プロフェッショナル (1966)
»レビュー
連続する見せ場を堪能
2008/02/15
by
牧坂満
「プロフェショナル」はハリウッド映画界がイタリアンウエスタンに乾坤一擲の反撃に出た記念すべき名作の正統派西部劇です。リチャード・ブルックス監督の西部劇で、豪華キャストは4人の専門家たち爆薬使いのプロ、バート・ランカスターに銃の専門家、リー・マーヴィン、馬の名人、ロバート・ライアン、弓と追跡のプロ、ウッディ・ストロードだけに限らず、誘拐されてしまう若妻役にクラウディア・カルディナーレを起用、革命軍のボスにジャック・パランスという凝り用は見事でした。ウディ・ストロードはセルジオ・レオーネ監督による「ウエスタン」でもいい味を出していましたが、私が最も好きな黒人俳優でもあります。ジャック・パランスのセリフ“金の為に死ぬ奴は馬鹿だ”は「続・夕陽のガンマン=地獄の決闘」の三人に言える言葉であり、バート・ランカスターの“女の為に死ぬ奴はもっと馬鹿だ”は当時の女性ファンが三人にはこうあって欲しいと願ったヒーローの条件なのではないでしょうか。硬派のリーダーにマーヴィン、軟派のヒーローにランカスター、いつもヘマをやる脇役にライアン、信頼出来る部下にストロード。イタリアンウエスタン以後の「ワイルドバンチ」と並ぶハリウッド製西部劇の傑作であり、映画生活の常連である某・氏によるランカスターの映画生活20周年記念映画にも大いに賛同します。
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