銀河ヒッチハイク・ガイド (2005)
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馬鹿映画(?)なのに程を超え。。。
2006/08/19
by
としぞ
表示が10点刻みなので70点だけど、点数は75点↑
原作を読んでいないのだが、まず、銀河系を通るバイパス建設に邪魔だから地球を壊す、というのが笑える。限りなく官僚的なヴォゴン人(だけど、その書く詩は最悪)、能天気で無責任な大統領、何故かパセティックなロボット、etc、etc。ところどころにちりばめられたギャグのデティールと登場キャラクターの人物造形は、一見文字通り「オバカ映画」のルーティン。しかし、視点を変えてみると、全体を通して「おバカ」では済まされないテーマが見えてくる。この映画は、コメディというオブラートに包まれた、アイロニーやアフォリズムに溢れた物語なんじゃないかな。オープニングで歌われるイルカの歌の歌詞にもそれは現れているし。加えて、「アーサーが終始バスローブを着てるのはスターウォーズのジェダイをパロってるのかな」とか「二匹のねずみはディープソートの前にいた二人の子どもなんだろな」とか「究極の質問の答えの42って何?」とか、深読み(?)できるのも楽しい。
いわゆる、スラップスティックやポプコンムービー的な笑いを求める人には「どこが面白いの?」と思わせてしまうだろうし、筋の通ったSFを見たい人にとっては物足りない内容だから、おそらく、合わない人には徹底的に合わない。観客が選ぶ映画と言うよりむしろ、観客を選ぶ映画なのだろう。
個人的には、時々気の利いた言い回しが出てくるセリフ、ナレーションもお気に入りでした。
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