ぼくを葬る (2005) »レビュー

極めてシンプルでパーソナル

70点 2008/04/13 by 未登録ユーザ Hiro.

ぼくを葬る

DVDにて鑑賞。

オゾン監督の作品はこれで4作目の鑑賞。
どこがいいのか、明確にわからずに、なんとなく気になって追いかけていたのだけれど、今作でそれが見えた気がした、かな。

主人公はフランス人の若手のクリエイタで、ゲイ。
監督個人を強く反映したキャラクタであるという想像は僕でなくても自然と導き出されるものだと思う。
その彼が突如、余命3ヶ月を告げられて、自分のなかの抽斗を整理してゆくというストーリィ。
家族との、過去との、仕事との、未来との関係を自分なりに整理し、けりをつけてゆく。
上映時間も短いので寄り道も複線もなく、極めてシンプルなストーリィ。

オゾン作品らしく、映像は繊細で美しく、フランス映画らしく(?)BGMもほとんどない。
また、登場人物の数も、数えるほどで、ストーリィとカメラは主人公のロマンからは離れることはない。
このシンプルでパーソナルな展開だからこそ、今まで見てきたオゾン監督の作品よりもわかりやすいし、見えやすい。

あくまで個人的な感想ではあるけれど、
この人の作品は、全部、
何かを失う。もしくは失おうとしているヒトが、
その喪失を自分のものとして受け入れる。
その姿を描いている。
僕が惹かれたのは、その部分なんだということ。

たとえば、この作品なんかでは死に至る病気の表現が綺麗過ぎるとか、そういう部分が気になることがあるかもしれないけれど、優先されたのは、心象であるということを思えれば、そこは問題視なくても言いかと割り切れるかな。

少なくとも、アキモト映画なんぞよりは、こちらのほうを支持したい。

 

このレビューに対する評価はまだありません。
ユーザー登録すると、レビューを評価できるようになります。

返信を投稿

名前 ※ニックネーム可
メール ※表示されません
見だし
内容
※ネタばれ、個人・作品に対する誹謗中傷はご遠慮下さい。
※ネタばれや質問などは掲示板
オプション この作品のお知らせメールを受け取る(返信をお届けします)


掲載情報の著作権は提供元企業などに帰属します。
Copyright©2008 USEN GROUP All Rights Reserved.

ユーザログイン

Mail
Pass


この映画のファン

  • holic
  • ヴェロニカ
  • hirogon

 

ユーザ登録をするとこの映画のファンに加わることができます

関連動画クリップ

動画未投稿です

動画を投稿する

関連DVD

ぼくを葬る

  • 定価:3990円(税込)
  • 価格:3241円(税込)
  • OFF:749円(18%)

 

携帯で見る

qrcode

満足度データ

100点
6人(9%) 
90点
17人(26%) 
80点
14人(22%) 
70点
17人(26%) 
60点
4人(6%) 
50点
0人(0%) 
40点
3人(4%) 
30点
2人(3%) 
20点
0人(0%) 
10点
0人(0%) 
0点
0人(0%) 
採点者数
63人
満足度平均
77
ファン
3人
観たい人
11人

 

満足度ランキング

満足度 投稿数 観たい ファン 全作品