千と千尋の神隠し (2001)
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あの湯屋が・・・・
2007/08/26
by
本物の目
さて、今回も宮崎映画で問題発言でもしようかと思います。ここでは映画内容の解読については触れませんが、私なりの見方の意見をここで提示しますね。
とりあえずこの「千と千尋の神隠し」の舞台となった湯屋とは、安土桃山時代から始まった日本文化の「遊郭」にしか私にはみえない。
もっと正確に言うならば、宮崎監督は江戸以降の文化を継承した、今でも現存する「吉原遊郭」「飛田遊郭」の流れをまず狙ったのだろう。これの意味はもちろん
「風俗」「チョンの間」
です。登場してくる人物のキャラクター、人間背景、お手伝いさん、江戸と同じ風呂の作り、遊びができる大広間など正直映像から見える部分全てが当てはまる。
おそらく見たことがない方は完全否定するでしょうけど、あれがただの風呂場かな〜?見れば一目瞭然な気が
この館で「欲にまみれた親」を助けるために、身一つで働く10代の少女。しかも、「名前」の一部を経営者から取られるという「担保」を背負いながら。
古代日本では、「祝詞」という文化があり、字を書くことでその存在価値をはじめて認める文化が平安時代よりあった。要するに字を書き、それを声に出して初めて読むことにより、魂が宿り、生きる・あの世に通じるという思想の根本である。昔、神であった天皇貴族達が和歌を詠んで楽しんでいたのもそういうことだ。
要するに自分の「名前」がなくなるというのは、その人間の「存在」が誰からも認めてもらえないことと同じ。もっというならば「この世に魂がないこと」という根本の存在否定になる。この制度も非常に江戸以降の風俗文化につながる訳あり女につける一部分の名前、「源氏名」に由来してくるのだが、やはりこれもまた遊楽を髣髴とさせる演出だ。
一応この映画は、少女が遊楽で懸命に「欲」の圧力と戦いながら、頑張って「働く」一連のアイデンティティー模索成長物語なのであろうが、うーん、なんともエロいおっさんだ。
結局どういうことをいいたいかもラストからもある程度これで見えてくるが、ファンタジー・成長モノが好きな宮崎ファンの方にはどう受け取ったのだろうか。子供には少し表面的にも難解な作品に見える。
とりあえず一般的には映画から「自分勝手なことばかりしていてはだめ」「人間は助け合わないとダメ」「自然は守りましょう」みたいな教養を親は子に教え、親は「子供へのしつけ・子供との接し方」について今一度深く考えるべきってところを観客はまず拾うのか。
しかし、私には結局この映画もまた、説教うるさい監督の世間の大人への苦言のみが表面を支配し、内の大部分基本構造はただの少女への愛情表現願望作品になってしまっているようにみえるのである。
とりあえず、宮崎監督のエロティシズム感性のストレートボールを真正面からガッチリとキャッチできるキャッチャーのわたしにはこう解釈できました。
ちなみに監督自身は実の息子に「殺したい」と思われており、初監督作映画の中で実際殺されているというのが笑えるけど。全然ダメじゃん、自分家のコミュニケーションが。
ちなみに外国人がこの映画を評価したのも、結局西洋文化人が「浮世絵」を風俗モノの「春画」として見れない世界観と同じこと。外国人が「芸者」を「高級官僚用の売春婦」と思っているのと同じ事。
映画で言うならば「蝶々婦人」の世界観が基本骨格か。
「イロモノ」ですね。
3人がこのレビューに共感したと評価しています。
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Re: あの湯屋が・・・・
2007/08/28 by
月踊り
> すみません、馬鹿馬鹿しいとしか思えませんでした。
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どーしてこんな作品で抜けるんだか。
2007/08/28 by
銀河鉄道の朝
「風俗」「チョンの間」でエロくて「イロモノ」でそそりますね。って言われてもね〜。
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Re: あの湯屋が・・・・
2007/08/28 by
ゆんぐ
本物の目氏の解釈、面白いですな
監督は、たとえ親がブタになったとしても子供は親のために力を尽くす、という美談をつくり
返す息子は、初監督で原作にもない親殺しでバッサリ
「イロモノ」VS「ファザコン」 -
Re: あの湯屋が・・・・
2007/08/29 by
記憶違いか?
なんか、同じような内容の映画評を以前雑誌で読んだような・・・・
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Re: あの湯屋が・・・・
2007/08/29 by
ファントマー
そうですね。
この手の内容は目新しくもなく、トトロへの書き込みの乗りで書かれたのでは。。。
遊郭を多少なり知っている人には、湯屋のモデルが遊郭であることは明確ですし、作者も別にそれを隠そうともしていませんよね。
名前を取られるのも、書かれている通りというのが普通の見え方です。(あくまでも遊郭などを知っている人にとっては、ということですが)
これをもって
>ただの少女への愛情表現願望作品になってしまっているようにみえるのである。
へ行くのが不思議ってか、ちとゾーッではあります。 -
Re: あの湯屋が・・・・
2007/08/29 by
ヌーヴェル・ヌーヴォー
トトロのスレッドもそうだが
本物の目って宮崎監督を けなしたいだけ?
ささ、トトロのスレッドで擁護してくれた
ジャン=ルークさんにお礼を言わなきゃね。 -
Re: あの湯屋が・・・・
2007/08/29 by
笑えます
>「千と千尋の神隠し」の舞台となった湯屋とは、安土桃山時代から始まった日本文化の「遊郭」にしか私にはみえない。
そういう視点で観る
本物の目さんの潜在意識こそ
エロい。
この映画の神々は
風呂と食事をしに来るだけっしょ。 -
Re: あの湯屋が・・・・
2007/08/29 by
別にいいけど・・・
宮崎駿が嫌いと言うより、サヨク(的思想)が嫌いなんですよねっ!!だから他のレビューでも映画の質とはあまり関係がないような政治(右)っぽい発言や、その意識が強いぶん決め付けコメントに流れることがままあって読み手を辟易させるんですよねっ!!
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Re: あの湯屋が・・・・
2007/08/29 by
別にいいが・・・
本物の目さんによるレス、待ってま〜す!
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Re: あの湯屋が・・・・
2007/08/30 by
本物の目
まず、どなたか上で触れておりますが、確かに私自身がエロエロです。それは世間では誰もが認める事実です。
あとこの映画の見方は決して奇抜ではないので、他の方が同様の見方をして当然でしょう。むしろもっとこの映画を風俗だという観点で同じ事を言ってる多数の日本人がいて当然だと思ってるくらいです。
逆に疑問です。
次!
別に私の映画批評に関して皆様からの擁護や同意などは求めておりません。現に、私の全レビューに対する反感?はお見事であり、尋常ではない嫌われようですね♪
ただレビューが役に立ったにクリックはありませんが、注目度はどうもアクセス数からかなり高いものと思われるので、皆さんもなんだかんだいってわたしの意見が気になってるんだなと思っております。
私の考えはかなり極端であり、反感は承知の論調ですけど、結構的を射ているレビューばかりだと自負していますよ。他のレビューもよく読んでください。一般的な意見と違い、新しい考えを提示しているでしょう?
最後に2個前のレビュー投稿者さんが的確な意見であり、私はヒゲオヤジには興味などありません。攻撃対象は「偽善者ぶる」左翼集団・リベラル映画です。ただ左翼思想だから無条件に非難するというわけでもありません。オリバーストーン監督は本物の異端左翼ですが、私は大好きな映画監督の一人です。
この柔軟な姿勢をもって、今後も映画批評をたまにしていきたいと思います〜〜
んじゃ、よろしこ。 -
Re: あの湯屋が・・・・
2007/09/02 by
キモチワルイ
評論家っていうのは自分の意見が絶対正しいと思い込みすぎて気持ち悪いです
主観的に異常に批判して
異論が出るような書き込みをして
自分を目立たせようとするのも
気持ち悪いです -
Re: あの湯屋が・・・・
2007/09/02 by
月踊り
主を擁護するワケじゃないですけど
“気持ち悪い”ってこういう使い方をするんですか?
自分の書き込みでも使われたんで、不思議でしょうがないんです。流行りの言葉使い(遣いと書きたくないんで)なんですか?
“気分が悪い”なら解るんですが。
まあ、確かにこの主のこの書き込みは偏執狂的な異常さを感じさせるのは確かですけど。
ただ、一般論で評論家全体に偏見を持っちゃあいけないですよ。 -
Re: あの湯屋が・・・・
2007/09/02 by
気持ち
気持ち悪いってのはエヴァです
エヴァの影響です
気持ち悪い・・
いや訂正
気持ち悪い→見苦しい -
Re: あの湯屋が・・・・
2007/09/17 by
蛇足がなけりゃ
スレ主さん、本物の目というかリアルの目かな。
『リアル 千と千尋の神隠し』があるとすれば
けっこう言い得て妙かも。
前半は、意外といいこと書いてるんだけどな。
後半は監督親子への批判でしかない。
蛇足
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