空中庭園 (2005)
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過程で家庭を見せる
2006/10/12
by
多治見王
素晴らしい作品
「ナインソウルズ」「青い春」と見終わった後に余韻を残す監督だった
だけに期待して見たけれど案の定・・・
現代の「家族」をテーマにしながら話は進められる
母親の小泉今日子、娘役の鈴木杏 案の定というべきか何という
べきかひとつひとつの表現がうまい!特にキョンキョンはすごかった
コンビニで振り返った時の顔、おもわずビクッとなる程の台詞・・・
本当に元アイドル?といわんばかりの演技力だった
そしてもう一人忘れてはいけないのが板尾創路
彼こそお笑い?と思わせる抜群に自然体かつ味のある演技
さすが松尾スズキをして「お笑いで断トツに演技がうまい」と
言わしめた男・・・板尾とナインソウルズにも出演した千原Jrは
かなり引き込まれる
この映画でもうひとつ印象に残るのはカメラワークである
「回転」をひとつのテーマにして撮っていたと思うが、
カメラをいろんな角度から回転させて撮り、その速度や揺らし方
でも家族の心情や情緒を表現していた すごいの一言
特に食卓を上から撮るところでは表情ではなく、食事の食べ方で
それぞれの感情を表現する 素晴らしいの一言
正に演「演技力」と「撮り方」が目立った作品
内容としても面白かった キーワードとなる言葉は
「赤ちゃんは泣きながら血まみれになって生まれてくる」
この言葉を言うためだけに出てきたような瑛太の発言
実際エンディングにかけてこの言葉が注目される
ラストはさまざまな終わり方を想像できた
どの終わり方にせよ過程で十分満足できる作品であった
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