雨月物語 (1953)
»レビュー
説明的なドラマ
2007/07/02
by
星空のマリオネット
20年以上振りに観ました。以前観た時には神秘的な印象が強かったのですが、今回改めて観てみて、意外に説明的な物語なんだと思いました。
弱い立場にあり世の流れの中では悲しみを負わされる「女」であるけれど、本来子供っぽい個としての「男」に対しては、「女」の怨念や欲望でもって支配してしまうし、またその母性でもって包み込んでしまう。しかしこの女性観についての描写も説明的です。
私としては、溝口の他の作品、特に戦前の瑞々しく揺れている作品(「残菊物語」や「祇園の姉妹」)の方が好きだなあ・・・
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