四月の雪 (2005)
»レビュー
セリフが少ないのに多弁な映画・・・
2006/10/23
by
マルティン
とても切ない恋愛でした。頭ではわかっていても、急速に惹かれあってどうしようもない男女の気持ち、今昔を問わず、いつもながら理屈では説明できないものですね。
お互いの伴侶が不倫していたという事実を知ったときの衝撃、わきあがる悲しみ、なぜ?というたくさんの疑問、納得できない思い、考えまいとしても噴出する悔しさ、ほんのりとあたたかい好意、心やすらぐようなまなざし、ためらい・・・。
無言の中にも、澄んだ冷たい空気の中にも、さまざまな感情が行き交っていて、見ているこちらが息苦しくなりそうなほどでした。
セリフがとても少ないのに、とても多弁な印象。多くの感情のひだをかきわけていくような気持ちで、鑑賞していました。
余韻の残る映画だと思います。春の花に、冬の雪。人の心を浄化し昇華していくかのような白い雪の風景、印象的でした。
強いて言えば、もう少し編集のつなぎあわせがうまくなると、いいのかもしれません。
レンタルしたDVDに入っていた特別編で、カットされたシーンがいくつかあったことを知りました。いつかは完全版のも見てみたいし、期待しています。
このレビューに対する評価はまだありません。
※ユーザー登録すると、レビューを評価できるようになります。
返信を投稿
掲載情報の著作権は提供元企業などに帰属します。
Copyright©2008 USEN GROUP All Rights Reserved.
Copyright©2008 USEN GROUP All Rights Reserved.













