アメリ (2001)
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空想と現実と あなたは能力のある人間か。
2004/01/14
by
すし丸
人生って素晴らしいかもしれない、と思わせてくれる作品でした。自分の殻に閉じこもる人達、という一見暗い題材を、アメリのかわいい空想で魅力的に見せている。銅像が笑ったり、部屋に閉じこもりっきりの老人が街のことをなんでも知ってたり、どこからどこまでがアメリの空想なのかはわかりませんが。もしかしたらすべてが空想なのかもしれません。アメリの恋物語は、ただ恋物語を描きたかったわけではなく、自閉的な彼女にとっての外の世界への入り口だったと感じます。まあ実際問題彼女(彼氏)のいない生活をしていると自分の趣味、自分の世界に閉じこもりがちになっていくものなので(俺だけかな)完全なメタファーとは言い切れませんけどね。
ある本で「能力のある人間というのは、現実を見つめ、幾度のチャレンジを重ね、その中から学べるだけのことを学ぶ。能力のない人間というのは、空想を追いかけ、チャレンジを恐れ、学ぶのではなく考えを膨らませるばかりである」との記述を目にしました。
ここでいう「能力のある人間」というのは金や地位名誉を軸とした考えであり、能力のある人間が必ずしも幸福なのかと問われれば疑問を感じます。逆に他人に認められるようなものが何もなくても、空想だけで幸せな人生は送れます。自分が幸せだと思える瞬間が幸せであり、幸せな人生だったと思える人生が幸せな人生である。
病院のベッドで寝たきりで、空想ばかりを膨らませ、世の中にまったくでることなく、自分では幸せだったとおもいながら生涯を閉じる。果たしてこれは幸福か。
この映画を見てまったく共感を覚えない人は「能力のある人間」だと思います。
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納得!!!
2004/06/24 by
にゃんこ自分がこの映画を観てすごく感動した訳がやっとわかりました。
まさに目から鱗です!映画って面白いですねぇ。いろんな示唆を与えてくれる。私はある種「能力のない人間」なので、頷くことしきりです。
自分を表現できた人の発する幸福感(ここではラストシーンなど顕著かな?)のきらめきには人ごとながらジンとするような感動を覚えます。幸せのお裾分けをもらったような。それがささやかなものであったにせよ、新たな可能性の扉を開くきっかけになっているのですから。こういう「幸福感」を感じたくてまた映画を観てしまう私でした。
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