皇帝ペンギン (2005)
»レビュー
遠きかの地の輝ける生命たちへ
2006/07/13
by
fuka-abi
やっと見ました。日本語字幕版です。
美しい映像詩、きらきらしたフレンチポップス。
まさにフランスが作ったドキュメンタリーといった感じ。
でもかわいい、美しいだけでない、生きる事の切実さや残酷さ。
生と背中合わせに存在する死のあっけなさ。
最初からすっかり引き込まれて「もう終わり??」という印象。
随分前ですがテレビでショッキングな映像を見ました。
地球温暖化の影響で南極の夏の気温が上昇し過ぎて、まだグレーの厚い毛に覆われた小ペンギンたちが、暑さに喘いで死んでゆくという映像でした。
無知でのんきな私は、ただただショックで哀しくてたまりませんでした。
今までそんなにも気に留めてなかった遠き南極の地で、懸命に命をつないでゆこうとしているものたちへの愛情が沸々とわいて、涙が出ました。
それに比べると、本作はきれいでソフトな印象。
それでも充分にダイナミックな生と死の営みを感じられる秀作だと思います。こんな映像よく撮れたもんです。
今まで知らなかったペンギンの生態も知る事が出来ました。
小ペンギンのかわいさは言うまでもございませんが、悶絶ものでございます。(笑)
ゴミを減らしたり、空調を出来るだけ付けないように心がけたり、地球のためにも、そこの息づく命のためにも、小さくても出来る事はある。命を愛おしく思うからこそ、繋げてゆきたい未来がある。
改めて心に誓わせてくれた作品です。
1人がこのレビューに共感したと評価しています。
※ユーザー登録すると、レビューを評価できるようになります。
返信を投稿
Copyright©2008 USEN GROUP All Rights Reserved.








