ヴェロニカ・ゲリン (2003)
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麻薬犯罪組織に挑む女性ジャーナリスト
2003/10/22
by
豊作
アイルランドのダブリンの街で蔓延する麻薬と麻薬犯罪組織を取材対象とし
て目を付けていた有能な女性ジャーナリスト(30代)−−これまでの業績に
も輝かしいものがあったのだが−−は、取材対象と接触を持つにつれ、身に危
険が及ぶようになる。暴漢に家に押し入られて、脚を撃たれるという目にあっ
ても、その姿勢を曲げず、真実を取材し報道しようとする志を貫く。
という全く社会派の、実話に基づく映画なのだが、決定的な欠陥はストーリ
ーが平板であること。主演女優は男勝りのバイタリティと負けん気の強さを持
ち、一途に正義を求める役をこなしていたのだが、何かそれ以上に幅や深みが
ない。これもストーリーの中での役作りがあまりにも平板でありきたりだから
だ。脇役陣もそつなく仕事をこなしました、という程度。麻薬取引関係者であ
る、憎々しげな悪役は悪役然としていてジャーナリストはそれに立ち向かジャ
ンヌ・ダルクといったところ。現実に忠実なんだろうが、ドラマとしての展開
の面白味には欠けるし悔いたりなさを覚えた。(と、言ったからとて彼女の業
績や功績を貶めたり揶揄したりするつもりはない。それはそれでジャーナリス
トの鏡だ。Veronica Guerinで引くと彼女の業績を短くまとめたページがあった)
アイルランドの英語は聞き取りづらかった。主演の女優はそれほど訛がきつ
くなくてまあまあ理解できたが、地元の若い兄さん達のはほとんど何を言って
るのかわからない。
豊作@Buffalo, NY
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