大脱走 (1963)
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昔と今で見方が随分変わりました
2007/02/27
by
rhforever
昔っていうかあくまでガキンチョの頃の見方は、「正義の連合軍捕虜」が悪いナチスを出し抜こうとして頑張るんだけど、大部分がつかまって、極悪非道なゲシュタポに殺されるってのが印象でした。(がきとは言え、あまりにも単純ですよね。苦笑)
それが、数十年たって見てみると、随分印象が変わりました。
まず、主人公の連合軍捕虜たちって、みな空軍の兵士たちですよね。そうすると、無事脱走に成功して母国に帰ったら、ドレスデンや東京に対するような無差別爆撃に加わった可能性が大なわけで。
そんなこと考えたら、到底日本人として「脱出ガンガレ」なんて気分には単純にはなれませんでした。
それと捕虜というものに対する感性というか、考え方。
捕虜って殺し合いをしてる戦場の中で、まあいわば敵方の慈悲にすがって命を救われた存在ですわな。そして日本人の感覚からすれば、この映画の捕虜たちは、収容所でかなり正当ないい扱いを受けてる。
だったら、戦争終わるまでおとなしくしとけよってのが、正直な意見です。
最後にゲシュタポに殺されたことがものすごく不当なことのように描かれてるけど、どんなもんなんだろう。
戦時国際法とか、あまり詳しくないんだけど、そもそも捕虜が逃亡を企てること自体が違法じゃないかと思われるし、あまつさえ、彼らの一部はドイツ軍の軍服を着てたもんね。これなんか速攻で銃殺されても何にも言えないはず。
さんざん、悪口をこきましたけど、映画としての面白さは言うまでも無いですよ
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