大日本人 (2007) »掲示板

いや、実際笑い所、イッパイ ネタバレ

2007/06/12 by 理屈屋

大日本人

例えばですねェ、二度目に石を投げられて窓ガラスが割れる場面。一度目の時にはガラスの割れる大きな音に驚かされるだけなんですけど、二度目の時は、インタビューに答えようと大佐藤が息を継いだような絶妙な間で「ガチャ〜ンッ」とくるワケです。で、「ふぅ〜」とつく溜め息の間がまた見事。
あの、こういうなんと言うか、イヤガラセをされた瞬間をギャグにして見せるという、この半ば自虐的な感覚ですよね、松本さんという人の面白いところは。
窓ガラスを割られた、石を投げ込まれた、ってネガティブな事実を一瞬忘れさせられますよ、笑いで。
そういう感覚が非常に見事だと思いましたね、芸術的とさえ感じてしまいます。

ここで笑えるかどうかがこの映画を笑えるかどうかの分かれ目だと思います。

で、猫ね、猫。
いきなりムシャムシャと、一心不乱にテーブルの上の物を食ってるワケです。これだけで既にちょっと笑いそうになります。で、たぶんインタビュアーがいるからなんだろうけれども、それを「しッ!」とか言って追っ払らうことができない。で、追っ払わない合理的な理由を何か言わにゃならんと半ば強迫的に考えたのか、「このネコは俺が飼ってる」みたいな事を言うワケです。コレに対してインタビュアーがシツコク「野良ではないのか?」と何度も食い下がるに至り、遂には大佐藤、少しキレ気味に「だいたい、野良って何よッ?」とか言って、妙にテツガク的な話に持ってくと。
これはほとんど爆笑なのでございます、私としては。
今書いたのを読み直して、自分で笑ってますから、アタシ。

しかしそれでいて、思う壷の「野良とは何か?」というテーマについて、松本テツガクの片鱗をこの機会にのたまってしまうというワザを出しておるワケです。
これも見事という他ないです。感動したと言っても良いかも知れません。

このように、私といたしましては、冒頭から静まり返る映画館内で密かに一人、笑いを堪えるのに必死でございました。途中から他に笑い始める人がチラホラと出始めたので、マジで「助かった」と思いましたよぉ。

どう言ったら良いんでしょうねぇ、嘘偽り無しにこの映画、面白い人には、本当に面白いんだと思いますよぅ。
少なくとも私には、本当に面白かったです。
松本人志さんご本人も「映画をぶっ壊す」とコメントされたそうでありますし、従来の「映画」を評価する尺度をちょっと離れた目で見て頂くと、そんなに酷いモノ(敢えて「映画」とは言いません)ではないと思うんですがねぇ…。

 

  • Re: いや、実際笑い所、イッパイ

    2007/06/12 by taru

    >理屈屋さん。

    オヒサです。

    。。。え〜、理屈屋さんはヨシモトの回し者でないことがはっきりしているので(だよね?)、一寸だけレスさせていただきます。よろしく。 (^◇^)/ 

    石でガチャーン。。ってとこが笑い所なんですかぁ。。みんなのために戦っているのに、理不尽に嫌がらせを受けるって、これは差別やろがぁ!。。って怒っていいのかと思っていたんですが、さらにこれがいつ笑いに転化するのかと待っていたのですが、すでにここが笑い所だったのですかぁ。。

    猫ね、猫。人の食べ物を勝手にムシャムシャやってましたな。。で、猫が食べた後の残り物を平気で食べてましたな。。なんかキタナ〜って思っただけでしたが、ここも笑い所だったんですかぁ。。

    正直、分かりませんねぇ。私、全然笑えませんし。綾小路 きみまろは腹かかえて笑えるんですがね。理屈屋さんって、もしかして大阪の人ですか?で、親戚にヨシモトの人がいらっしゃるとか。。(笑)

    いや、↑はほんの冗談ですから笑ってくださいね。

  • 松本さん目線で見ると面白いんだと思います ネタバレ

    2007/06/13 by 理屈屋

    taruさん、お久しぶりです。
    コメントを頂きありがとうございます。

    私、吉本興業とも松本さんとも、何の関係もありませんが、この作品はバッチリ面白かったです。

    映画に出てくる大佐藤や大日本人に向けられた差別とか侮辱とかを、大佐藤や大日本人ではなくて、現実の世界の松本さんに向けられたものであると思いつつ見ると結構笑えます。
    実際「漫才師」である松本さんは、多くの人の無自覚な差別や侮辱を、毎日のように感じていると思うんです。
    そして、たぶん大佐藤と同じようにそれに対応していると思います。
    なので、大佐藤の差別や侮辱に対するリアクション(妙に哲学的な反論など)を見て、一番笑ってるのが松本さんご自身で、「他ならぬ松本さん自身が笑ってるの図」なんかを想像しながら見ると、この映画が最高に笑えてきたり泣けて来たりすると思います。

    他にも、大佐藤が電気の力で大日本人と呼ばれる巨人になって(自力じゃないんですね)、しかも仕事を終えた後は、ほっとけば元に戻り、しかも元に戻っても3〜4日の間はどうも「鬱(うつ)」入ってるらしい、なんて話は、松本人志しか知らない松本人志を、松本人志が斜めに見て笑いモノにしているとしか思えず、それだけでかなり笑えるんですけれど…。
    いや、実際書きながらまた笑ってるし…。

    私にとってこの作品、嘘偽りなく本当に面白いです。
    なのでこの映画を見て、不快に思ったり怒っちゃった人にも、「どうにかしてこの面白さを伝えたい」などと考えてしまいまする。

  • Re: いや、実際笑い所、イッパイ

    2007/08/12 by 未登録ユーザとく

     どうかんですょ。面白いところがいっはいあるけども。何にも感じない、ばかもいるのも、事実。それで、恥ずかしくもなく、くだらんと、自分の場かさ加減を、さらけ出して、悦にいっている人もいます。もっと自分のレベルを知って、自分にあった映画を見るべきでしょうね。悪いとは言いませんが、昔の社長シリーズ、駅前シリーズ、クレージーの映画なんか、他店順に笑えていいんじゃないでしょうか

  • Re: いや、実際笑い所、イッパイ

    2007/08/13 by taru

    >自分の場かさ加減
    ↓(校正しときました)
     自分の馬鹿さ加減

    >他店順に笑えて
    ↓(校正不能です)
    ????

  • Re: いや、実際笑い所、イッパイ

    2007/08/13 by 未登録ユーザ同じく笑えました

    理屈屋さんのように
    ジョークがわかる人以外は、
    この映画ついて語る資格はないかも。
    映画の空気読もうぜ。

  • Re: いや、実際笑い所、イッパイ

    2007/08/14 by 未登録ユーザ同じく

      ↑
     正しい。映画の空気読もうぜ。

    個人的には、インタビュアーに給料いくら欲しいと聞かれた大佐藤がしばらく考え、
    「・・うーん、80万」と答えたとこが笑えた。

  • Re: いや、実際笑い所、イッパイ

    2008/01/04 by 未登録ユーザ小笑

    笑いどころは結構あったと思います。猫の件もそうだし、大佐藤の折りたたみ傘や力うどんへのこだわりなんかも結構クスっときました。あと増えるワカメとか。部屋に何気なく置いてあったダイソンも笑えた。
    とは言え、それらがすごく面白いかと言うとそうでもなく、本当にクスっとくる程度。普段テレビで見る松本のボヤキと大差ないレベルだと思いました。
    それに個々のネタは少々面白くても、ただの小ネタの羅列という感じで、残念ながら映画として退屈な印象は残りました。
    ところで、色々な感想の人がいると思うけど、どっちが「正しい」ということもないし空気を読んで意見を差し控える必要もないと思う。自分と感性が違うからと言って「語る資格はない」なんて言うことこそ、議論する資格を失う発言だと思うよ。

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