僕の、世界の中心は、君だ。 (2005)
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波浪注意報
2006/09/01
by
むぎわら帽子のジミー
解説不要のリメイク版ですが、オリジナルは知りません。いずれにせよ内容が食傷ぎみの難病ラブストーリーだったので、私的には期待度ゼロ。でも、そのせいかよけいな先入観なく作品世界に浸れました。
この作品は舞台設定がいいですねぇ。別に海辺でなくても物語を当てはめることができるけど、恋愛というのはそのとき過ごした風景も美しい記憶に残るので、舞台選びは大切。女性の方からアプローチするという序盤の展開は少々疑問ながら、普遍的な初恋物語としては悪くないデキです。
ふつうに恋に落ちて、けんかもするが楽しい時間を過ごし、やがて悲しい事実が明らかになってふたりの恋を蝕んでいく。何のひねりもないけど、これは最初から意図しているのでしょう。そのストレートさが心地よい。
ただ、この恋愛を通じてスホの成長が描かれていない点や、スウンに対するこだわりが強すぎて忘れられないでいる点などが気になりました。たしかにひとりの女性を変わらず愛しつづけるのはいとおしいことですが、その出来事を乗り越えて力強く生きていく姿勢がなによりも大切なのではないでしょうか。いつまでたっても初恋の女性が世界の中心にいるのは、恋愛に誠実なのではなく、人生観が幼すぎるだけ、という気がする。
2006/08/26 TOHOシネマズ 名古屋ベイシティ(Pre.2)
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