彼奴を逃すな
(1956)
»レビュー
ヒッチコックを超えた!?鈴木英夫
2005/11/30
by
シンジ
NHKBSで放送された「彼奴を逃すな」見ました?すごかったな〜。
オープニングタイトルのかっこよさ、あれってスコセッシの「グッドフェローズ」そのまんまじゃないですか!
出演してる俳優も超豪華、木村功と津島恵子“七人の侍”の二人が夫婦役です。志村喬に宮口精二、土屋嘉男もそう。予算は七人の侍の10分の1でも面白はひけをとらない。
津島恵子が本当に素晴らしい。美しくやさしく品がある。まさに理想の奥さん。はぁ〜、いいなぁ・・(妄想)
芥川也寸志の音楽も不安をあおりたてて凄い。
そしてこの映画が炸裂する瞬間がクライマックス15分間に凝縮されている。
ヒッチコックも超えたといいたくなる、暗殺者との無言の対峙。究極の緊迫感。
この危機を妻に伝えようとラジオの配線を使って「ニゲロ」のメッセージのアイデアにはうなった!!
セリフもほとんどない、狭い店の中で男二人と女一人のサスペンスをこれだけみせるものにしてるのは、ひとえに演出の賜物だ。
鈴木英夫を知らないということは、映画を見たことがないのと同じことだ。
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