男たちの大和/YAMATO (2005)
»レビュー
エンディングで10点減点
2007/09/30
by
月踊り
怖いもの見たさに借りてきて、観てしまいましたあ。
一言、真面目に作った良い作品だと思いました。
心情右翼のボクとしては、与謝野晶子的な上っ面の反戦思想をサブリミナルみたいに差し込んでこなかったのは大いに褒めたいと思います。
また、漁船に15歳という少年を乗せたのも良かったですね。平成生まれの彼が仲代達也さんの“痛み”を理解する事で、「昭和が終わった」という台詞につながったワケです。
役者さんでは、反町君と中村獅童君は素晴らしかったですよ。それまで気にも留めたことはなかったけど、名演と言えると思います。
が、
エンドロールで大嫌いな長渕の声が流れてきた時点でミュートにしました。映画館にいたらそこで出てきたでしょう。彼らがこの映画で描きたかったのは、所詮この男の歌にプンプン臭うような、はったりの大和魂だったのでしょうか、突然安っぽくなってしまいました。
それからどなたかも指摘しておられましたが、軍服から何からキレイすぎますね。リアリティをCGだけに託しちゃいけませんや、本末転倒ですよ。
それからラスト近くでみせた仲代さんの敬礼、あれは海軍のものではないですね。間違ってると思いますよ。
それから最後、また『三丁目の夕日』と同じ苦言ですが、何で「YAMATO」なんてサブタイトルが必要なの?
やはりどなたかが既に触れていましたが、長渕の歌のタイトルといい、確かに製作者の神経を疑わざるを得ませんね。監督・脚本家の意図とは異なった、プロデュース側の独断であってくれればまだ救われるんですが。
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