旅の重さ (1972)
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高橋洋子様お元気ですか。
2005/12/02
by
元映画野郎
高橋洋子との出会いは、NHKの朝ドラ『北の家族』。ストーリーはすっかり記憶から欠落しているが、寒風の中、真っ赤に染めるその頬と、マフラーにスキー帽、その人懐っこい表情は、脳裏に焼きついている。
なんか、女優への憧れ・恋心の原体験だったような気がする。
そんな幼少の記憶をひきずったまま、彼女の出演作を追いかけたのは、もう私が大学生。
本作・『宵待草』・『アフリカの光』・『サンダカン八番娼館』。
どの作品も文字どおり体当たりの演技で、記憶とは違う彼女の姿に、ちょっと気恥ずかしく、複雑な心境になった。
でも、どこか垢抜けなく、純朴な風情は相変わらずで、そこがとっても愛おしい感じだった。
そういえば、『太陽にほえろ』のシンコこと、関根恵子の大映時代の増村作品を観たときも同様に感じたっけ。
作品の感想は、夏の四国の棚田の緑の稲が本当に美しかったことにつきる。
『天国の日々』の黄金の小麦の穂に匹敵する(褒めすぎかな)。
そして、こんなショットを切り取れる斉藤耕一に嫉妬した。
この嫉妬が冬の『約束』で決定的なものとなるのですが。
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