ALWAYS 三丁目の夕日 (2005)
»レビュー
反吐が出る、安直な脚本演出
2008/01/27
by
rwest
2ちゃんねるでもあるまいに、こんな評価を書かねばならないのは残念。
人情物は嫌いではありません。むしろ簡単に感涙してしまう方です。それでも、これはあまりにチープで記号的な脚本で興醒め、そこを強引に大音量の音楽を被せてという安直な演出、役者さん達は演技を頑張っているがゆえに、正直その手のシーンでは、安直で無理がある状況と熱演のギャップに反吐が出る思いでした。何度も途中で観るのを放棄しかけました。
原作はマンガですが、マンガで許される記号性と生身の人間が演じる映画でのそれには、とてつもない差異があります。近年、マンガ原作のドラマや映画が多いですが、流れに乗ってその辺が安直に過ぎたのではないでしょうか。
たまたま前日に黒澤明の「生きる」を観て感銘していたところ、すごいギャップでした。しかし、黒澤も若干記号的な部分が感じられますが、この違いは何でしょうね。
もっと酷い映画はいくらでもあると思いますが、いろいろ評価されている事で期待してしまった身ではこの評価とならざるを得ません。ただ、「ノスタルジーで美化された架空の過去」の映像集としては綺麗だったと思います。
追記:低評価を付けた人を理解できない方達は暗黙にある誤った前提を持っているように思えます。それは、観た人がみんな作品世界に一定のリアリティを感じて入り込めているという仮定です。低評価を付けている人には、話の都合良さなどいろいろな原因で「引いて」しまって、作品世界から一歩引いて観ざるを得なかった、という方が多いのではないかと推察します。
種々の障壁を乗り越えてこの作品世界にリアリティを感じられるほど、強靱で柔軟な感受性を持った人ばかりではないのです。私はこのような不要な障壁を設けるような映画を高く評価することは出来ません
4人がこのレビューに共感したと評価しています。
※ユーザー登録すると、レビューを評価できるようになります。
返信を投稿
Copyright©2008 USEN GROUP All Rights Reserved.



![DVD「ALWAYS 続・三丁目の夕日[二作品収納版]」](http://ecx.images-amazon.com/images/I/51e2I%2B%2BzvVL._SL75_.jpg)






