法と秩序 (1969)
»レビュー
守りきれない物もある
2004/11/15
by
アキラ
「私の赤ちゃんよ」「冷静に話し合いなさい」
危険な地区での警察の治安維持を見つめるドキュメント。
警視庁24時はこれをパクっているのでしょう。
警官を脅してもすぐに釈放になる未成年犯罪者。
引ったくり被害者の鞄探し。売春の摘発。
ヤク中や酔っ払いの世話。タクシー料金のトラブル。
家族問題への仲介。その町に生きる人々が見える。
国民の43パーセントが寄る外を歩く事が怖いという
治安の現状を変えてゆこうという演説の後に
アイロニックに挿し込まれる現場のシーンが印象的でした。
「弁護士に会いなさい。我々にはどうする事もできない」
「でも、俺の子供なんだぜ。俺の妻なんだ…」
法や秩序では守りきれない物もある。
この見事な論旨の転換にやられました。
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