マラソン (2005)
»レビュー
主役はお母さん!
2006/10/05
by
理屈屋
良い作品でありました。
自閉症の子を育てると言うことの大変さをつくづく感じさせられます。
主演のチョ・スンウさんが好きなので大変期待して見させて頂きましたが、この物語の主役はお母さんでしたね。
愛しているという感情を表してくれない子を育てるということが、どれほど大変か、コミュニケーションが取れないということに、いかに砂を噛む思いをさせられるのかっていうことを、嫌と言う程見せつけられます。いっそ憎んでくれたなら、なんて思ってしまいます。
実を言うと作品としての出来は今一かな?と言う感じがしてはいるのですが、胸に迫る物語としてとっても良い作品だと言ってしまいましょう。
お母さんが手を離すシーン、これが泣きッ!なんです。始めの方と終わりの方に2回出て来ますが、意味が全く異なっていて感動的です。
手を離すに始まって手を離すに終わる物語なのですね、これは。
それから何と言ってもチョ・スンウさんを見るのなら、あの「スマイル」は見逃したくないですね。彼を「スマイルの巨匠」と密かに呼ぶ事に、私個人的にさせて頂きます。
いやー、そんなことはともかく、お話的に大変に良い作品でありました。
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