明日の記憶 (2005)
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あなたがアルツハイマーになったとき、あなたは何によって生きるか?
2007/01/20
by
Shiro
この映画は人ごとではない。
自分自身が60歳を前にしてひどく忘れっぽくなったことを自覚する今日このごろだ。特に、前半の固有名詞が度忘れして出てこない程度の状態が急速に進行して、自分自身の変化に呆然とするところは何か身につまされる気がした。
渡辺謙と樋口可南子の迫真の演技は見事の一語。50歳前の、子どもを育て上げて二人で向き合うしかなくなった段階で試練に直面した夫婦の姿を見事に演じている。
あなたがアルツハイマーになったとき、あなたは何によって生きるか?それをこの映画は見るものに問いかける。
素晴らしい映画だったのだが、夫婦のその後を暗示するラストシーンに先立つ場面は疑問が残る。映画だから真実を伝えるために多少の無理は良いとしても、見ていて筋を追うのに迷ってしまった。
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