スターリングラード (2000)
»レビュー
監督の手腕
2006/07/03
by
January
ソ連のスナイパー、ヴァシリを演ずるジュード・ロウとその恋人ターニャを演ずるレイチェル・ワイズよりも、青年将校ダニロフ演ずるジョセフ・ファインズとドイツ将校演ずるエド・ハリスの演技がすばらしい。
ジョセフ・ファインズの濃い演技がこの物語のスパイスとして効いているし、エド・ハリスは非人間的なナチスの将校をほとんど無表情な中、滲み出る感情を完璧にコントロールしていたと思う。
戦争映画なので全編どこをとっても美しい画はないにも係わらず、映画全体としては美しい出来上がりなのは、人間どうしの関係に比重をおいた監督の手腕なのだろうと思う。
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