ギター弾きの恋 (1999)
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なぜ私はショーン・ペンがダメなのか?
2002/09/19
by
倉島穂高
ここ数年来の謎が、ますます混迷を深めました。嫌いな役者や監督については、大抵「これこれこういう理由だから」と明快に断言することができる、あるいは「生理的に嫌いだ!」と切って捨てることができるのですが、ショーン・ペンに限っては、嫌いな要素がこれといって見当たらないにもかかわらず、観るたびに「あー、やっぱりこの人は私には合わない……」とへこんでしまいます。
この映画の主人公は、やっぱり、いつもどおり、良くも悪くもウディ・アレンそのもの。卓越した才能を持ちながら、尊大なまでの自信と身の置きどころない劣等感という大いに矛盾した感情を持て余し、女に対しては優しくて残酷でだらしない、うさんくさいくらいに饒舌な男。『ブロードウェイと銃弾』でこの役回りをふられたジョン・キューザックは、残念ながら力量不足だった。『セレブリティ』のケネス・ブラナーは大当たりだった。そしてショーン・ペンは……
人様の評を拝読するまでもなく、大当たりだと思う人が多いのだろうということは容易に想像がつきます。実際、演技そのものはうまかったと思いますもの。ああそれなのに、私の感性はどうしても彼を受け入れることができない(;_;)
ウディ・アレンについての評価は変わりませんでした。観ている時は面白くて十分に楽しめるが、もう一回観たいという気持ちが全く起こらない。これはショーン・ペンのせいではありません。
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