ルードヴィヒ 神々の黄昏 (1972)
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トリビア的情報
2004/01/07
by
レクター博士
さんくふる様。
やっぱりご覧になっていましたか。
レーザーディスクの完全復元版(4時間バージョン)を持って
おりますが、LDプレイヤーが壊れておりますので観れません。
DVDのBOXが昨年末に出た様で、「ルードヴィヒ」も収録されて
いるようですが、詳細が分かりません。
かつて、カンヌ映画祭で4時間25分版が上映されたと記憶して
おりますが、制作会社の倒産で散逸したフィルムをかつての
スタッフが買い戻し上映したとのエピソードがあります。
これこそ「完全版」であって、今日市場に出ている如何なる
「ルードヴィヒ」も「不完全」だと思っております。
ちなみに現地の発音では「ルートヴィク」が近いんだそうです。
昔に読んだ本の曖昧な記憶ではありますが...。
ヴィスコンティ監督はミラノ出身の、ルネッサンス時代まで遡る
名門貴族だそうです。ヴィスコンテがイタリア語の公爵という
意味で、その複数形がヴィスコンティなのだそうです。
繰り返しますが、昔に読んだ本の曖昧な記憶ではあります。
それから、オペラの殿堂「ミラノスカラ座」の「スカラ」は
彼の親族の女性名からとっていると記憶しています。
桟敷席は世襲で、ヴィスコンティ家が引き継いでいる席がある
らしいですが、現在はどうなっているか不明です。
今や伝説となっているマリア・カラスの「椿姫」はヴィスコンティの
演出でスカラ座で上演されました。
1950年代でした。
おっしゃる通り、こんな映像を撮れる監督はもう存在しません。
マスター・ピースとしてご覧下さい。
ワグネリアン(ワーグナー・ファン)なら必見!
P.S. 「神々の黄昏」は「地獄に堕ちた勇者ども」の副題で、
オリジナルではありません。これはワーグナーのオペラ、
「ニーベルングの指輪」の中の4部作最終作品の題名をとっています。
トータルの上映時間が14時間を越える畢生の大作です。
有名な「ワルキューレ」は2番目の作品です。
「ニーベルングの指輪」は1987年の日本初演を観ております。
ベルリン・ドイツ・オペラの来日公演でした。
長文、お許しあれ!
-
Re: トリビア的情報
2004/01/07 by
りんどん> DVDのBOXが昨年末に出た様で、「ルードヴィヒ」も収録されて
> いるようですが、詳細が分かりません。
紀伊国屋書店発売のDVD,完全復元版を謳っていますが、パッケージには、「約237分」とありますので、LD版に近いものかもしれませんね。
「デジタル・ニューマスター」とも書いてあります。
> かつて、カンヌ映画祭で4時間25分版が上映されたと記憶して
> おりますが、制作会社の倒産で散逸したフィルムをかつての
> スタッフが買い戻し上映したとのエピソードがあります。
この辺りの逸話は、興味深いですね。
手元に、フィルムアート社《ヴィスコンティ集成》があります。(1981年刊行)
当初、MGMの意向で、英語版は2時間だったということで、どんな《作品》だったのか。とは言うものの、imdbを検索すると、英語版は184分と記載されているので、英語圏では、これが一般的なのでしょうか。
上掲書231頁に、4時間25分版の記述があります。
それによると、1980年、ヴェネチア(映画祭)で上映されたようです。
一昨年、渋谷のTOWER RECORD でブーレーズ版の《指環》のDVDを発見。輸入盤でした。買っておくんだった。日本語版の発売を待つことにしたのですが、結局、出ませんでした。ギネス・ジョウンズ、チャーミングで、お気に入りなのです。 -
Re: トリビア的情報
2004/01/07 by
さんくふるレクター博士様。
> やっぱりご覧になっていましたか。
はい、リアルではございませんが!映画館で見ました、もちろん!!
> レーザーディスクの完全復元版(4時間バージョン)を持って
> おりますが、LDプレイヤーが壊れておりますので観れません。
完全とな〜!!では私が見たものは〜??!!
でも長かったと思いますが、でも4時間は…無かったかも〜(泣)。
私も楽天で、とあるソフト買ったらなんとLDが来て、飾っております(笑)。
ハードが無いので。ある家も少ないですよね〜。探し回ったが。
> DVDのBOXが昨年末に出た様で、「ルードヴィヒ」も収録されて
> いるようですが、詳細が分かりません。
余裕があれば買ってみたいですね。
> かつて、カンヌ映画祭で4時間25分版が上映されたと記憶して
> おりますが、制作会社の倒産で散逸したフィルムをかつての
> スタッフが買い戻し上映したとのエピソードがあります。
> これこそ「完全版」であって、今日市場に出ている如何なる
> 「ルードヴィヒ」も「不完全」だと思っております。
悲しい〜、悲し過ぎます〜。
> ちなみに現地の発音では「ルートヴィク」が近いんだそうです。
> 昔に読んだ本の曖昧な記憶ではありますが...。
ドイツ語は難しい。バイエルンてドイツ語ですよね?
補足説明:
ルートヴィヒはバイエルンの王子です。
なんと18歳で王子になりました。
1842年だそうです。
明治も末期ですね。
貴族もまた黄昏の時期なのです。
> ヴィスコンティ監督はミラノ出身の、ルネッサンス時代まで遡る
> 名門貴族だそうです。ヴィスコンテがイタリア語の公爵という
> 意味で、その複数形がヴィスコンティなのだそうです。
> 繰り返しますが、昔に読んだ本の曖昧な記憶ではあります。
すごい。
そう言えばまだ「山猫」、見れておりません〜。
☆たやに無いので、借りて見ようというのがいけないのでしょうが、いかんせん。
> それから、オペラの殿堂「ミラノスカラ座」の「スカラ」は
> 彼の親族の女性名からとっていると記憶しています。
> 桟敷席は世襲で、ヴィスコンティ家が引き継いでいる席がある
> らしいですが、現在はどうなっているか不明です。
「圧倒的富」ですね。
全くイタリアていう土地は。
そう言えばこの映画上映時は、ヴィスコンティ自身はもう亡くなっていたとか。
> 今や伝説となっているマリア・カラスの「椿姫」はヴィスコンティの
> 演出でスカラ座で上演されました。
> 1950年代でした。
う〜贅沢すぎます。
> おっしゃる通り、こんな映像を撮れる監督はもう存在しません。
> マスター・ピースとしてご覧下さい。
> ワグネリアン(ワーグナー・ファン)なら必見!
音楽素晴らしいですね。お城も洞窟も…。
> P.S. 「神々の黄昏」は「地獄に堕ちた勇者ども」の副題で、
> オリジナルではありません。これはワーグナーのオペラ、
> 「ニーベルングの指輪」の中の4部作最終作品の題名をとっています。
> トータルの上映時間が14時間を越える畢生の大作です。
凄すぎます。そういった作品を要求する貴族も凄いものですね。
> 有名な「ワルキューレ」は2番目の作品です。
> 「ニーベルングの指輪」は1987年の日本初演を観ております。
> ベルリン・ドイツ・オペラの来日公演でした。
そう言えば、おばも最近オペラにはまっております。わたしはまだまだ若輩で、そこまで感性が…。
オペラ聴いたら、他のは聞けないそうです。
> 長文、お許しあれ!
いえ、100へ〜飛び越えてます。本当に。 -
またしても訂正
2004/01/07 by
さんくふる1842は明治の末期ではなく、江戸の末期でした。
-
トリビア的情報:私的情報追加(すいませ〜ん ^-^;)
2004/01/08 by
レクター博士ワオ!こんなに沢山のレス、ありがとうございます。
りんどん様。
>上掲書231頁に、4時間25分版の記述があります。
>それによると、1980年、ヴェネチア(映画祭)で上映されたようです。
うう、ヴェネチアでしたか(^-^;)。
>ブーレーズ版の《指環》のDVDを発見。輸入盤でした。
>ギネス・ジョウンズ、チャーミングで、お気に入りなのです。
私もギネスのファンです!彼女は「デイム」ですね。
エリザベス女王から爵位を授与されました。男なら「サー」です。
バイロイト音楽祭100年記念の公演、シェロー演出ブーレーズ指揮の
レーザーディスクの「指輪」、持っとります(^-^)。
特製BOXで12枚組。発売当時7万円ぐらいだったか...。
コレクターズ・ナンバー3594(^-^)。
ちなみに、ギネスの実演観劇リスト。
「リヒャルト・ショトラウス歌曲の夕べ」。
サントリー・ホールで、もう登場前から胸がドキドキ!
プラチナ・ブロンドの優雅なお姿が目に焼き付いております。
93年のベルリン・ドイツ・オペラ来日公演。
「ローエングリン」のオルトルート。主役「エルザ」役の
カラン・アームストロングを越える拍手喝采。
「トリスタンとイゾルデ」のイゾルデ。
トリスタンのルネ・コロと共に、決定版の陶酔。
メトロポリタン歌劇場来日の「ワルキューレ」のブリュンヒルデ。
圧倒的な歌唱。劇場を「満たす」力強さ、女性的な繊細さ。
ああ、至福の時間でした。
LDのバイロイト版「タンホイザー」もあります。
歌唱、容姿、演技力、と、私の中で彼女を越える人はおりません。
さんくふる様。
「山猫」観て下さいね。ヴィスコンティ作品N0.1です、私的に!
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