メゾン・ド・ヒミコ (2005)
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出演者がとても個性的で輝いて見える
2007/09/18
by
トラップ大佐
犬童監督の演出力が光る作品。海辺の景色を中心として映像がとてもきれいでいいし、そこにあるメゾンドヒミコの建物もしっくりする。バスはあまりに作り物が見え見栄だったけど上からバスの半分程度の形を写すなど情感のこもる捉えかたをしていた。夕焼けの海と空の色もきれいだし、海辺の緑もきれい。ゲイの映画というのはいろいろ見ているけど出演者がとても個性的で輝いて見えるのは何故だろう。ヒミコ役の田中民は美輪明宏をイメージさせ、その身のこなしや話し方がなんともいえない。こんなに存在感のある役者はあまりいないと思う。ルビー役の役者も最初はとても違和感があったが見ていくうちに人間としての大きさを感じてしまった。柴咲コウの演技も光る。彼女の事務員姿もいいし、「また逢う日まで」をガイドの制服で踊るシーンなどは色っぽいし、すっぴん顔になるとそこらにいくらでもいそうな女性になるところもいい。オダギリ・ジョーの男の色気というか、しっかりとあがっている腰がかっこいい。ゲイに限らず仲間の死を目前にして残された人達がどう生活していくのか、介護をどうするのかとか、いろいろ考えさせられる脚本もいい。エンドタイトルの曲もいいし、途中の挿入歌もいい。神奈川県の海岸という設定だけどあの海岸は神奈川県にはないと思う。
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