疾走 (2005)
»レビュー
心にずっしり
2008/01/30
by
Caramel
映画化されるにあたって原作を読むつもりが、あまりにも重く暗い内容に挫折し、映画だけを観ようと気持ちを切換えました。
近くの映画館でも上映されず、レンタルはいつも貸し出し中でしたが、今日やっと観ることができました。
2004年に撮影された作品なので、観たいと思ってから3年経っている訳ですが、期待を裏切らない映画でした。
手越さん演じるシュウジの孤独や絶望がよく描かれていて、内に秘めた寂しさやそれでいて力強い何かを感じ取ることができました。
黙っていても瞳だけでも伝わってくるような、素晴らしさでした。
特殊な部落で生活していくことは、それゆえの差別や仲間意識を生んで行くものだと思いました。
人は、1人でいると弱くても大勢でいると強いと勘違いして弱いものを攻撃してしまうものなんですね。
韓さんの意志の強そうな、それでいてこわれてしまいそうな瞳にも惹かれました。
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