容疑者 室井慎次 (2005)
»レビュー
最高傑作のひとつ…とすら思う
2005/11/23
by
穏和
確かに刑事ドラマとしては「楽しめない」となる辛口評価は分かります。盛り上がりどころに欠ける…。そういうのを期待している人には、はっきり言ってお勧めできないですね。
それでも星5つ!DVDも欲しい!
踊る大捜査線が「理想的組織とは何か」をテーマにした日なただとすれば、こちらは「手のつけようがない状況」を描いた日陰ですね。
ひたすら上層部の政治の中で無力な、実直で優秀な刑事という、容赦無い現実。はっきり言ってこの映画、「気晴らし」にはなりません。でも普段、自分に出来ることが限られている時、組織の巨大さに直面する時…そうした時に、どういう姿勢を自らに課すのかという、地味ですが永遠に問われるテーマに、この作品は挑んでいるのだと思います。
そういうテーマで見れば、…やはり室井は魅力ある英雄なのでは。
無口かつ無表情な、難しい室井慎次の内面を描ききる柳葉サンの演技も秀逸!
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