疾走 (2005)
»レビュー
特殊な事例
2006/08/08
by
理屈屋
尖がった背景と尖った個性を持つ人物達が、尖った物語を紡ぎ出していて、それなりに胸に痛みを伴う疾走を見せてくれているとは思います。
が、尖った背景で見る尖った個性の人達の尖った出来事は、かなり特殊な事例に見えてしまい、「誰にも起こり得る」とは感じられないので、遠くから気の毒だなぁと思いながら眺めてる、という感じがしてしまいました。
豪華キャストの上に皆さん熱演で、教室で髪を切るシーンとか、暗闇で少年が少女の幻を追って走るシーンとか、良い感じのシーンもあるんですけれど、胸には来るが「グサッ」でも「ジーン」でもなく、「何となく可哀想」という感じなのが残念です。
とりあえず、中谷美紀さんと韓英恵さんが、抜群の存在感でした。
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