鳴った死体袋の中はワシントンでしょ?
・相棒が殺される前に、既に女と接触していて、車を買おうとしていたのは何故?
・テロリストはワシントンを殺した後に、拘留所でまたワシントンを見たから、変なセリフ吐いた??
・メッセージだが、確か「E」は2文字あったはずだけど、一回目と二回目で「E」の色は同じだった?配置が逆になってたりしたっけ?
俺の脳の記憶が前後してしまってる??
わからない・・・・
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Re: コーヒー
2007/03/25 by
shiono今見てきました。
> ・一番気になるのは、ゴーグルかけて追いかけた時に、
犯人とワシントンが正面から相対しているシーンですね。あれはおそらく、車に銃痕と血液がついてしまったことによる計画変更の手順を考えていたのではないでしょうか。
他の疑問点についてですが、「フェリーが爆破される」という時間軸と、「フェリーは無事、ワシントンのみ犠牲になる」という時間軸の二つは別物と考えたほうがよいようです。
どこでこの二つが入れ替わったのかということですが、ワシントンがあの施設に連れてこられた時から、カーチェイスの末に釣り小屋までたどり着き、小屋に突っ込んだ救急車の残骸を見た時までのいずれかの時点だと思います。
僕の考えでもっと絞り込むと、画面の向こうの彼女が何者かの視線に感づいた時、そしてワシントンが試しにレーザーポインターの光を画面の中に照射した時、このあたりでしょうか。
そのように考えていくと、彼女の気持ちとワシントンの気持ちが交差した瞬間に運命が変わったのですね。これは一般的な恋愛ドラマのセオリーと同じです。だからあのラストシーンでも、あの二人の間に特別な感情が流れたのでしょう。そういうラブロマンスの要素があるのもこの映画を気に入ったことのひとつです。 -
Re: コーヒー
2007/03/31 by
sho(非登録)主な時間軸としては3つあると思います。つまり1)本来の流れ(相棒は殺されず、フェリーは爆発し、彼女は殺され、犯人は捕まらない)、2)メモを送った後の流れ(相棒が殺され、フェリーは爆発し、彼女は殺され、犯人は捕まる)、3)最終的な流れ(相棒は殺され、フェリーは爆発せず、彼女は殺されず、犯人は死ぬ)、の3つです。問題は主人公の死をどう位置づけるかですが、2)のなかでの時間旅行により、一時的に主人公がふたり存在することになり、そのうち時間旅行者である主人公の行動と死により3)の時間軸に移行したわけですから、3)の時間軸における本来の主人公は生きていても不思議はないわけです。メモを送った結果として相棒が殺され、それをきっかけとして犯人が捕まり、事件は一応の解決をみた。ふつうのミステリーとしてはここで終わるはずのところが、さらに話が発展するというのがこの作品の面白さです。
この作品で脚本上の工夫といえる部分(それは矛盾でもあるのですが)は、平行宇宙論的に時間軸が移行したのならすべての状況が変化してもいいはずなのに、表面上は本来の流れと大きな変化がなく、むしろ本来の流れに組み込まれているように見える(たとえば本来の時間軸でも相棒は死ぬ運命にあり、時間旅行後に主人公が彼女の家で受けた傷の手当の痕跡はすでに本来の時間軸でも存在したなど)ことです。これらは主人公をして(そして観客をして)、時間の流れはどう逆らっても変えられないのではないかという、運命論的な懐疑を引き起こさせます。デジャブというタイトルの意味が、運命を変えたように見えても同じことの繰り返しか?という点にもあるような気がします。ラスト近くで、彼女が本来の時間軸で殺された時と同じ服を着て、同じように口にガムテープをされたのを見て、悲観的な結末を予想した観客も多かったと思います。それが主人公の行動により見事に覆されるカタルシスもまた、作品の醍醐味だったと思います。なお、リチウムさんが指摘されたものを含むいくつかの伏線は、確かに時間軸の変化を考えればつじつまが合わないのですが、良くいえば上記のような懐疑(時間の流れは結局変えられないのではないか)を観客に引き起こすための、悪くいえば観客をケムに巻いて感心させるための、見せかけ上の伏線と考えてはいかがでしょうか。
タイムトラベル物というのは、どれほどうまく説明してもどこかに必ず論理破綻があるのは当然です。それをいかに感じさせずに娯楽作品に仕上げられるかが脚本家の腕の見せ所でしょう。そしてこの作品はそこをひとまずクリアしていたと思います。 -
Re: コーヒー
2007/04/08 by
ジャン≒ルーク> ・一番気になるのは、ゴーグルかけて追いかけた時に、ワシントンが見たゴーグル内のテロリストは、高速前の道路で車を停めましたよね。そのゴーグルの中で交通事故があったから車を停めたんだっけ?信号待ちだっけ?交通事故なら、あれって何かのヒント?
shiono さんの返信
> 犯人とワシントンが正面から相対しているシーンですね。あれはおそらく、車に銃痕と血液がついてしまったことによる計画変更の手順を考えていたのではないでしょうか。
それも確かにありますが、ここはやはり、「画面の向こうの彼女が何者かの視線に感づいた」のと同様に、犯人も「誰かに見られているのでは?」という居心地の悪さを感じたため車を止めて確認した、という意味もあったのではないでしょうか。
あと、この作品で僕が「おもしろい」と感じたこの作品の「良さ」を、sho(非登録)さんは見事に文章化しておられます。
まさに、感服のいたり。 -
Re: コーヒー
2007/12/29 by
poooクレアの家の血の付いた衣類や小屋に突っ込んだ救急車などは、元から「本来の時間軸」にあったと言うよりも、我々が最初に見せられる世界がすでに1度以上デンゼルが過去に遡った後であることを示しているのだと思います。(デンゼルが時間旅行に旅立つ際に「二度目なのか?」とか何とか言う台詞がありました。)
そういった痕跡があること自体、過去に影響を及ぼすことができる証明なわけで、文字盤のEの色は未確認ですが一度目と二度目で微妙に変わっていたとしても不思議はないですね。
高速道路での対峙については、装置を介して現在と過去がある程度インタラクティブである(レーザーポインターはもちろん、「見られている気配」のようなものまで伝わる)という設定なので。これも無理はないと思います。
しかし、だとすると本当の本来の時間軸(映画の流れの時間軸ではなく)では、メモは送られておらず、相棒は死んでいなかったのか?とか、そうすると犯人はクレアの車を使う必要はなく、彼女も巻き込まれていなかったかも、といった疑問も生じてきます。
ただ、どうも歴史には少々手を加えても元の結末に達しようとする力のようなものが働くようなので、車の一件もその辺が関わっているのかなあ、と推測します。この辺はちょっとややこしいですね。
この同じ力が過去に戻ったデンゼルが生き残れないことにも作用している、ということなんでしょうね。
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