トランスフォーマー (2007)
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オマージュ元ネタ徹底解説
2007/08/18
by
cancoffee
この映画について「スピルバーグが日本のオモチャをヒントとして製作した」という解説は、お目にされた方も多いと思います。
しかしこの宣伝は、半分正しく、半分間違っています。映画「トランスフォーマー」と、原作「戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー(邦題)」は、とても「ヒント」などでは済まされない密接な関係があるからです。
…が、日本の観客、特に新規のお客さんにはさっぱり分からない世界なのも事実。というわけで、ここでは映画版が旧アニメ版に捧げたオマージュシーンを列挙してみたいと思います。
だからといって「つまらなかった」と感じた方の感想が覆る事はないでしょう。が、せめて、スタッフが旧作に捧げた愛を少しでも感じ取っていただければ、と思います。
なお、固有名詞は基本的に海外版に統一しました。
・中古車屋のフォルクスワーゲン
バンブルビーの隣に並んでいて、中古車屋の親父が「こっちなら4000ドルだ」と薦めた車ですが、実は旧アニメでバンブルビーだった車種です。まるっこく愛らしいフォルムが、人懐っこいバンブルビーのキャラにベストマッチしていました。
・ラジカセのふりしてコンピュータールーム進入
旧アニメで、サウンドウェーブというキャラがよく使っていた手です。基地などの前でラジカセに変形し、「誰かの忘れ物かな」と基地の中に運んでもらうのをひたすら待つと言う…。今回同じ手を使っていた彼の名は「フレンジー」。彼は、旧作ではサウンドウェーブの部下でした。
・ボンネットをあけるとすごいエンジン
旧作でもオートボット戦士トラックスが同じギャグをやっていました。
・トランスフォームのSE
旧作と同じ「ギゴガゴゴ」というSEが、本作でもあちこちに使われています。
・オールスパーク
「ビーストマシーンズ(1999)」から、TFの世界観に加えられた概念で、すべてのトランスフォーマーの魂(スパーク)が生まれ、帰るところと定義されました。
また、これが立方体の形をしているのは、旧作で「エナジョンキューブ」と呼ばれる圧縮エネルギーの争奪がストーリーの根幹であった事を踏まえています。
・「人類は下等な種族」
正義側陣営のオートボッツですが、全てが人類に好意的ではありません。旧作でも、サンストリーカーという名のキャラが「人類なんて下等な生き物に過ぎん!」と言い放った事がありました(そしてそれに反論したのがバンブルビー。「おいらの親友は人間だぜ?」)。この設定は、単純な善悪対立の構図に対するスパイスとなっています。
・「自由とは、全ての知的生命に与えられた権利」
原語では "Freedom is the right of sentient being" 。旧作で、オプティマスが「座右の銘」として掲げていたフレーズです。この「座右の銘」は、アイアンハイドなら「どんなハイテク回路もガッツの代わりにはならない」といったように、キャラクター一人一人に与えられていました。
・「オートボット、出動!」「ディセプティコン、攻撃せよ!」
原語では "Autobots, roll-out!" "Decepticons, attack!" 。どちらも、両軍リーダーの決め台詞的に使われた台詞です。
・「またしくじりおったな、スタースクリーム!」
旧作でのスタースクリームは、軍団のNo.2でありながら、メガトロンに取って代わろうとする野心をもち、しかし行動が軽率なため失敗を繰り返す…というキャラクターでした。上の台詞の「また」や、エンドクレジットで一人だけ逃げていくシーンは、その設定を踏まえたものです。
・「どちらかが倒れ、どちらかが残る」
原語では "One shall stand, one shall fall." 1986年の劇場公開版「トランスフォーマー・ザ・ムービー」(日本では劇場にかからず、ソフト発売のみ)にて、オプティマスとメガトロンが900万年に渡る因縁の決着をつけるときの台詞でした。
・「見た目以上の力を持っている」
序盤で、ミカエラを家まで送り届けた時のサムの台詞、また、ラストシーンでオプティマスが人類を評して言った台詞です。
原語では "More than meets the eye!" トランスフォーマーを代表するといっていいメインキャッチフレーズです。「一見ただの車や乗り物のように見えるが、実は見た目以上だぜ!」という意味合いが込められています。
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Re: オマージュ元ネタ徹底解説
2007/08/18 by
はなよ原作を全く知らないので、元ネタ部分がサッパリわかりませんが、
スタッフの方々とcancoffeeさんの愛は伝わりました。 -
Re: オマージュ元ネタ徹底解説
2007/08/21 by
は〜みぃ本作の主人公サムの名字は「ウィトウィッキー」ですが、原作アニメに登場し、オートボット(サイバトロン)と常に行動を共にしていた高校生のフルネームが「スパイク・ウィトウィッキー」でした。
ただしこの設定は、コミックスで後付けされたものですが。(アニメでは名字を呼ばれた事がなかった)
また、戦車から変形する〈デバステーター〉というのがいましたが(フィギュアでは何故か〈ブロウル〉となっているが)、元々この名前は、アニメ版の六体合体の巨大ロボットに付けられていたものでした。(日本名は〈デバスター〉)
ちなみに、地雷除去車から変形する〈ボーンクラッシャー〉は、アニメではデバステーターの合体要員の一人でした。何で他の5人を差し置いてコイツだけピンで出たのかはよくわかりませんが。 -
Re: オマージュ元ネタ徹底解説
2007/08/22 by
なかむらこんにちはー。
原作ネタは今やフー動画でせっせと観始めたところの新参者ですので控えるとして。
他の名作映画のオマージュシーンも多く見受けられましたね。
オートボッツ集合シーンでアイアンハイドがサムに銃口を向けていうセリフ
「Do I feel lucky? Well do ya, punk(運試しするか?)」てのは、『ダーティーハリー』の名セリフ。
バンブルビーが仲間を呼ぶシーンは、『バットマン』のバットライト。
サムを尋問する狂った警官は『レオン』のゲイリー・オールドマンへのオマージュだとか。
バンブルビーが新車になって現われるシーンはまんま『キルビル』ですね。黄色いボディーに黒いストライプだからでしょうねー。
また思い出したら来ますー。 -
Re: オマージュ元ネタ徹底解説
2007/08/25 by
は〜みぃチビロボ〈フレンジー〉のせわしない挙動は、『グレムリン』から取ったとか。
というかあの耳障りな唸り声は、悪役グレムリン〈ストライプ〉の鳴き声そのまんまでしたね。製作がスピルバーグだからこそ出来たのかも。
> サムを尋問する狂った警官は『レオン』のゲイリー・オールドマンへのオマージュだとか。
それってやっぱり、『レオン』の冒頭でナタリー・ポートマンが『トランスフォーマー』を観てたから、でしょうか? -
Re: オマージュ元ネタ徹底解説
2007/09/14 by
ヴィックオマージュしてるのかはわからんけど、
デブのハッカーは、ザ・シールドってドラマでつるつるハゲの警官に尋問される。 -
Re: オマージュ元ネタ徹底解説
2007/09/16 by
大丁>は〜みぃさん
ブロウルは旧作ではコンバッティコンの一員、戦車から変形するヤツの名前でした。
むしろ、なんでデバステイターになっていたんでしょ? -
Re: オマージュ元ネタ徹底解説
2007/09/18 by
ふわ初代以降キャブオーバータイプのイメージが強いコンボイが映画で
ボンネットタイプになっているのは、スピルバーグ「激突」のオマージュでは?
型番は異なりますが、激突と同じピータービルト社製トレーラーヘッドっぽいです。 -
私の10代
2008/01/03 by
ショーシャンク1987年頃に一回スピルバーグが製作した作品を見てあまりにリアリティーが無い作品なので大笑いしました。その後私と日本のライターが集まってハリウッドに渡りもう一度トランスフォーマーを作り直した。メカのデザインは私が担当しました。もともとターミネーターやZガンダムのデザインをしていたのですがその延長で描きました。変形の仕方もかなり複雑にしました。ストーリーはかなり変えられてはいますが最後のビルの屋上の白い像まで行けというのは当時、アメリカの若者の間で流行した儀式で私も挑戦しました。それをそのまま作品に生かしました。この作品のほとんどは日本人のクリエイターが関わっています。おそらく2まであると思いますがそこで終わり3はないよ
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Re: オマージュ元ネタ徹底解説
2008/01/15 by
は〜みぃ終盤での、オプティマス・プライムとメガトロンがタイマンで取っ組み合いをするシーンで、メガトロンが組み合わせた両腕を一本の巨大な砲筒に変えて攻撃するシーンがありますが、これは原作アニメでメガトロンが拳銃に変形していた事へのオマージュかと思われます。
ちなみに今回、メガトロンが拳銃からエイリアンジェットに変更になった理由は二つあるそうで、
1:メガトロンが異星からの侵略者である事を強調するため。
2:「ダース・ベイダーがライトセーバーに変形して誰かに振り回されるなんて、サマにならないだろ?」
との事です。
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