ジャケット (2005)
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組織化された人間の、組織!
2007/01/08
by
理屈屋
「組織化された人間」の組織、の話か、さもなければ「頭は死んで、体は生きている」人間(達)の話、でしょうか。
自分が誰か分からなくなった時のために認識票を持っていて、本当に自分が誰か分からなくなってしまったようです。
「自分が誰かも分からないまま、一生を送ってしまうかもしれない。残されている時間も少ないかも?」
そういう危惧を現代人に与える、衝撃の問題作なのでしょう。
外観が、記憶障害を持った患者が、未来へタイムワープする能力を身につけ、そして自分の死を知って、自らの死の真相を究明するという、SFみたいな形態な上、サイコスリラー的な味付けなので、作品のメッセージを非常につかみにくいでしょう。その点は製作者の失敗だと思えます。
もっと真っ直ぐに、直球でメッセージを伝えるように作ったなら、素晴らしく感動的な作品になっただろうに、と思われるところがとても残念です。
是非何度も見て、いろいろなことを象徴していそうないろいろな事物を、あーでもない、こーでもないと、いろいろに解釈しつつ、製作者の真に伝えんとしているメッセージを紛うことなく全て感じ取りたいと思うわせてくれる、力作ではあります。
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