ワー!マイキーリターンズ! (2004)
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もっとギャグを!
2004/10/21
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最大素数
前作『ワー!マイキー』とは違って今回は全て新作と聞き、そこそこ期待して行ったのですが、どうも外したようです。
お目当ての、お気に入り双子トニー&チャールズは今回も出番は一回だけ。しかも会話に冴えが無い・・・。一方の台詞を他方が繰り返すと見せてエスカレートさせる、その過激さと共に顕わになる本音、微妙にねじれる論点が双子とは言え違う個体としての主張になる、そういう錯綜の面白さがありませんでした。「エスカレート」の方向が、微妙な“言い換え”による論点のねじれが「そんなこと言ってないだろう」との異議以上に発展しませんでした。
一話長くても5分程度、という“縛り”を設定していたのでしょうか、心霊写真騒ぎは3話構成でした。つまり、本シリーズ初の「長編」(笑)になっているわけですがその効果は全然無く、面白くありませんでした。ストーリーとか種明かしなどに拘らず、「ギャグをつなげる」ことに拘ったほうが良かったのではないか。
今回は、一話の中での登場人物を増やしてのドタバタが多かったのですが、石橋監督、多くのキャラを交流させる中で個性を描き分けながら“カラミ”の面白さを盛り上げる、という才には恵まれていないことを露呈してしまっただけのようです。そういう意味でも「ギャグをつなげる」ことに拘るべきでしょう。
なので、本作でのニュー・キャラさおりとのドライブ編は、さおりの妄想というギャグで押し切って、なんとか格好がついたように思います。ま、「妄想」の内容とギャグは陳腐だったので高い評価はできませんが(笑)。
マネキン顔のスクリーンでのアップは相変わらず気持ち悪いもので、特に父親の、両棲類的ヌメヌメとした嫌らしさと、母親のあっけらかんとしたノーテンキ顔ながらアゴのラインに底意地の悪さを感じさせる嫌らしさはともに秀逸と言うべきで、結構お似合い感があります。台詞まわしもそういうキャラに乗れたときは生き生きしているようで、もっとそういう線で押した方がいいんじゃないかと思います。
にしても。かつてはどちらも本当に本来のマネキン人形として機能していたかのか疑わしいものがあります(笑)。
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