ウォーク・ザ・ライン/君につづく道 (2005)
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40回目のプロポーズ
2006/02/20
by
TOSHI51
この映画の見所は何といってもアカデミー主演男優・女優賞にノミネートされたホアキン・フェニックス、リーズ・ウィザースプーンの二人ですね。まず歌声が素晴らしい。二人が歌っているのを見るのは初めてなのですが、まるで本物のカントリー歌手が歌っているかのような歌唱力でした。特にリーズの伸びのある歌声はとても好きです。次に演技の方ですが、これも文句ないでしょう。ホアキンの場合、ジューンへの愛情と家族への愛情とのジレンマに陥り、また、気軽に始めたドラッグにいつしか溺れ、中盤以降、心身ともに壊れていく姿を見事に演じ、鬼気迫るものがありました。リーズの場合、ジョニーの求愛を受け入れたい気持ちもあるんだけど、過去の幾度の結婚失敗の経験から臆病になってしまうという複雑な心境をうまく表現していたと思います。
ただ、良くできた映画だとは思うものの、心に残るものはあまりありませんでした。感性の問題だとは思いますが、ジョニー・キャッシュの歌が特に心に響いたという事もなかったし、彼の生き方に特に共感したという事もなかった。ラストの彼はとてもかっこ良かったですけどね。この映画を見るまでジョニー・キャッシュという名前すら聞いた事がなかったし、カントリーに対してもあまり馴染みがなかったのが、映画にあまり入り込めない大きな要因だったんでしょうか。もし、僕がアメリカ育ちで彼の事を良く知っていて、カントリー大好き人間だったら、満足度は大きく変わっていたかもしれません。
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