アフター・ウェディング (2006)
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odysさんへの返信です
2007/11/14
by
ヴェロニカ
多少ネタバレ気味なので掲示板に書き込みます。
>偶然の再会も観客に訴えるところが少ない。
先日、観てきましたが、ヤコブとヨルゲン、ヨルゲンの妻との出会いは偶然ではないと思います。
ヨルゲンは必死になって、(と言ってもお金と人を使ってでしょうけど)ヤコブを探し出したんでしょう。
それだけの理由があったように感じました。
そして、偶然を装って、ヤコブを呼びつけたように感じました。
私はとても好きな映画です。
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Re: odysさんへの返信です
2007/11/14 by
odysヴェロニカさん、ご意見ありがとうございます。
作品サイトではヴェロニカさんのような説明になっていますけどね。
私はあの映画を見ていて、そういうふうには受け取れませんでした。
ヨルゲンはやってきたヤコブに対していったんカネを出し渋りますよね。
その後、妻との因縁を知るに及んで(或いはあらかじめ知っていたけどその時初めて知ったふりをしつつ)態度を変えます。
仮にヨルゲンが最初から知っていたとするなら、なぜそういう迂遠なやり方をする必要があるのでしょう。
妻や娘に自分の病気のことを隠しておいたのはまあ分かる。しかしヤコブに隠しておく理由がありますか? むしろ最初から「実はこういう事情で」と打ち明けた方が話はすぐに進んだはずだし、ヤコブも心の準備がしやすかったでしょう。あくまで隠しておいて話を進めようとすると、映画でもそうなっていますが、ヤコブはヨルゲンの条件に納得せず話を断ってインドに帰ってしまう可能性がかなり高いし、そのことは初めから予想がついたはずです。ヤコブはインドで孤児たちの世話をすることが生き甲斐になっている男なのですから、当たり前でしょう。
つまり、ヨルゲンがすべてを仕組んだ、ということが話の進行から納得できるように作られていないのです。むしろ、きわめて稀な偶然によってヨルゲンを含む登場人物たちが支配されている、と受け取った方が自然だと思うのです。ヨルゲンはあらかじめ知らなかったからこそ、冷静さを欠き、ヤコブが提案を蹴ってしまうような話の進め方をしたのだ、ということですね。
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