きみに読む物語 (2004)
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誰にも負けないもの
2008/01/14
by
taiyaki
少しずつ自分の記憶がなくなっていくというのは,たいへん怖いことです。。
自分が自分でなくなっていくのを感じながら生きなくてはいけないのですから。
あんなに愛したノアのことも家族のことも忘れてしまうなんて,本当に辛かったと思います。
しかし,それは本人はもちろん,それを見守る家族にとっても同じことです。
でも,ノアにとってもアリーにとっても人を真剣に愛することができた人生っていうのは,とても幸福だったのではないでしょうか。
冒頭に老人が「私は平凡な男だ。でも誰にも負けなかったことがある。それは命懸けである人を愛したことだ」と語りました。
人生の中で,人を愛することが一番大切なことなんだろうと思いました。
生きるということは自分自身の物語を紡いでいくことで,物語をすてきなものにするかそうでないものにするかは,いかに人を真剣に愛することができるのかにかかっているということを,この映画の中で教わったような気がします。
夕焼けに紅く染まる湖や,力強く湖面から羽ばたく鳥たちの姿など,映像がとても美しかったです。
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