シン・シティ (2005)
»レビュー
実に面白い、興味深い。
2006/10/20
by
理屈屋
イラストレイテッド・ノベル(平たく言うとコミックまたは劇画、かな?)の映画化作品ということです。
が、これがなかなか奥が深そう。
ストーリーとかはハッキリ言ってコミックそのものって感じで、悪だの愛だの正義だのってことをやってるだけで大したことはないです。
じゃ、何が奥が深そうって感じるかっていうと、ズバリ、この画ですね。それと音楽と全体が醸し出すハードな雰囲気。
これらが渾然一体となって、何やら私の深い部分にある感覚を、どうも刺激してしまうようでありまして、どうにもアートな感じが否定できません。
カッコイイとかクールとか言うのとちょっと違う、とってもアートな感じを受けてしまいます。赤や黄色や青がモノトーンでハイコントラストな画の中で際立っていたり、残虐で暗いイメージの中で、ところどころ出てくる「決め絵」(決めゼリフでなく)なんかは、そのままアートして部屋に飾りたい感じさえしてきます。
ロバート・ロドリゲス監督、クエンティン・タランティーノ監督、フランク・ミラー監督の3人が共同で監督したってーのがミソみたいですね。
「絵」と「ハードな雰囲気を持つ世界観」と「絵と音楽と役者さんの魅力を合成する力」みたいなのが、最高の形でミックスされたのがこの作品ではないかな?などと思ったりします。
「面白い」というよりは「とても興味深い」という感じではありますが、凄く力を感じる面白い作品であります。キャストも非常に豪華です。
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