ディア・ウェンディ (2005) »レビュー

「武器を持つ者は使わずにいられない」という法則

60点 2005/12/19 by むぎわら帽子のジミー

 ハリウッドのアクション映画では当たり前のように登場する拳銃。それを子供たちが偶然手にしたことから物語が動き出す。この、 "子供と銃" というのが私には新鮮でした。また彼らが秘密の組織を結成し、銃を所持することで精神的な成長を遂げるというのも、リアルではないけどリアリティがある。

 ただ、この映画は子供たちの成長を描くことよりも、銃が社会に存在するかぎり起こり得る、逃れようのない現実に主眼を置いているのでしょう。そこが私の好みとは違うのですが、これはこれでいいと思う。ただ、このアイデアを拝借して、少年から青年に成長していく過程をじっくり描く青春映画を作ったら、またべつのおもしろい作品ができるんじゃないかという気もします。

「映画そのものがよかった」というよりも、「少年が隠れて銃を持つ」というシチュエーションに強く惹かれました。


2005/12/18 伏見ミリオン座(2)

 

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