四月の雪 (2005)
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寡黙であるがゆえの雄弁さ
2005/10/13
by
SA
静かで、叙情的で、繊細で、美しい。
セリフも、役者の演技も、音楽も、すべてが最小限に抑えているにもかかわらず、どんな映画よりも雄弁に観客の心に語りかけてくる。
そんなホ・ジノ作品の魅力が満載の佳作。
『八月のクリスマス』もそうでしたが、見終わった直後よりも、少し時間がたってから、(雪が溶けて地面に沁みこむように)切なさがゆっくりと深く心に沁みてくる、そんな映画です。
キャストでは、やはりヒロインのソン・イェジンが強く印象に残りました。
『ラブ・ストーリー』や『永遠の片想い』では、素の彼女が持っている「可憐な少女のはかなさ」が最大の魅力でしたが、
本作では、そこに「大人のオンナ」の悲しみや強さを表現する演技力が加わり、他の女優にはない独特の存在感を示しています。
『私の頭の中の消しゴム』も公開を控えており、今後の活躍が楽しみです。
※意識しているのかどうかわかりませんが、
『八月のクリスマス』 『四月の雪』であって、
決して『8月のクリスマス』 『4月の雪』ではないのです。
ホ・ジノ作品は、漢数字でなくてはならない。
何となくそう思います。
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Re: 寡黙であるがゆえの雄弁さ
2005/10/16 by
ファントマー
>すべてが最小限に抑えているにもかかわらず、どんな映画よりも雄弁に観客の心に語りかけてくる
なんか気張ってますけど、単に色男のため息連続じゃぁないですか。
こんな映画にそんな世紀の名解説してもなぁ・・・
>『八月のクリスマス』 『四月の雪』であって、
決して『8月のクリスマス』 『4月の雪』ではないのです。
なんとなくって、あんた。そういわれてもねぇ。 -
Re: 寡黙であるがゆえの雄弁さ
2005/10/17 by
凛々
SAさん、ホ・ジノ作品は漢数字でなくてはならない・・同感です!
そういう繊細なニュアンスがすべてに込められている監督さんですよね。
すべてが最小限に抑えられているから、想像力を駆使する楽しみが生まれますね。最初に見たときは、編集でカットしすぎではと思いましたが、3回目ではこれでいいのだと思いました。
映画は最終的に監督のものという言葉を久しぶりに思い出しました。
ハリウッドのプロデューサー中心システムからは生まれようのない映画。(だからこそ、ハリウッドは衰退しつつあると思うのですが)。
ぺ・ヨンジュンさん、イェジンさんという超人気俳優のホ・ジノワールドへの理解の深さもあって、忘れられない映画となりました。
しばらく敬遠していたタルコフスキーとかアンゲロプロスの映画を、また見直したくなりました。 -
Re: 寡黙であるがゆえの雄弁さ
2005/10/17 by
ヘルミーネ
ファントマーさんがこの映画を駄作だと言うなら、
それはそれでいいと思います。
高評価ばかりだとかえって気持ち悪いので。
ただ、いくつか肯定派の方々の意見にレスするという形で
意見を述べておられますが、読んでいて、
なぜこの映画がダメなのか、わからないのです。
いちど議論板の方にスレッドを立てて、
駄作だと思う部分を具体的に上げて、
議論する場を作った方がいいと思います。
ここではネタバレできないので。 -
レスありがとうございます。
2005/10/17 by
SA
ファントマーさんへ
>単に色男のため息連続じゃぁないですか。
この映画の良さがあなたの心に伝わらなかったこと、残念に思います。
ただあなたが「こんな映画」と呼ぶこの作品に対して、「世紀の迷解説」をしたくなるくらい、僕が心を動かされた、ただそれだけのことです。
>『八月のクリスマス』 『四月の雪』〜
なんとなくって、あんた。そういわれてもねぇ。
この映画を理解する感性を持ち合わせていない方には、当然何のことか全く意味不明だと思います。
残念なことですが、仕方のないことですね。
無視していただいて結構です。
凛々さんへ
>繊細なニュアンスがすべてに込められている監督さんですよね。
>すべてが最小限に抑えられているから、想像力を駆使する楽しみが生まれますね。
まさにその通りだと思います。
そんな繊細なニュアンスを感じ取れる心を絶えず自分の中に持っていたい。
駆使して楽しめるだけの想像力を養っていきたい。
(そのために1本でも多くの映画に触れたい。)
そう思わせてくれる監督さんです。
凛々さんは、もう3度も観に行かれたんですね。
TSUTAYAで『春の日は過ぎ行く』のDVDを見つけたので、それをもう一度見直してから、
僕も『四月の雪』を再度観にいきたいと思います。 -
Re: ヘルミーナさん
2005/10/18 by
ファントマー
> 読んでいて、なぜこの映画がダメなのか、わからないのです。
書き逃げみたいなのもやなので、つたないながら。(この後さよならするかも知れませんが)
見終わって感じたのは(個人の勝手な期待が中心ですからそんな期待しても、って言わないでね)
料理の仕方次第では上質のサスペンスになりうる題材なのに、残された男女の恋愛物語にすりかわってしまい、煮え切らない心理描写に終始してしまっているように感じました。
信じていたものに裏切られた虚無感もなく、新たに芽生えた愛への希望もありません。
ただただヨン様のアップとため息の連続を多用したダラダラと間延びした映像の連続でした。
って感じです。
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