ホテル・ルワンダ (2004)
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2008/06/25
by
しし
衝撃的の一言。民族紛争、浄化…正直、日本人の自分にはテレビの画面に映し出される単なる活字の一つだ。1994年といえば自分は小学校低学年。「A君がぶった」だの「B君に〜をとられた」などと言っていた頃に同世代の子供たちが、なたで切りつけられ命を奪われていたということか…
この事件で生き残った当時の子供たちで、今の自分と同じ年齢の人々が今もルワンダで生活しているはずである。ツチ族の人もいればフツ族の人もいるだろう。きっと彼らと自分では人生観が全然違うのだろう。
作中でポールが妻に「なたで切られて死ぬより、飛び降りてくれ」と懇願するシーンが頭に焼き付いて離れない。愛する人・家族の死を誰が望むだろうか。究極の状況・究極の二択に迫られる場面に遭遇することがこれからの人生で自分に訪れるかも知れないが、「死か死」という選択にもし巡り会ってしまったら…今の自分では何を為すべきか分からぬままに死んでしまうと思う。
死線を越えて尚生きる人々の強さというのは当事者にならないと永遠に分からないだろう。
この広い世界で今も戦争を繰り広げている国がいくつもあるが、やはりテレビに映るそういった殺伐とした風景は他人事で、今日も自分は「怖いね」と言いながらももくもくと夕食を食べるのである。
ただ、ただ一つこれをきっかけに、一日を精一杯生きることを心がけようと思った。「死を隣に」という緊張感なんて到底持てないが、自分なりのベストを尽くして生きたときに初めて「死と死」の選択肢に答えが出せそうな気がするから。
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